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NHK教育番組 エデュカチオ 本音トーク

ユニークなメンバーがズバズバ本音

新聞で初めて知った「エデュカチオ」の番組。
NHKのEテレ・教育テレビでの放送が面白いらしい。
「エデュカチオ」とは、引き出すという意味のラテン語だとか。
新聞記事

なにしろ、おねえキャラ?の尾木ママこと尾木直樹氏と、ジャニーズの東山紀之氏のトークが「大受け」なのだそうだ。
昨年四月から夜9時台に月1回放送されていたのだが、評判が良く、この四月からは毎週土曜日の午後5時55分~6時25分に移動しての放映らしい。

かなりの異色コンビのようなのだが、教育評論家の尾木氏は60代、二児の父親でもある東山氏は40代、全く肌合いが違うようなのに、優しい口調の尾木氏と意外に毒舌の東山氏は「うまが合う」ようなのだ。

産休・育休から復帰したばかりの30代の塚原愛アナとの3人の組み合わせは、子供たちの年齢層にも幅が出て、ベストな組み合わせなのだろう。
番組の狙いを、「親たちが今、教育に悩み、指針を求めている。教育問題をきちんと伝える番組が必要だと思っていた」と、番組チーフプロジューサーの六本氏。

もっとも反響の大きかった2月22日放送の「中高生の恋愛と性」では、街頭インタビューの答えが衝撃的だったらしい。
「コンドームの付け方が知りたい」だったらしいのだが、なんだか納得してしまう。
「性感染症」「妊娠中絶」防止の『性教育』は、現在どの程度教えられているのか?

その中で、東山氏が過激な発言をしたらしい。
「エンターティメントで表現するのはセックスなんです。歌でも踊りでも全部セックスですね、表現は」 この回の反響は電話やメールが百件以上寄せられたらしく、殆どが好意的なものだったとか。

記事によると、安部政権下では『過激な性教育』に批判的なのでそうで、番組への圧力が心配されているらしい。
って、本当に!?
NHKの教育番組に圧力がかかる心配がある、と言う『超過激な番組』を見てみたいもの。

現在の視聴率が1パーセントなのだそうで、それが悩みとのことだが、ユフィはものすごく関心が出てきたから、土曜日の5時55分には、夕食の支度を早く済ませて観るつもり。
できればもっと落ち着いた時間にしてもらいたいけれど、視聴率が上がったらのことでもいいか。

尾木氏の話が面白かった。

60代後半の彼の教育者時代は、1980年代の校内暴力で荒れた時代で、先生や友達への信頼感が得られず、勉強にも集中できなかった不幸な時代だったとか。
教師たちは「この子達が将来親になったときが怖い」と話していたらしい。

その世代が今、中学生くらいの親になっていると言うのだ。
「子どもをどう叱り、ほめればいいのか、わからない」
「ネット社会の情報は溢れていても、それを使いこなせない」
すごく素朴な悩みが渦巻いていて、そんなリアルな悩みを受け止め、考え、解決の糸口を提示していきたい、らしい。

大学の教員や心理学の専門家からの「上から目線の教える」ではなく、「一緒に考える」を大事にした番組だそうだ。
「その大きな役割が東山さん」と言い切ってもいて、「パッと言う言葉が専門家の僕より優れている」と褒める。

子育てでも一緒に楽しんでと言う姿勢が良いし、あそこまで一流になれたのは、教育環境が正しかったという証拠だ、と言うのだ。
今までの尾木ママへの見方が、ものすごく変わったような気がしてきた。

一流の教育評論家の尾木ママと、ジャニーズのスターでもある東山との「会話」が、早く見たくなってもいるし、次のテーマが何なのか、早く知りたいとも思う。
ユフィが見ても「教育」する子供はいないけれど、楽しみな教育番組には変わりがない。

『スカッ』とさせてもらえるか、どうか、すごく待ち遠しい。
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