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cat door アムール君専用アメリカ製猫扉

 サーヤが、24年正月明けのある日“アム君用の猫扉を付けたい”と言い出しました。このところ、テレワークが常態化してきて、本社への出勤は週に一度、自宅での仕事が殆どとなっています。テレビ会議も多いのですが、困っているのが「比較的、腹時計が正確」なアム君が、10時半ころにジャックが上げることになっている「かつおの生節風おやつ」の時間が近くなると、ウロウロし始めるのです。お昼前にも「カリカリおやつ」、みんなの昼時には「チュール」とおやつロード。部屋中の扉が半開きになっているので、出たり入ったり、落ち着かない、おまけに、時々玄関扉が゛開くと、ヒューと、冷たい風が入ってきたりするようなのです。

 ジャックとしてはどちらでもいいのですが、午後の時間、FMを聞いていると、リビングでユフィが最近、一心に見ている韓国ドラマで、何やらわからない、ハングル言葉の男女が怒鳴り合ったりする声が、ラジオ放送に被ったりすることかよくあるので、まあ、それが防止されるのであれば、反対するいわれはない。費用はサーヤ、工事も業者に頼むと衆議一決。

 ところで、猫扉は今回が初めてではなく、世田谷の住いにいるときにも、アム君の先代・アメリカンショートヘアのトム君、愛称マサムネくんの時代にも、2つの扉、襖と、障子に設置したことがあるのです。(この1件は、当サイト リビング ペットマサムネ編 マサムネのグッズ・アイディア 手作りねこ扉)をご覧いただければ幸い。
  01 手作りねこ扉 ベニヤ二枚切り
  02 手作りねこ扉 襖切り
  03 手作りねこ扉 障子切り

 という訳で、マサムネ君の記事を読んでいただいたかは分かりませんが、今回の設置の様子を紹介します。

 工事の当日、業者さんが抱えてきた「パッケージは英語」。すぐに取り出してくれた説明書も英語だったけれど、日本語版も揃っていました。すぐに読み始め、業者さんから聞いた話は、マサムネ扉とは全くイメージの違うものでした。これは、例えば(多分)広い芝生と、(多分)ウッドデッキのようなベランダのある、(多分)大きな(ガラスの)扉とを結ぶ扉で、遊んでいた犬や猫が“おやつよ(英語で何て言うか分からないが)”という主人の声に、急いで扉をくぐってくるという、まあ、イメージを持つ扉なのでしょう。業者さんも「ガラス工事が専門」だとのことで、納得。



 工事は二箇所で1時間余、扉は2つで2万円、工事費入れて合計46.000円。いかにもアメリカ製らしい、えんじ色に近いドアがきれい。

   



 予め、アム君の大きさのことは伝えてあって、フツーの猫より、一段大きいものを用意した、ということでした。犬、猫、の大きさとドアの広さを測る方法も、絵付きで紹介しています。どちらの場合も、床からペットのお腹までの高さで、商品を選ぶことになるようです。
 因みに、アム君ドアは、外径33✕24 実際にくぐるフラップ部分は、24✕17。


ギーコギーコと、工事が始まり、アム君はリビングの部屋へ隔離。でもなんだか気になるようでドアから覗き込んでいました。



 完成した猫(犬)扉。ドアの幅が約3センチあるので、隙間がないように、桟のようにカバーした作りになっています。裏側からはドアの面に平行にフラップが付けられています。人からすると、廊下側の入口は「表」、部屋側は裏、というイメージ。また、表には「押す」裏には「引く」と書きたいところですが、もちろん、どちら側からも押して入ります。両側にストッパーが付いていて、都合の悪いときは、それなりに操作することになります。


出来上がったドア、何やらいつもと違うものが付けられたので、興味と、心配。



 ドアに慣れさせるためには、訓練が必要、と説明にあります。個体によって違いますが、数週間かかる子もいるようです。また、くぐり抜けた時に「ブン」とフラップの閉じる音がするので、怖がる子に時間がかかることもあるようです。



 訓練開始。一番いいのは、当然、おやつや食事で釣ること。アム君はかなり興味津々だったので、特におやつなどは利用しないで、開け締めを繰り返してあげました。



 アム君が初めてドアを自分で通過したのは、二日目の午前中。半ば予想した通り、おやつの時間の腹時計に促されて、ジャックの部屋の、表からやってきました。4日目くらいからは、出入りができるようになってきましたが、やはり、表からのほうが入りやすいようでした。10日くらいで出入りがほぼ自由に。学習が早いのか、はたまた、腹時計がより正確になってきたのかは、分かりませんが。


      アムール君の出入りはスムースになったところで
           じゃーん

         

 サーヤの部屋の扉に、こんな札が掛けられました。ジャックとユフィは気をつけろ、 ですと。

↑この札をつけているのはテレワーク勤務中のみ。それ以外は「入室OK」の札を掛けていますよ~。byサーヤ


  ※お断り
 この項を書き終わって、資料をしまおうと、説明書をあらためてよく見たら、どうやらニュージーランド製ということがわかりました。英文を見て、早とちりしたようです。まあ、アメリカの芝生とベランダと、ニュージーランドの芝生とベランダには、若干イメージの違いがあるかもしれませんが、ここまで書いてしまっていたので、どうぞ、ご容赦の程。


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