やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 ワタミの宅食で11ヶ月頑張りました
02 ワタミの宅食でパートをした理由
03 世田谷地区進出の初出勤
04 安全な食事を安全にお届け
05 ワタミのまごころさんは身だしなみから
06 お試し5日間コース注文
07 お客様とのお付き合い/その1
08 お客様とのお付き合い/その2
09 お客様とのお付き合い/その3
10 雨が降ろうが、槍が降ろうが…
11 パート中のトラブルいろいろ
12 歳末のワタミは売り込みで多忙
13 大雪では自転車を押して配達
14 ワタミ最終章は 仲間との思い出
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ワタミの宅食でパート

03 世田谷地区進出の初出勤

都内初の出店で、颯爽と5月の街へ

折込広告での応募、会社説明会、個人面接、決定電話、オリエンテーションを経て、新出張所へ。
ワタミからの貸与の電動自転車組と、自家用車組に分かれての始動。

私は電動自転車は始めての経験だったので、前々日に練習に出向き練習した。
最初の踏み出しが強いと、いきなり加速するので注意が必要。
後は普通の自転車と変わりはなく、車体が重いのも慣れれば大丈夫そう。

新車で1人1台、鍵に名札が付けてあり、専用車になっている。
荷台には目立つ青の保冷用の箱が付き、オレンジ色の「ワタミタクショク」の文字が鮮やか。
1人ずつ専用なので、自宅からの通所にも使用可能だが、ちょっと勇気がいる。
ただし、この箱は取り外せるため、自宅からの通所用として使用していた人も居た。

私は自分の乗りなれた自転車で通所、電動の仕事用自転車に乗り換えて仕事をすることに。
確かに坂道の多い世田谷区内では、電動自転車はとても楽なのだが、「仕事とは切り離したい」と言う気もしていた。
そういう私のために、配達地域は考えてくれていて、自宅周辺ではなく、出張所近くの地区担当にしてくれた。

早速、出所初日(前の週の水曜日)は地図の確認。
すでに申し込みはあり、住所と照らし合わせての場所の確認と、ご挨拶と集金の電話で出張所内は大騒ぎ。
コピー機が空くまでは、領収書にスタンプを押して、自分の携帯電話の番号を記入。
仕事中にも連絡がとりやすいように、携帯電話は必需品なのだ。

そして、コピー機で世田谷区内の地図帳をコピーする。
地区が広い自動車組は、もう大変な数になってしまう。
ユフィは4町内なので、全部で8枚くらいのコピーだった。

住所の確認をしながら携帯で電話、近くの目印を教えてもらう。
60分以内に伺うことを伝え、先に申込書のコピーを見ながら、領収書に名前と金額を書き込んで印鑑を押して準備。
これを先にしておかないと、お客様先でモタモタと時間が掛かってご迷惑だ。

最初のお客様は4,5件と少なかったし、配達は来週の月曜日からなので、この日は挨拶と翌週からの集金と、受け持ち区域内へのチラシの配布になる。
仕事用自転車で初出動。5月の風が快い。

ユフィは午前中に仕事することを選択。
夕方の5時までに配達することが目標なので、時間帯は自由に決められるため、働きやすいかも。
主婦にとっては朝の家事を済ませて、出所する午前中の仕事がベストだと思う。
帰りに買い物を済ませて、帰宅後はのんびりできるから。

何しろ、若い頃からファッション誌や料理誌の編集という仕事できたユフィは、お客様相手の接客は始めてのこと。
当然集金も初めてなので、最初はモタモタと頼りないこと頼りないこと。
数字に弱いため、暗算は全くの苦手。
そのために何個で何が幾らになる、という表の用意もあり、割引の計算もできていたのでとても助かった。
と言うことで、初日は言葉使いだけは合格点でも、接客は?だったように思う。

帰宅後、地図8枚を張り合わせる作業をした。
1枚ずつ別々では、これから増えていくお客様の家を把握し難いと感じたからだ。
色ペンで印をつけ、これは11ヶ月間活躍することになる。
続行中のお宅、お休みのお宅、止めたお宅、と色分けをしたので一目瞭然。
家々を回る順番も覚えやすくなった。

自動車組は大変だったみたい。
世田谷区内は細い道が多く、一方通行が複雑に入り組んでいる。
出所の際の止める場所の確保しての積み込み、配達場所での駐車の確保も、自転車の比ではなく難しい。
車体には、オレンジ色の「ワタミのタクショク」のマジック式のマークを張る。
はがしたり、張ったりも面倒だったようだ。

まだ、配達の話にもいけない、この話は長くなりそうなので、急遽連載に変更になった。
次は何を書くか、ただ今思案中。
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