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「ヴァン ドゥ リュド」細くて長いソバ・バケットの食べ方に失敗

味は良いのに4日置いたのが悪った

サーヤが今年初めての「ヴァン ドゥ リュド」のパンを購入してきたのが、1月5日の月曜日、会社の初出勤日だった。
内容はお気に入りの「アップルパイ」「スイートポテトデニッシュ」と「ソバ粉のバケット」。

このお店では、パンは紙の袋に入った状態になっている。
バケットも長い紙袋に入っていて、透明なパン用の袋が付いてはいた。
ここでユフィが大失敗をしてしまったのだろう。
細長いソバ・バケット

先にパイとデニッシュをトーストして2日間食べてから、バケットを食べたのが間違い。
木曜日にバケットをトーストするために、パン切り包丁で切ろうとしてビックリ。
全然刃が入らないくらいに、ガチガチに固まっていたのだ。

なんとか5センチ幅くらいに切り、トーストして朝食に。
食べ難いこと、硬いこと、ポロポロこぼれるし、しっかりと噛みながら反省しきり。
少し酸っぱいのが特徴らしいのだが、味わいは悪くはない、ただ固いだけ
やっと切ったバケット

サーヤが「どうするの、捨てなきゃダメかな」と言う。
反省していたユフィは「フレンチトーストにしてみる」と答えた。
固くなったパンのお救い調理は、牛乳と卵に浸すしかないのだから…。

半分は「どうかな?」と疑問だったが、「捨てる」などとんでもないこと。
そば粉だけに色合いはかなり濃くて、おいしそうには見えないが、味わいは深かったから「チーズなどに合わせた食べ方ならいけそう」と考えて、残りをフレンチ用とカナッペ用に切り分けて透明な袋に保存する。
切り分けたバケット

ただし、細く切るのは大変な作業で、長いパン切り包丁の端から端まで使っての作業。
切りながら「今度からは、買ってきた日に切り分けて冷凍する」と決心する。
この店では様々なパンを味わったのだが、「フランスパン系統」はまだだったので注文しての味わいだったから、半分はユフィの怠慢でもあるのだ。

次の朝のフレンチトーストは、バターでこんがり焼いて少しは軟らかく食べられたが、シュガー味が今ひとつだったのだ。
普通のフランスパンと違って、そば粉のバケットだから、シュガーをかけるよりはハムやチーズと合わせたほうがベストだったと思われる。
サーヤにも「本場フランスではそば粉はクレープに使うのだから」と説明する。

経験豊富でも、「フレンチトーストは甘いもの」と言う思い込みが邪魔をしたということ。
しかも写真を撮ることも忘れた…。
色合いが綺麗ではないから、写真栄えはしなかったろうが、味わいも「美味しいね」には届かず、「しっかりとした味は残っているね」がサーヤの印象。

日曜日の洋食系の夕食には、チーズとハムでトライしてみるつもり。
で、その結果は、「固くて口の中を切りそう…」がジャックの感想。
「やっぱりチーズとハムとの相性が抜群」で、ソバ・バケットはカナッペ風が正解だった。
パケットとチーズとハム

後は小麦粉のバケットがまだなので、来週は購入してきてくれるらしい。
「ドライトマト入り」とか、「オーツ麦使用」「国産とフランス産の小麦」とか、何種類かのバケットもある様子なので、楽しみにしている。

今度はしっかりと、切り分けての冷凍を忘れないようにしなないと…。
さっきテレビで「真空調理器」のコマーシャルをやっていたけれど、真空パックもよさそうに見えるが、まずはお金の掛からない冷凍保存でトライしてからのこと。
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