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環魂 2巻の感想 書き直しました

大人の漢のウク 待ってました!

まだ嵌っている「環魂」長いねぇ、終了して八ヶ月だよ~。
主役のジェイクに、すっかり嵌った!
色々検索して、次回作探したり、前作見つけて観たり、若いファンと違うから見どころも違うかな?

若い頃のいたずらっぽいウクも上手かったが、変身してからの「化け物を捕まえる化け物」も凄みがあり良かった。
年寄り好みなのかな、大人の漢ジェイクもなかなか渋い。
恋には弱い? 愛情表現は苦手? 上手い役者だねぇ ジェイク…

で、気づいたのが「ウク」って名前、光り輝くとの意味なんだそうな、ジェイクは「高いところで輝く」らしい。
同じ名の韓国俳優が沢山いるから、なるほどと納得。
色々調べて「 keinana(ケイナナ) 」というブログに行き着き、その軽快な語り口に参った

「いい男」に弱いのは、女性なら皆同じ。
読んでて楽しい・同感・語り口が軽快で羨ましい…。
還魂2の感想待っているのに、なかなか出ないので…、書きます。


痩せた! 漢っぽくなった!

「還魂1」の撮影が終わって、1周間、食事抜きで「痩せた」らしい。
お風呂シーンで、筋肉質な体作りに励んだり、俳優って仕事も大変だ。
で、精悍な漢が出来上がった訳。

頬が削げ、瞳は陰を帯び、髪型もストレート。
黒い衣装が、これでもかと「厳しい状態のウク」を表現している。
もう、屈託なく笑い、好きなように振る舞い、自分の思うままに生きたウクは居ない。

で、この状態のウクは、還魂人を追ってチンヨ院に入り、暗い別院で謎の女と出会う。
脱出したがる女を不思議に思いながら、助けの用意を手伝う…。
「綺麗な石を持っているのね」と言う女の言葉に、気を引かれながら…。

そして、再び出会う二人、運命の歯車は再び二人を結びつける…。
チンヨ院の後継者が欲しいホギャンは、婚姻を無理やり進め、子供を産め…と迫る。
婚姻を決められたプヨンは、婚姻相手を自分で探すため、別院を抜け出す。

そして、探し当てたウク。
婚姻を迫るプヨン、全く相手にしないウク。
「絶世の美女」と自分を売り込むプヨン… この場面が面白かった。
悔しがるプヨン、平然としたウク。


そして 婚礼当日花嫁は消えた

花嫁の支度をしつつ、再びウクが現れるのを待つプヨン。
船で掘割を式場に向かう時、プヨンが諦めて心に秘めていた「バラの花弁・窓から入ってきたあの日の思い出」を流そうとした時、船は忽然と消える。

そして、船が流れ着いた先には、ウクが笑顔も無く、待っている…
プヨンがひたすら可愛い、嬉しくて嬉しくて仕方がない…。
そう、もうこの時点で、プヨンの気持ちはノックダウン。

抱いて連れて行ってくれる、と思ったら「歩け」「重たい衣装は脱げ」って冷たいよね。
「余計な労力は使わない」国一番の術師なのに、全く以前のウクとは別人。
これも話を面白くするための前振り…。

ナクスではないのを知って?いながら、月明かりの中で余計な「目を覗き込む」仕草。
こっちは彼女がナクスだろうと察しているから、?の状態。
そのまま屋敷に連れて帰り、ドジュに「婚姻する」って一言。

びっくりするよね、何も言えずにただただ驚くドジュ。
でも嬉しかったらしい、別人になってしまった「坊っちゃま」に心を痛めているから…。
何日か同居する内に、プヨンは屋敷の者たちに気に入られた。


花嫁失踪に大騒ぎ

疑られた松林の新総裁・ダングが早まって、都中に似顔絵を配ったから大変。
秘密のチンヨ院の長女は、秘密どころか都中の噂の的に…。
当のプヨンは、なんだかんだ誤解の末に、ウクの元を離れて腕輪のために捕まる。

