やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
読切
Powered by fun9.net
TOP > 外出 > 旅行

伊豆高原 なんて濃密な「猫の博物館」

伊豆高原の「桜と緑のヴィラージュ 健康回復館」に行った時に、館内のパンフを見てペンションからの徒歩圏内に「猫の博物館」があることがわかった。
もちろん、猫大好きなユフィ母とサーヤは興味津々。
(ユフィ母がこのペンションについて別記事に書いています。こちら→「桜と緑のヴィラージュ・健康回復館」)

猫の博物館、というのは世界で唯一、だそうです。
えっ、割とありそうな気がしたけど、案外ないものですか?あ、「総合博物館」という意味でですね、特定の分類に絞ったものなら他にもありそうです。
パンフを見るところ、世界各国の本物の猫を揃えていて、直に触れることができるとのこと。そんな天国みたいなところが本当に?
これは行かなくては!

…でも、ちょいと気になったのは。
猫の博物館パンフには、他の伊豆高原近辺の博物館案内があり、「怪しい秘密基地まぼろしの博覧会」「怪しい少年少女博物館」となってるのですが、これらと同列ってことですか?(笑)
何かそっちも気になるのですが、ユフィ母がイヤっぽいので、まぁ気になりつつ猫の博物館に向います。
ペンションから徒歩15分というところです。

建物に着きました。
外観からして小さな博物館のようです。近くには広めの専用駐車場があるので、繁忙期は混むのかもしれませんね。この時はシーズンオフだからなのか、ガラガラでした。
サイトに載せたいから写真撮りたい…と受付に聞いてみたところ、撮影OKだそうです、ラッキー!


さて、可愛いにゃんこ達に会えるー!
うっきうきと入室してみると………

そこには
確かに にゃんこ たちが



熱烈に



歓迎



してくださいました………。

しょっぱなからインパクトありすぎです。
館内に一歩踏み入れただけで、思わずフリーズしてしまいました。
いや、大丈夫です…これら剥製です、生きた猛獣はさすがにいません。
一階は世界各国のにゃんこネコ科猛獣の剥製がそろっていました。すごいですね、すでに全滅しているものまでいます。(右上の写真の灰色の猛獣たちが全滅種)

写真だとそうでもないのですが、実物を見ると…ものすごい迫力です。わずか数センチまで近寄れるので、ライオンやトラが本当に大きいということを実感させられます。
この猛獣に襲われたら確実に死ぬと思えますね…。体の大きさもそうですが、何より牙がすっごく大きいのです。

建物は予想以上に狭く、獰猛な猛獣が入っているガラスケースの中、隙間のような通路を歩くので…薄暗い照明ということもあって…この猛獣らの標本(骨)も沢山あるので…ちょっとしたホラーハウス気分です。
子供は怖がって泣くことが予想されるので、子連れはちょっとお覚悟を(笑)
でも種類も多くなかなか見ごたえあるので、ユフィ母も私も何回も巡回しちゃいました。

肝心のにゃんこ達はどこだろう?
二階があるようなので、そちらに行ってみます。そこには一階のホラーハウスとは全然違う空間がありました。
まず、階段から右側に行くと、招き猫や世界各国の猫グッズがそろっていました。
ぎっしりみっちり詰まっていて、一つ一つ見るだけで結構かかりますね。空間的にはかなり狭いのですが。
招き猫コレクター?のジャック父が喜びそうです。


さて、左側に行くと…お待ちかねです、にゃんこ達です!
猛獣たちの直後に見ると、一気に和んでしまいます(笑)


あ、すごいですね。結構いろいろな種類の子たちがいます。
大半はケース内にいるのですが、時間帯によってはケースから出されている子がいて触れることができます。

最初、気づかなかったのですが階段の後ろの奥に行くと、猫と触れ合える部屋があります。
あ~残念…みんな、おねんね中です。さっき飼育員らしき方がご飯を配っていたので、満腹で寝ちゃった頃のようです。
…寝ている子にはそっとしてあげてください…と貼り紙ありましたが、ごめんなさい、ちょこっと触っちゃいました…。
んふふ、可愛かったです。

ちなみに貼り紙にはにゃんこ達のプロフィールもありますが、「脱走常習犯」貼り紙もあってなんか笑っちゃいました。
この部屋にお客さんが入るときに、脱走しちゃうらしいですね。見に行く方はお気をつけて~。

ちょっとしたお土産店(猫グッズ中心)もあって、猫の博物館は以上です。
かなり小さな博物館でしたので、さほど時間かからなかったのですが、すごく見ごたえありますので(特に猛獣コーナー)オススメです。伊豆高原にいらしたら、ぜひ。
私達もまた機会があったら行くつもりです。

それにしても、猛獣コーナーといい、沢山の高価そうな猫たちといい、この博物館の維持費は大丈夫なんでしょうか?いえ、余計なお世話とはわかってますが気になって。
博物館そのものがわりと歳月経っているように見えるので、長く経営できているようなのですが…やはり維持費は大変だと思うのですよ。
そこが猫の博物館の一番の不思議かもしれません。
博物館へ行こう (岩波ジュニア新書)
木下 史青
岩波書店
売り上げランキング: 65,798
博物館学を学ぶ―入門からプロフェッショナルへ
水藤 真
山川出版社
売り上げランキング: 273,981
シンフォレストDVD 世界遺産の猫たち Cats of the World Heritage
竹緒 (2009-12-10)
売り上げランキング: 20,784
世界の猫図鑑―人気猫種ベスト48

新星出版社
売り上げランキング: 49,145
▲ページTOP