やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
読切
Powered by amaprop.net
TOP > クローゼット > 世の中のファッション

フィギュアスケート/浅田真央 エキシビジョン衣装

高島屋の無料で見られる真央の軌跡

2014年4月8日から、日本橋高島屋で『スマイル 浅田真央 23年の軌跡展』が始まった。
テレビも各局で報道したらしいが、ユフィもチャンネル回していて偶然見かけて気づいた。

等身大のフィギュアもあり、パネル写真100点や衣装の実物が30点、バンクーバーオリンピックでの銀メダルを始めとするメダルが20点も展示されている様子。
前回のフジテレビでの衣装展は有料だったらしいのだが、高島屋では無料で、しかも今後8月までに、名古屋・大阪・横浜・京都の各高島屋での展示が続く様子。

なんだか引退間近と言う感じがしないでもない。
テレビの朝の放送で、「真央の衣装は伊藤みどり選手のものだった」という表題で、二人が同じ衣装を着けて演技している写真を見せてくれた。

やはり伊藤選手にはぴったりの雰囲気で、紫に白い花の衣装も、華やかな彩りのトップと濃紫の衣装も「なるほどなぁ」という感想。
しかも別の衣装ではアレンジもされていて、村上選手が着用したりもしていて、なんだか微笑ましい。
同じ名古屋出身で、同じ山田コーチだからなのだろう。


さて、やま玉サイトの「真央ちゃん衣装」は11年前からのエキシビジョンへ。


フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
02~03年の真央は、まだ素顔に近い「メイクをしているのか、いないのか、幼い雰囲気のまま」なのに、衣装はやや大人っぽくて、少しだけアンバランスかもしれない。
『インカダンス&アンデス』は、このシーズンのフリー曲と同じだが、フリーのときは伊藤みどり選手の「紫に白い花の衣装」だったから、濃いピンクと黒の衣装は自前なのかも…。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
04~05年の『ビック・ユア・アクセル』では、珍しい黒のパンツスタイルだ。
こういうスタイルになると、足が長いのがよく分かる。
表情はまだまだ子供で、色気はまったく無いけれど、精一杯大人を演じているのかな?
トップがよく見えないのだが、スリップスタイルで彩りは華やかみたい。
胸がまだ無いようなのだが、現在でもバストは殆ど発達していないから、回転はしやすい
同じ曲でもうひとつは、ピンクに赤のリボン使いで愛らしい。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
05~06年のシーズン『オズの魔法使い』。
薄いブルーに胸にピンクのリボンという、ドロシーにぴったりの夢のような時間だったろう。
とてもナイーブで、少女らしさのある衣装だと思う。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
やっと飼ってもらった愛犬との登場は、06~07年のシーズンだった。
前年に続いての『オズの魔法使い』で、まさに物語にぴったりの少女だ。
鮮やかなブルーに白が利いた衣装で、素顔の真央が笑っている。
もうひとつのエキシビジョンが「カルメン」で、正反対のショッキングピンクと黒の衣装。
3年前のと同じデザインなのだが、少しは大人の雰囲気も出てきている?



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
07~08年の『ソー・ディープ・イズ・ザ・ナイト』では、もう少女と言うより大人になりつつあるのが感じられる。
デザインはシンプルなのだが、胸から腕を覆った部分にはラインストーンが散りばめられていて、素肌が光っているようなデザインが大人の雰囲気を出している。
胸元のレース、手首の飾り、左裾のレース飾りが優雅な雰囲気。
色も青のグラデーションというのが利いていて、夜空の印象かなあ。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
08~09年のシーズンでは、これまでの真央には無かった個性的な衣装が2点。
『ボル・ウナ・カベサ・パジャドーラ』と『シング・シング・シング』で、黒い帽子がよく似合っているし、長い足が非常に印象的なパンツスタイルと、大きな水玉模様が軽快なワンピース姿。
白黒の組み合わせは、今までの真央にはなかったように思う。
溌剌とした笑顔が、試合の緊張感とは違っていて、とても楽しそう。

フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
もう1点は、黒と赤のはっきりした艶やかな衣装で、大人への階段を上がっている笑顔かな。
10代後半、いよいよ綺麗になっていく途中…。



http://momolunafever.blog64.fc2.com/
次の衣装もかなり大人の雰囲気だ。
09~10年のシーズンは『カプリーズ』の、カルメン風な装い。
黒を基調にしたもので、ショッキングピンクが利いているし、大胆な胸元が目を引く。
髪の花飾りが赤いのがミスマッチ? ライティングの加減かも知れないが…。
バンクーバー・オリンピックでのエキシビジョンでも、この衣装だったみたい。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
次のシーズンはガラリと変わって、おとなしやかなバレリーナスタイル。
10~11年のシーズンは『バラード第1番ト短調』の静かな曲に乗って静かに舞った。
白と黒という対照的な2着の衣装は、白は大人の女性を、黒は白い襟で可憐な少女を連想させている。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
11~12年のシーズンは、『誓いのジュピター』での和服をアレンジしたようなデザインが印象的。
広がった袖ぐちやフリルの無いスカート、ウエスト部分の広い飾り、というエキゾチックな衣装で、真央らしくないといえばそうかもしれない。



エキシビションの新プログラムを披露した浅田真央(21日)=杉本昌大撮影
次はいかにも真央らしい『メリー・ポピンズ』での衣装で、12~13年のシーズン。
ショートのオレンジ、フリーの白鳥の衣装とはガラリと変わってのメルヘンスタイル。
白のワンピース姿も初々しく、また10代の真央が戻ってきた、と言う感じ。



フィギュアスケート・コスチューム図鑑
http://seesaawiki.jp/w/costume_skating/
そして、最後になるかもしれない競技生活を締めた13~14年のシーズンの衣装は、『スマイル』のゴールドジャージーのシンプルなもの。
胸元のドレープが薄い胸を隠しているから好き、とはサーヤの言葉。
手足が長く、顔が小さいスタイル抜群の真央の唯一の欠点は、「胸がない」こと。
もっとも胸が大きかったら飛べないだろうし、邪魔になるだけだから、フィギュアスケーターにとっては良いのかも知れないのだが…。


【サーヤのコメント】
様々な色彩のエキシビション衣装だが、よく見てみると「黒・赤・ピンク・青・水色・白」ばかりで競技用と比べると選ぶ色彩の幅は少ないようだ。最後のベージュ・ゴールド色がかなり珍しいくらい。最後に独特的な色を選び、23年間の軌跡の展示会もやるので、何となく「引退するのかな」という気がしてくる。
真央ちゃんは昔の日本女性の顔立ちで「お雛様」「菩薩」のようだと言われている。確かに振袖などは似合うのだが、「ジュピター」はしっくりこない気がする。デザインはよく出来ていて好きなのだが…もしかしたら革新的なのが合いにくいのかも。「メリーポピンズ」や「オズの魔法使い」ドロシーのように昔の衣装を再現するようなものだと、ピッタリするしね。「バラード」の黒衣装も伝統的な学生服のようで可愛らしかったし。
個人的には「カプリース」と「スマイル」がお気に入り。カプリースは演技が見事なうえに、大胆な衣装とよく合っていたので記憶に残っている。「スマイル」はスタイル抜群さを強調しつつ、欠点…をフォローし、23歳相応の色っぽさが出ていたので。
今度はアイスショーで出演する機会があるかもしれないが、ぜひ久々のパンツスタイルで出てきて欲しい。すごーく長い足が生きて目を引きそうなので!


フィギュアスケート衣装の記事はこちらにも書いています。
 2013 フィギュアスケートのファッション/浅田真央
 2013 フィギュアスケート日本男子の衣装に思う
 ソチオリンピック/フィギュアの男子ファッション
 ソチオリンピック/フィギュア女子華やかに厳しい戦いのファッション
 ソチオリンピック/エキシビジョン衣装あれこれ
 フィギュアスケート/高橋大輔のファッション歴史
 フィギュアスケート/浅田真央 闘う衣装のいろいろ
 浅田真央23年の軌跡展 なんと素晴らしい展示の数々
 羽生選手 15~16年のシリーズの衣装は フェミニンじゃあない
 浅田真央復帰戦は一喜一憂
当サイト「娯楽室」-「スポーツ」にこちらも書いています。
 ソチオリンピック フィギュアスケートに物申す
Powered by amaprop.net
▲ページTOP