この腕輪がチンヨ院の宝物の一つ、逃げても居所がわかる鎖という訳。
何回も逃げ出しては捕まるのくリ返しの元の元凶。
またまた捕まり、元の牢獄とも言える別院に…。

で、万長会の出番、大して力もないのにことを大げさにする老人会だよね。
プヨンを次のチヨン院の後継ぎとして挨拶させろとの命令が…。
諦めて出席し、挨拶を初めてすぐにウクが「不思議な灯り」を携えて登場。

格好いい、「いよぉ 千両役者」と声掛けたいくらいの登場!
急に現れたようだが伏線はあり、この「不思議な灯り」はチンヨ院の宝物の一つ。
灯りが消えることのない不思議なもの。

それがプヨンが去った夜に消えていて、それに気づいたウクが持って登場した訳。
皆の前で力を見せれば「連れて帰る」と約束
消せる自信がないプヨン、でも行きたいプヨン、迷った挙げ句消した。

ウクが格好良く「婚姻しました、祝ってください」と大声で告げる。
いやぁ、見せ場です、花嫁略奪の次の…
2巻め、見せ場が派手。

主役の二人、なにしろ美男美女、1巻めのムドクより映えるのは確か。
言い掛かりをいろいろ付けるが、プヨンの「証人はここに」とお腹を押さえて皆納得。
婚姻したのだから当然なのだが、身に覚えの無いウクが目をシロクロ…。

勝負あった、プヨンの勝ち!
この段階では、ムドク=プヨン=ナクスという構図はまだない。
だからプヨンはそのままブヨン、イ先生が解き明かさないと三人が一体とは分からない。

で、プヨンは謎のままプヨンとして生きている訳。
ウクは何がなんだかわからないまま、プヨンに惹かれていき、初夜も強制される嬉しい役。
チャンウクとしては、難しい役かと聞かれて「何も分からない設定なので、難しくなかった」との答え。

要するにプヨン個人として対しているから、これが恋に発展するのも不思議ではない。
またまたプヨンを伴って帰宅、前回は花嫁衣装、今回は正装で…。
「化け物を掴まえる化け物」とまで世間に言われた大切な主が、なんだか分からないが美人で家柄の良い花嫁を連れてきた。

嬉しくない訳がない、美女って得だよねぇ。
天真爛漫なプヨンに、ウクの周りの人たちは喜んでいる。
ドジュなどは大切に思い始め、でも披露宴を上げるまでは「旦那様・奥様」とは呼べないとまで…。

ウクが複雑、プヨンを認め始めるも、内心の思いは「神女」であるプヨンに「氷の石」を取り出してもらいたいだけ。
死んでも良いから「この苦しみから逃れたい」の一心なのだが…。


ウクの焼き餅 プヨンに対する想いとは

で、忘れていたソ・ユルの想い、1巻では姿が還魂のため違っていたから、そして、そのムドクがウクを刺したから逃れるように故郷に戻ったのだが…。
三年ぶりに都に戻り、プヨンに出会い、死んだと思っていたのに生きているのを知り、またまた還魂人許すまじの想い。

自分の責任だと、プヨンと刺し違えて共に死ぬ覚悟。
こういう思い込みって、迷惑この上ない…。
それをまた、まだウクに恋しているポヨムの孫娘ユノクが、ユルの手紙で知り、敵対感情+恋敵の想い深まり暴走。

「還魂」を巡る対談で「孫娘ユノクに対するウクの想いは有罪かどうか」と聞かれ、個人としては「ウクは有罪」とジェウクは答えた。
それくらい深く想わせたウクの罪?
ユノクはプヨンに薬を浴びせ、「還魂人の証」を見つけようとする。

眼に入った薬で、青い花が咲き、プヨン自身も疑惑を感じる。
自身の本当の姿を知るため、タニャン谷に一人で行く…。
その前にもタニャン谷には、「大きな樹の思い出」を探るため、ユルと行く予定だったが…。

ここでウクが焼き餅を焼く場面が面白い、「友達のユルと一緒に行く」と告げると…。
「友達の友達は友達か!」と声を荒げ、ついでに「抱きしめるのに友達か」と続けて自分で驚く場面。
上手いねぇ、ジェイク。
プヨンを想っている自分に気づいた?


