やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
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右手首にヒビが…

思わぬ出来事・歳はとりたくない

転ばないようにしていたのに、忙しいのにまったく…。
ことの起こりは台所の食器棚交換、なんと3段の棚の底が2段抜けちゃった…。
そもそも重い食器を入れるための棚ではなく、食材や箸、スプーンや小皿等の軽い物用の棚。

狭い台所に背の高い食器棚を入れたくなかったユフィ。
使い勝手の良さと耐久力は別ものということ。
サーヤにお願いして、しっかりとした食器棚風の低く長い棚に入れ替えてもらった。

業者さんが、古いものと新しいものを入れ替えに来てくれた時。
新しい棚に不備を見つけた業者さん、古い棚を運び出して新しい棚を入れる前に、私達に確認をしてもらおうとドア前でジャックと相談中。

ジャックが呼ぶので「何事ならん」とユフィが駆けつけようと走った…。
床を傷つけないよう敷いていた布、くしゃくしゃと波打っているのに、駆け出したから…。
どうなったかは、お分かりですよね

見事にスリッパの足先を引っ掛けて、前のめりにスッテン!
顔までは打たなかったが、慌てて起き直りドア外へ。
不備は、棚の裏側の傷だった、置いたら見えないし気にならないし…。

後日新しいものと取り替えるというのを、そのまま入れてもらう事にした。
またまた大騒ぎの末、食器類の入れ替えをしなくっちゃならないなんて。
そこまでは落ち着いてことを終えたが、右手首がズキズキと傷む。

とにかく凄い勢いで転んだから「どこか折れているかも」と心配した家族。
金曜日だし、夕方6時までには時間がある「すぐに外科に行くよう」サーヤから厳命される。
タクシー代と医者代用にお金もらって、タクシーを拾ってもらい急行。


ヒビ入ってますネ

なにしろ枝川に越して4年、ようやくバスなどには慣れたものの、タクシーに指図は?
で、診察券出して「ここにお願いします」と頼んだ。
カーブスのある東雲キャナルコートの中の病院、そこまで行ったが凄く混んでいた。

「しののめ整形外科・外科クリニック」は、評判が良い。
その分、とても混んでいるのが難点。
案の定、このコロナ渦で椅子席は一つ置き、立っている人も多い。

窓口で診察券を出し、手を消毒し、怪我した経緯を記して待つこと立ったまま2時間と少し。
なんで知っていたのか、この医院…。
思い出せないが、その時も混んでいた記憶はある。

若くてテキパキとした先生、『レントゲン撮りましょう』と一言。
レントゲン室で年配の技師さんに撮ってもらい、再び先生の元に。
「ヒビ入ってますネ、固定しましょう」

最近の骨折用の装備は、簡単明快、パッパッと治療用のギブス?をユフィの手首から肘の半ばまで熱処理で型を取り、湿布して包帯で覆って「来週の金曜日診せてください」と終り。
痛み止めとシップ薬を処方してくれた。

このギブス、調べたら現在主流の治療用のギブスで、「グラスファイバー製」らしい。
強くて軽くて長持ちし、濡れても壊れないという特徴があるらしい。
一度型をとったら、変形も無くピッタリと保護してくれるから、安心は出来るが親指の根元に当たって痛い…(写真は撮り損なった)。


待ち時間がともかくなが~い

この障害の時は5月の連休に入る4月の末。
時期も悪かったので、普通は2.3日で再診なのだが連休に入ちゃった。
金曜日毎の通院で「午前中は混むなら夕方に行け」とサーヤに言われ、金曜日の夕方に行く。

何時に行っても混んでいるのは同じ。
夕方に行くと7時ギリギリになるので、帰りはタクシーで帰宅。
バスとは反対周りの八枝橋方向から帰宅、1000円以内で済んだがちょっと勿体無い…。

大体2時間待ちなので、5回目には午前中にイオンで買い物を先に済ませてから行った。
午前診療ギリギリの11時40分頃、心配することも無く12時10分には終わった。
しかも長いギブス外れて、名前はわからないが手首だけのサポータータイプに。

包帯でぐるぐる巻きの長いギブスから開放され、ヤレヤレ…。
なにしろ指先だけしか動かないから、包丁も握れないし食事もスプーンで不便だし…。
宅配も飽きるし、お金が掛かるし…。

後片付けが出来ないから、サーヤに頼ることになる。
食器洗い乾燥機が活躍、ユフィは洗ってから乾燥だけに使用していたので時間が掛かる。
サーヤは本来の使い方でやっていた(新式に疎い年寄りに勿体無かった訳)。

ユフィの怪我で食器の整理もして、毎日部屋で仕事もして、片付けもして、コロナ渦の閉塞感と相まってサーヤが切れた!
と言っても、5月の半ばからは痛みを押して食事の支度はしていたのだが…。
だから、サポーターになった右手を誰よりもサーヤが喜んだ!


家族は我慢がまんの連続

サポーターになってからは、食事も箸でできるようになった。
食べ物って大切、自分も家族も…。
なるべく手間は省きたいので、生協の冷凍品や惣菜もので楽をした。

食べるものでは何か品数があれば、家族は我慢してくれる。
だんだん品数が減ってきて、淋しい食卓になる場合もあったのだが…。
ジャックが黙って食卓に食器やおかずを運んでくれるようにもなって、エーッ…。

顔を洗えないので、タオルを濡らして拭いたりもしたしたが、サポーターになってからはちょっと外して洗顔が出来る。
手指がが動かせない不便を、1ヶ月近く味わった訳。

その間サーヤが、ギブスを外すと湿布と包帯を巻きなおしてくれた。
約1ヶ月近くの間ずっと…。
いろいろとご不便をかけました、これからは充分に気をつけます、ハイ。

先生は二言目には「転ばないように気をつけて」とおっしゃる。
簡単に「家の中で転んだ」としか伝えてないから仕方ないが…。
そして、この間気付いた…、前歯の先が欠けていることに。

前歯が鋭く尖っていて、原因は前に勢い良く倒れた時、口元は打ち付けなかったように記憶しているが、論より証拠の欠けた歯が、その際の衝撃を物語っている…。
歳はとりたくないもの、2年前大通りでうつぶせに転んだ時も、打ち傷や擦り傷で長く治療したし…。



紺色のサポーターで結構親指も動かせる ヤレヤレ…

「足でなくて良かった」と外科で待つ間、他の患者さんを見て思った。
足だったら通院も不便、毎回タクシーのお世話になる訳だし…。
お金も時間も勿体無いし、第一自分自身が非常に不便だし、もうコリゴリ!
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