やましたさんちの玉手箱
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お隣からのおすそ分け ジャンボな鷲尾梨

いつもおすそ分けをありがとうございます

丁度我が家のお茶の時間、日曜日の午後4時過ぎ、インターフォンが鳴ってフルーツのおすそ分けが届いた。
数えてみれば、母存命中にはメロン、四国のお嬢さんを訪ねての期間は種々様々なみかん、時々のおすそ分けは恒例になっていた。

お隣の旦那様は「特許関係の弁護士事務所経営」で、様々な掛かり合いから「お礼の届け物」が多いらしいのだ。
メロンは母の大好物だったから、毎年楽しみにしていたほど。
我が家では、ジャックとサーヤがメロンが苦手で、あまり購入することはなかったから、とても有難い頂き物だったのだ。

昨年のお嬢さんの四国行きでは、詳しい話しは聞けなかったが、何回も四国に奥さんが行き、必ずお土産に「みかん」を持ってきて下さった。
今回の梨は、小さなビニールの袋に入っていて、しかも1個だけなのにずっしりと重い。
大きい梨

食卓で袋から出すと、思わず「うわあ、大きい」と声が上がった位の大きさ。
ちょっとしたメロン並みの大きさがある。
『ジャンボなおいしさ とろける甘さ』『荒尾梨 熊本県』と包み紙に記されていて、「有名なのだろうな」と感じられる。
白地にオレンジの包み紙

そりゃ、お礼の贈り物なのだから、特別製のフルーツなのだろう。
早速レサーチすると、昭和始めから熊本県の鷲尾市で栽培の始まった《新高》という品種らしく、露地栽培の樹上(木なり)完熟で「甘くてフルーティ」、一玉ずつもぎ取って秤にかけるそうだ。

一玉の重さが1kg近くのものが多く、贈答品として多くが出荷されている様子で、10月半ばで早くも完売状態らしい。
10月始めの気温が下がった頃、甘味も増して美味しくなるとのこと。
美味しく食べられる時季なので、翌日のカレー曜日・月曜のデザートとして早速頂いた。
大きくて硬い

赤ちゃんの頭ほどもある梨、包丁がすぐには入らないほどの硬さがある。
1/2個を6等分のくし型に切り、塩水で変色を防ぐ。
塩水に浸す

少し大きめの皿に盛ったが、存在感が凄い。
母の仏前用に一切れ小皿に盛って、お線香と共にあげる。
存在感のある大きなくし型
仏前に一切れ

食後美味しく頂いたが、ジューシーで硬く歯ごたえも食べ応えも充分で、梨が好物のジャックは満足したらしい。
「ちょっと甘味が足りないかな」とのこと。
大きいだけに少しだけ『大味なのかもしれない』。

ともあれ、珍しい味を頂いて満足したことは確かだ。
『みかん』のときにも、色々な味わいと名前で楽しませてもらったので、いろいろとあるけれど感謝はしないとね。
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