ユル瀕死状態 世子との連携

さて、二人目の恋敵世子はどうした?
2巻では、世子は「ウクとプヨンの関係」を知らない。
知らないで「亀」を仲介に知り合い、気になる巫女の娘として見ている。

この亀が重要、玄武の神として「人の運命を導くもの」とされているから、ウクともプヨンとも運命のままに出会う。
物語半ばまで、ウクとプヨンの関係はわからないままの世子。
未来の王妃候補たちにも会いたがらないのは、自分の好きには選べないから悲しい想いしたくないから…。

2巻半分で事件が…。
ユルが血虫のために危篤状態に…。
助ける為に「ウクとプヨンの連携」が必要になる。

世子も手伝うことになり、火の鳥の力を得るために、3人が協力することに…。
ここで初めてウクとプヨンが婚姻関係であること、またプヨンに世子であることがバレる…。
そこに至る事件でも、世子と対決しているウクは、プヨンが世子に抱かれて黄金の結界に入ることに嫉妬…。

3人の活躍で、ユルは無事血虫の災から脱出。
ここらへんから、世子とウクの関係とユルの想いに変化が出てくる。
ユルの想いが変化する原因は「プヨンの魂が強まりナクスが消える」と言う大変なこと…。


プヨンの体に居る信女が表面化

元々長女のプヨンを探し続けたホギャン、敬天大湖から弟子たちに引き上げさせ、イ先生に診てもらっていた…。
何も分からないのは、3年間の治療の結果、ナクスの強い霊が必要だったから…。
しかし、信女の実際のプヨンが目覚め、ナクスの魂は消えるとのイ先生の見解が…。

ユルがイ先生から聞き、ウクの為にナクスの魂は残せないか? とやきもきする。
どうにもならないのは、前回でも書いた「チンソルラン・強力な信女」の超能力のため
一巻から度々画面で観たソルラン、彼女の力はイ先生でもどうにもならない。

その間、プヨンは自分が何者なのかに気づき、ウクの胸に傷を負わせたのは自分だと…。
自分を責めるプヨン、何も気づかないウク、感情のすれ違いが一時の間二人を引き離す。
ウクが諦めなかった…、ナクスとは気づかずにプヨンを追う、切ないけど観ている側はなんとかなるかと…。

で、ここでジェイクの演技に注目。
自分の想いを告白して激現状を否定し、北城に将軍としては行かずすぐに戻ると…。
まだナクスとは分からないが、プヨンとして愛しているのが分かるので複雑なプヨン

演技が上手いのは納得だが、今までにムドクが嫉妬したユノクとの談笑のシーン、屈託なく笑うのも演技?
上手いねぇ、私は演技ではなく日常の笑い方だと思った…
その次のシーンが「ナクス・師匠」との突然のキスシーンだったから、よく覚えている。

キスシーンといえば、プヨンとの「激しいキス」は圧巻だった…。
ケイナナ曰く「ジェイクはキスシーンが上手い」が頭に残っているから…。
でもキスシーンって何時間も掛かる大変なシーンなんだそうな。


鬼島でやっと悟ったプヨンの秘密

昔の術師の刑罰としての監獄の島、プヨンがチンムの策略でチンヨ院の大切な「ハンペ」を投げ入れられ、探しに行く場面。
一方ウクは世子と計略を図り、チンムと還魂人の組織を潰す計画中。
亀がプヨンの危機を伝えに現れ、赤と青の玉が合い呼ぶ…。

