やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 自分では後頭部は見えません
02 仕方なく美容院頼みに
03 光で染まった簡単ヘアカラー
04 ふんわり柔らかな染め上がりがお気に入り
05 お母さんにはもっと若くなって欲しいから
06 ヘアカラー体験「ルプルプ」
07 緑から黒、栗色、そして青くなる
08 ヘアカラー美容院巡り 青い髪をどうする?
09 昔ながらの白髪染め・ビゲンにたどり着く
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ヘアカラー10年の歴史

08 ヘアカラー美容院巡り 青い髪をどうする?

最後はやはり美容院頼み 

一番最初の市販のヘアカラーの失敗からは、美容院でのヘアカラーにすることにしたユフィ。
その美容院探しから、気に入っていた美容院、1度だけ浮気した美容院、安くてまあまあの美容院、そして現在の状態について書いていく。

若い頃はともかく、結婚してから美容院はあまり利用しなかった。
必要なときは渋谷の繁華街にあった、10代の頃からの行きつけの美容院に通っていたが、オーナーがお歳を召して閉めたので、その後は必要なときに行き当たりばったりの利用。
そんな状態では、当然お気に入りの店は見つからない。

私鉄沿線の住宅街に住むため、美容院は少なくはないのだが、なんとなく今一つ。
ヘアカラーを、仕事の初めてのミーティングまでに済ませなくてはならない状態で、行きたい美容院が見当たらない。
1駅先の気になっていた美容院に決めた。根拠は少し安かったから…。

失敗に懲りずに、まだケチ精神はしっかりある。
ここのオーナーが始めてのヘアカラーということで喜んでくれ、カット、パーマ、ヘアカラーのセットでいろいろ相談しながら仕上げてくれた。
高級店ではないので、市価より1/3くらいは安かったと思う。

色味もカットもまあ気に入って通っていたのだが、ある時オーナー不在で仕方なく他の人にやってもらって失敗。次に行ったときの、応対が良くなかった。
要するに軽く見られたので、しっかりプライドが傷ついてしまう。
ユフィはプライドだけは高い、扱いにくい中年女なのだ。

次に見つけたのが、最近出来たばかりの美容院。
なんとなく客層が良い。若い女性が多くて、しかもスタイルが今風。
知人から「最初は平服でなく、しっかりお洒落して行くと大切に扱ってもらえる」というアドバイスがあり、街に出掛けるような服とリング・ペンダント(もちろん本物の宝石)の盛装で、徒歩2分のヘアサロンへ。

なんでも初めの印象が大切。
しっかりばっちり近くの高級住宅街の奥様に見られた様子で「やったね!」。
このオーナーの腕が、すこぶる良い。
私好みのヘアスタイルはすぐに掴み、いつも最高の状態に。

しかも和服の正装の時のヘアスタイルが、何十年間の美容院の中で最高だった。
私の好みと、似合うと思って結ってくれた彼のスタイルがぴったりだったのだ。
ただ、ものすごく高い。

ヘアカット・パーマ・ヘアカラーで3万円近い出費は辛い。
パーマはやめても、2万円越え。
仕事のある内は5~6年通ったが、仕事を止めてからは断念した。
サーヤはユフィの紹介で、今でははすっかりお得意さんだ。

そして、自分でのヘアカラー復活。
美容院通いの合間のサンカラーから、美容院でのカラーを止めてのカラー・ド・ボーテを経て、DHC・ルプルプ・利尻と続く訳だが、その間何回かは美容院にも行っている。
自分では出来ないカットや、自分流のヘアカラーでは困る場合に限られるのだが…。

1件は近くの新開店。
天然染料での優しい仕上がりのヘアカラーの店で、ソフトな染め上がりが欲しい私の希望に添いすぎて、まったく染めていなかった状態と同じに。
オーナーが気にして「やり直します」とは言ったのだが、2度と行くことはなかった。

後は安さが売りの1件。ここはまあまあだった。
カラー・ド・ボーテの緑色をうまくなだめ、仕上がりが望みに近かったから。
でも1年後にはなくなっていた。下北沢は何の店にしろ回転が速い。

次に前の店と同じくらいに安い、ヘアカットとカラーで5~6千円のところ。
ここでも緑色にこだわっていたが、しっかり隠した色合いに染めてくれた。
どの美容院でも、思った色合いにするためのノウハウはある様子で、お客カードにしっかり記入をしてあるから、次も同じ色合いに仕上がる。
何かイベントごとがある際は、美容院利用が無難。

ということで、何ヶ月ぶりかの美容院に出向いたのが、この店。
グリーンではなくブルーのヘアスタイルで…。
ここでばっさりとブルーの部分を切り落とし、ユフィとしては珍しく耳下までのショートへアに。
耳下ならショートとは言えないのだが、ユフィにしたら人生で一番の短さ。
ブルーを切り落とす為には仕方が無かった。

ただし、前の利尻での写真ではあんまりなので、残っていたカラー・ド・ボーテのディープブラウンで、一応少しはごまかしては行ったけれど…。
「グリーンの次はブルーになったのよ」と話ながら、色味を相談する。
「全くブルーが見えなくはならないかも…」と言いながら、適当な色合いに収めるのが専門家。
濃いめの茶系のヘアカラーで

そして、やっと落ち着いたヘアーの部分白髪染めに、昔ながらの粉の白髪染め「ビゲン」が登場する。
元美容師の知人からの勧めで使用を始めたのだが、今現在も使用中。
お陰で『ブルーはすっかり見えなくなっている』ようだ。
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