やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 母の仏壇は五十年前の父の仏壇 一緒には入っていない
02 仏壇の花は自給自足できる?
03 鈴の音が気に入らない・買い換えた
04 ネットリサーチの結果の新盆
05 湯のみ茶碗は春は牡丹 秋に菊
06 線香立てに灰がいっぱい
07 線香に火をつける話あれこれ
08 線香立ての灰が汚いし足らなくなる
09 アマゾンで香炉灰を購入
10 アマゾン購入の線香は煙・香り無しの「ZERO」
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仏壇物語

09 アマゾンで香炉灰を購入

何でもアマゾンで手に入る時代

前回に書いた「08 線香立ての灰が汚いし足らなくなる」状態に我慢していたが、そろそろ我慢の限界。
線香立ていっぱいに燃え残りの線香が、黒っぽく溜まってしまったから。
新しい線香が立たないくらいにいっぱい、って単なるズボラ状態じゃない?
灰いっぱい

灰が欲しくても、以前のように気軽に買いに行くことはできない。
最近は「仏具屋」もどんどん閉店してしまって、下北沢にも渋谷にも無くなった。
三軒茶屋に1軒あるのは知っているが、バスに乗って買いに行くのもちょっと…。

自転車に乗っていたときなら、30分も掛らないで往復可能だが、バスでは1時間は掛るだろう。
線香立ての灰1袋の為に、時間を取るのは躊躇われる。
が、我慢の限界で「アマゾンならあるかも」と思いつく。

で、検索してみたら「ありました、香炉灰」が…。
大きな線香立てなら1袋使用なのだろうが、我が家のはとても小型なので1袋で充分そうだ。
サーヤに早速頼んでもらって、ついでにお線香も頼んだ。

お線香は売切れで少し時間が掛るらしく、先に灰が届く。
早速、線香立てを綺麗にすることにしたが、網ですくってもすくっても線香の燃え残りが次々と出てきてビックリするくらいに…。
ズボラもここまで来るとた「すごいよなあ」と感心しちゃう。
燃え残りいっぱい

コンビニ購入の「毎日香」は、香りは厭に強くしかも燃え残りが汚らしい。
黒っぽい燃え残りで灰が黒くなるのだが、それでも半分くらいは香炉に残った。
新しい灰「マルエス 特選 高級香炉灰」は白くてサラサラ状態、少しだけ混ぜ合わせて整えてみる。

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新しい灰
白と黒の灰

灰の色も落ち着いたし、状態もやわらかく線香が立てやすそうにはなったみたい。
12月はこれで我慢して、まだのこっている毎日香を使い切るつもり。
新しい線香は正月から上げることにし、灰も正月から真っ白にしようっと。
合わせた灰


香炉灰についてのリサーチ

わら灰と白い灰があるようだ。
わら灰はそのまま藁を燃やして作っているようで、とても安いのだが使い捨て感覚みたい。
ただし線香用ではなくて、香道で使う場合のようだが…。

白灰は、珪砂(けいさ)・珪藻土(けいそうど)の香炉灰と書かれている。
珪藻土とは、植物性プランクトン(珪藻)が、長年にわたり海底や湖底に堆積して化石化した自然素材なのだとか。

さらに水晶灰というソーダライム、シリケートガラス(いわゆる天然石の粉)の商品もあるらしい。
「お線香」でリサーチすると、いろいろなことも学べそうだが、要するに高価な灰を使用して高価な線香を焚くと灰は綺麗なまま残るのだそう。

今回のコンビニ購入の線香は、間に合わせだけに全くの失敗だった。
アマゾンでも高級品は手に入るから、今回灰と一緒に注文の線香の燃え具合をよく確認しなくては…。
毎朝線香を上げて調えるユフィが手間隙かからない方法が一番なのだから…。
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