鬼島で怨霊に追われたプヨンの青玉が光り瞬く、間一髪ウクの刀の一閃で悪霊は消え、ウクがプヨンの眼に気づく。
言葉にはしないが、ウクには分かった筈の瞬間。
世子には隠して二人残った鬼島で、これからチンムと還魂人の「世界を乗っ取る結団式」を潰しに行くと伝える。

『気づいたとは言えない、これからの戦いは絶対的に正しい』と語るウク。
それでも「残ろうか、二人でこのままここで過ごそうか」と問うウク。
『絶対的に正しいことをして』と頼むプヨン。

で、戦いに勝ったら「チンムをこの島によこすこと」で、二人は別れる…。
テンプ館の密室で、素知らぬ顔の世子を囲み、チンムが意気揚々と還魂人と悪の結団式。
ここに現れるウク、格好良かったぁ、3年間手放さず使い続けた「ナクスの剣」を振るい、多くの密室の扉を結界にして分身で飛び込む。

そしてチンムは「氷の石」を求めて鬼島へ。
白骨の胸に石を見つけ喜ぶチンムに、プヨンは「氷をあなたのものにしてあげます」と誘う。
欲深いチンムは喜びも束の間、「この氷の石は水気を吸い取る」との言葉と共に干からびて行く…。

敵を取ったプヨンは、亀が導いてくれた「ハンペ」を手に鬼島を出る。
ここで終わってもまぁ良かったけど、見せ場はこれから…。
ソルランが力を振るう最後の最終章。


火の鳥と闘うウクが凄い 北斗七星と帝王星

ソルランに、悪の軍団が企む世界・火の鳥が炎で焼き尽くす世界を観せられたウク。
ナクスとの別れを涙と共に惜しみ、『絶対的に正しい』道を選び、氷の石の力を振るう。
還魂したチンムと万長会の面々を、盗まれた火の鳥の卵を発火させて焼き去る、もう、最初っから全滅させたら良かったのに…。

それじゃ物語が続かないか?
で、ソルランに変わったナクスが、テンプ館の数星台で夜空に向かって、火の鳥の誕生を祈る。
一方敬天大湖で待つウクの後方には、北斗七星に囲まれた帝王星が輝いている。

CGが素晴らしい、天を覆う火の鳥と炎、受けて立つウクは剣を弓矢に変えて応戦。
もう独り舞台、千両役者、待ってました!
放つ矢に帝王星が宿る瞬間、火の鳥は爆発して消えた…

で、帝王星は火の鳥と共に消えた?
帝王星を持つウクは、過日王継承の印を王に剥奪された世子に、自分の印を差し出し、世子は王に隠居を促した経緯が…。
だから、帝王星は持っていないのかも…。

持たなくとも北斗七星はウクを守る…。
ユル・ダング・世子・サンク・チョヨンとそしてプヨン・ナクスが…。
最後の場面が物語るチンヨ院から逃げた魔物を、全国を旅しながら退治する『妖怪ハンター』となり、夫婦喧嘩をする幸せな二人…。

ヨン(ナクス・ムドク・プヨン)のほうが強いみたい。
言い負かされてのウク「イェイ・はい」の弱いセリフが……。
夫婦円満でめでたしめでたし。


全て終わっての感想

この「還魂」を観て嵌ったウク沼、いろいろ検索して演技力だけでなく、ビジュアルも凄いと気づいた。
モデルとしてのイ・ジェイクが半端ないほど綺麗。
少し巻き毛だし、色白だし、メイクしているから肌は綺麗、エクボもすごく魅力的だし…。

演技していない彼は、明るくて茶目っ気たっぷり、メイキングシーンでは「ウク」の雰囲気は全く無い。
「還魂」で知ったから、その前の作品は知らない。

で、観ましたお勧めの四本、出演順に「恋愛ワードを検索してください」「偶然見つけたハル」「ドドソソララソ」「天気が良ければ会いに行きます」を。

別に書きます。
よろしければお読みください。
ケイナナさんほどには軽快に書けませんが…。
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