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2018年 御節は『板前魂~マイおせち~』での単品注文

来年のおせち注文 何にする?

と言う会話が始まるのが、だんだん早くなって来た。
9月に入ってすぐ、サーヤから言われて「えっ、いくらなんでも早すぎない?」とユフィ。
「だって10月に入ると『早割り注文』終わって定価になるし…」と言われて絶句

何年か前に『和洋中おせち三段セット』がとても気に入って、次の歳11月頃検索したら「売り切れ状態」しまった!
以後店仕舞いしたのか検索不能になった経緯がある。
それからは「思いつき」「衝動買い」の何件かを経て、なかなか定着しない新年が続いている。

昨年は仮住まいから引越しの慌しい中、仮住まいで「御節専門店・板前魂」で早々に注文し、リフォーム成ったマンションに師走に引越して受け取ったっけ(あぁ、忙しない)
落ち着いたことだし、急がなくても良いとのんびりしているユフィに「早割りが無くなるから急いだほうが良い」とサーヤ、もうとても渋い懐次第…。

この夏、「世帯主の変更届け」をしたばかりで、世帯主としての言動が多くなってもいるので、「払うのは誰」的な威圧感さえ漂っていて仕方ないから従うことにした。
歳をとったら子に従うのは当然なのだが、少し寂しい気もする…。

歳を重ねて 御節は全てを食べきれない

まだ御節の広告は来ていないので、ネット検索する。
何処の御節も魅力的ではないし、我が家は家族の好きなものが別々なので選定が難しい。
和風ではサーヤが喜ばないし、中華や洋風ではジャックが楽しめない。

つくづく今は無い『匠膳』が恋しいのは、北海道からの味が満載でしかも和洋中の三段構成だったからだが、和は酒の肴に良し、洋と中華は食べ応え充分で味も良かった。
しっかりと読み直した2013年のお節は北海道・匠膳

お重の一段でも、元旦には食べきれないのに、鯛を焼き、お煮しめも作って、黒豆まで炊いて(ジャックは固くて甘いのが好み)、お刺身やら、冷凍品やら、何かと足すのだから食べきれなくなってきている。

残り物の処理はユフィが何かと工夫することにもなるし、三段重は必要ないかも…。
「だって、お煮しめも鯛も刺身も別に作るんでしょ。沢山は必要ないよね」と念を押されてしまった
で、サーヤ曰く「一品ずつ必要な料理だけ注文できるお節」があると…。
売る側もいろいろ考えているよね。
若い世帯が多いと「昔風の料亭の味」は敬遠されるし、かと言って洋風ばかりでは正月らしくないし、板ばさみの主婦の気持ちが良く分かっているのかな?

引用/マイおせち

冷蔵庫に納まる程度で充分

我が家の場合は年寄り夫婦と独身娘の三人暮らしだが、それぞれに味の好みに違いがある。
若い子どもの小さい家庭では、お節は全く人気が無いだろうし、三世帯同居の場合でも好みが世代毎に違うだろうし、「和洋中のお節」が人気なのは当然。

昔と違って冷蔵庫も大きいし、コンビニは年中無休だし、足りないものはすぐに揃うし、昔のように師走に買い物に行き、多くの食材を買い出して料理を作る時代ではなくなった。
冷凍もので間に合うと言うか、その方が美味しかったりするのだから、主婦には有難い。

別々の料理を注文して、一緒に配達されるので、冷蔵庫で場所を取らないで済む。
サーヤと2人で料理を選別、必然的にジャックの好きなものやサーヤの好物が中心になる。
ユフィは遠慮して「かずのこ」「帆立貝」「かに」などは生協で注文したが、量的にも個別お節で注文したほうが安いかも…

鯛は毎年「生の一匹鯛」を求めて、塩焼きにするのが我が家流なのだが、見つからない…。
下北沢のスーパー「オオゼキ」では、毎年大きめの生の一匹を求めて半身を刺身用に、半身を焼用に下処理してもらっていたが、江東区のスーパーにはそのようなシステムが無いみたい。

去年は我慢して「焼き鯛」を購入したが今年は何とか手に入れたいと頑張った。
あった、ありました!生の一匹ものの鯛が…
月島のスーパーで「もしかしたら」のカンがぴったり、手ごろな近海もの中鯛を入手出来たのだ。
暮れの27日に見つけて調理が頼めないようだったので、頑張ってウロコを跳ね飛ばしながら取り除き、内臓を出してから薄く塩をして冷蔵庫に保管、多分大丈夫…。
後は焼くことを考えれば良いだけ…。

しっかりと食べきりました

暮れの30日、届いた荷物は小ぶりなダンボール一つ。


お重は無いので個々に袋詰めされ、冷凍状態で入っているから、ただ包んだだけのもの。



例年なら白木などのお重の詰め合わせなので、一段ずつ冷蔵庫に保管するが、今回は包みをそのまま冷蔵庫に突っ込んで解凍してしまった。




楽だけど、重みは無いのはいたし方も無い。


お重は出すのが面倒だし、詰めるのも時間が掛かるので、小皿をたくさん用意した。
少しずつ盛り合わせて各人のマットにセットするのだ。

食べ切りサイズで、3~4人分だから、小皿に分けて丁度良い量
元旦は『合鴨ロース・鱈の旨煮・金糸紅白結び』『小鯛柚子庵漬・サラミ風鶏肉巻き・チキン三昧』+お雑煮・焼鯛・黒豆・蒲鉾・お煮しめ・刺身等々。



二日目は、『くるみ甘露煮・胡麻ポテト』『鮭とイカのかす漬け・黒糖黒酢肉団子・鱈の旨煮・胡麻団子』とっても小さな『箱入りおこわ』で中華風に。
そして、お汁粉とお煮しめに黒豆等々。


 

三日目は、洋風で『海鮮ミックスマリネ・ディップ』『サーモンテリーヌ・ローストビーフ・サラミ』『伊勢海老のテルミドール』+フランスパン等。
お歳暮で頂いた肉系が入っているが、まずまずのお料理で満腹。





と言う訳で無事お節は済ませました。
かなり食べ切ったので、来年も単品で行くかも知れません。
サーヤの気持ち次第と老いた両親のお腹具合で相談ですね。
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