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年寄りの脱水症状にOS-1・オーエスワン

ユフィの風邪/ジャックの手術日の朝にも

我が家がOS-1を知ったのは、母の介護中のこと。
少し元気がなかったり、水分を摂りにくい状態のときに、ケアマネジャーさんから聞いたのだと思う。
病院での点滴に匹敵する位に、身体に効果のある水分だと…。

その時は、リサーチすることなく、母の高血圧などの薬をもらう薬局で頼んでみた。
その前に、処方してくれている医師には相談したと思うのだが…。
当時は注文して、箱入りの12本セットでないと購入が出来なかった。

今の「下北沢病院(以前の福原病院)」の担当医師で、「体調の悪いときは飲んでもいいですよ」とのことだったと記憶している。
積極的なお勧めではなかったが、病院で点滴を受けるのは、「歩けない老人には酷なので」ということか。
点滴で思い出したのが、30年以上前の「口内炎」のこと。

出産・子育ての疲労からか、口中が口内炎で何も口に出来ず、福原病院で診察を受けて即入院。
点滴を受けたことがあったっけ。
初めての点滴の経験で、なんだか身体の中がスーッと冷たくなったように感じたものだ。

現在では、このOS-1は薬局で1本売りらしている。
点滴より簡便で、しかも効果はあるとのこと。
飲用すればよいのだから、とても簡単な方法でもある。

私は風邪で体力保持のために薬局で勧められ、ジャックは手術日の朝に家で2本飲用を指定されたようだ。
どちらも体力をつけるためなのだろうか。
60代の二人共に、決して若くはないのだから、体力的には老人に近いのは確かだ。
OS1が3本
台所の3本のオーエスワン・500ミリリットル

お年寄りは、脱水状態になりやすいのだそうだ。
介護のヘルパーさんたちも、極力水分を摂ることを気にしていたっけ。
身体に水分を貯めこむチカラが弱く、脱水症状に陥りやすいらしい。

年取ったら、自分ひとりのお茶を淹れるのも面倒くさいらしい。
水道水でも、冷蔵庫の麦茶でも飲めばよいのだが、あまり動かないものだから喉も渇かないらしい。
更に、体内の水分量が少ない為、汗を多くかいただけでも脱水症の原因になるのだとか。

水分の摂取量が少ないと、食欲不振から食事量まで減ってしまう。
更に脱水症状が進行するということ。
腎臓の機能低下による、水分や塩分の調節機能も低くなってもいるらしい。

軽度の脱水症の場合は、OS1のような経口補水でも改善はできるとのこと。
母には『元気になるんだって』と、味が変だといやがるのに少しずつ飲んでもらっていた。
確かに美味しいものではないし、身体が健康な状態では飲みにくいのも確かだ。

OS-1・オーエスワンは、電解質と糖質のバランスが考慮された経口補水液。
軽度から中度の脱水状態の人の、水・電解質の補給や維持に適した病者用食品とのこと。
感染性腸炎、感冒による下痢・発熱・嘔吐、過度の発汗などによる脱水症状に適するらしい。

OS-1は、2004年の12月に、消費者庁許可個別評価型病者用食品として許可が出ている。
母はまだ許可されて間もない頃、使用したのだろう。
現在のように一般販売はされていなかったのだから…。

液体から遅れること2年で、「オーエスワンゼリー」も発売されている。
液体より、そしゃく・えんげが困難な場合には、ゼリーが飲みやすいらしい。

この経口補水療法は、昔から日本の家庭で行われてきた「重湯に塩」「おかゆに梅干」という習慣が、理にかなっていると言われる。
また、気温の高い地方では、仕事の合間にお茶などの水分と共に「塩・黒砂糖」などを摂ったらしい。
水分の吸収と共に、塩分・糖分を一緒に摂取しているという理論通りなのだそうだ。

軽度から中程度の脱水症には、この経口補水療法は効果的とされていて、最貧国の子供の脱水症状に利用されているとのこと。
先日の「ノロウイルス」騒ぎには、もってこいの対策だったということ。
風邪による下痢や嘔吐の脱水は、特別に「冬脱水」と呼ばれているらしい。

このウイルス性胃腸炎の下痢や嘔吐で失われるのは、「体液」なのだそうだ。
体液を失った身体は、回復が遅れるだけではなく、手足のしびれや頭痛なども起こり、深刻な病気にもつながりかねないとか。
母の体力維持から、ユフィの風邪、ジャックの手術前の体力保持から話し始めた「OS-1」の話。

気になる方は、医師や薬局の薬剤師と相談してみてください。
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