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3ヶ月だけの仮住まい 我慢我慢の生活かな?

ユフィは生活面が問題 皆それなりに落ち着いた

ジャックの記事ユーアールであーるは 仮住まい界の父であーるは、男だねぇ、気楽でいいねぇ。
ユフィは、とても気楽とはいかない。
3ヶ月でも、マンション生活に慣れるための期間なのだから…。

部屋は7階の角部屋に決定。
玄関は広い、台所も狭くはないが広くも無い、洗面台と洗濯機置き場はこんなもの?、続くバスはバリアフリーで段差が無いのが嬉しい。



見つけたマンションは、バリアフリーではなかったから、このURが参考になった。

玄関の右手が台所、なんだか昔風のアパート的な感じなのが使いやすいのか、使いにくいのか分からないが、ともかく仮住まいなので我慢?
写真の手前左側に冷蔵庫を置いた(アート引越から冷蔵庫下敷き購入)。


リビングが細長く広いので、窓近くにユフィの居場所を作り、左の部屋はジャック用。
灯りが裸電球なのが侘しいが、前の家で使用していた「古い照明器具」を持ち込んで各部屋に下げた。


サーヤの部屋にしたのは、玄関左手の北向きの部屋。
木作りのクローゼットが何かと便利で、リビングにもあって収納には最適。
カーテンも古いものを全て持って来て適当に下げる。



ジャックが唯一こだわったのが「シャワートイレ」。
3ヶ月だけなのに「3ヶ月も持たない」とのこと、サーヤも慣れているからと、トイレ部分だけは新しい「シャワー式」を注文して付け替えた。
URに改築?変更届けが必要になり、引越し後はまた元通りに戻してまた届けが必要。

壁に傷が付けられないから、作動のための器具はペーパー台の上に借り置き状態。
いかにも仮住まいと言う感じ…


ダンボールだらけの部屋

ネットで調べた結果、サーヤが家族全員に選んだマットを敷いての寝床作りで、ユフィだけは、起き上がるのに支障が無いように、ダンボールベッドを作った。
高さと広さを考えて、現在必要の無い品々を納めたダンボール箱を並べ、使用済みダンボールを何枚も補強に重ね、マットを載せて敷布と毛布を被せた応急の作り。


寝返りを打っても快適だったから、睡眠不足で仮住まいで体調を崩すこともなく過ごせた。
被災地の避難場所でのダンボールベッドや、ネットで調べたらキチンとしたダンボールベッドもあって、価格は8.000円から10.000円まで。
応急としては便利だし、マットがしっかりしていれば長期でも過ごせる…。

アートさんで気になったのは『ハンガーボックス・ダンボール』だった。
家族三人で何個か借りて、ハンガーに吊るしたままの衣類をシワにせずに保たせたのだが、丈が短かったのが残念。
長いコート類の裾が折れたままの状態で、とても気になった。


アートさん、「ハンガー・ダンボール」のサイズを長くしませんか?
引越しトラックに積み込むのに最適なサイズで図っているのかも…。
他は皆同じ高さのダンボールで、横幅が少しずつ違っていたが積み重ねるには便利。



カセットコンロで代用

台所のコンロが問題だった。
新規でコンロを調達すると、後で使用できないのは目に見えている。
なにしろマンションのリフォームではIHにする予定なのだから…。


考えたのは、非常用の「カセットコンロ」の使用
広いURなのに、コンロ設置場所はとても狭い。
単身のアパート並みなのだから、カセットタイプで充分。


百均でコンロガードと敷物を購入し、汚さないように配慮。
サーヤが「退去時に確認し、汚れたり傷つけたら罰金」と脅かすのだ…。
必然的に台所で料理を作るのは難しく、近所にコンビニが3軒あるので、お惣菜などでお茶を濁すことで同意しいもらう。

もちろん「電子レンジは必要」だし、新品の「冷蔵庫」も買ってもらった。
とにかく『ダンボール』に納めたままと、古い照明道具と、洗って綺麗にはしたカーテンと、ずっと使用していた食卓と椅子、新品の冷蔵庫・洗濯機・シャワートイレ、と言うちぐはぐな状態での借り住まいはスタート

仏壇はそのままで、おばあちゃんの使用していた座椅子と座布団は持ってきたから、マサムネ君の居場所は安泰。
昔の家の匂いがするものが多いから、安心できたみたい。


リフォーム中のマンションには徒歩15分なので、何回かマサムネ君を連れて行ったのだが、珍しくパニックになって大騒ぎに…。
外に出たいのか何回も脱走を試みるので、落ち着かない見学になった。

全く何も無い、殺風景なマンション。
仮住まいであっても、昔の家の匂いがするURの方が落ち着けるのか。
リフォームが済んで引越しの時、とても心配したが落ち着いてくれたので安心した。
最初の頃の騒ぎは「ナンだったのだろう?」


2度目の引越しで 更に脱皮する

リフォーム成ったマンションへの引越しは、歳も押し詰まった12月下旬。
再びダンボールにものを詰め直し、持って行くものと捨てていくものを仕分けした。
新居には『全て新しいもので始める』とサーヤが決めたから…。

古いもので運ぶのは「仏壇」「おばあちゃんとマサムネ君の座椅子と座布団」のみ。
「冷蔵庫」「洗濯機」「マットレス」「シャワートイレ」(いずれも住み替えに備えた新品)は持って行く。
捨てるもの「食卓」「食卓用椅子3」「照明器具3」「カーテン数点」等々。


粗大ゴミを置くゴミ捨て場が、ちゃんとコンクリート造りで作られていて「鍵を借りて開けて粗大ゴミを置き、鍵を閉めて返却」する仕組みらしい。
アートさんが快く引き受けてくれ、重いものを運ぶ苦労は無しで助かった

世田谷の家の引越し時にも、「食器棚」「本棚」「和箪笥」「洋タンス」等々は、全て置いたままで引越しし、『解体作業時に一緒に潰す方向』で片付けてきた。
『お金は掛かっても、手間暇は掛けない引越しの方法』をとったのだ。

だって、不動産屋のS氏が「御歳を召してからの引越しはとても大変、身体を壊す人が多い」ってサーヤを脅かしたから…。
その分お金は嵩んで売却金が目減りし、全く残らないことにも成ったのだけど…。


手間が掛かったのは車の出入り

URの敷地に車で入るには、出入り口のチェーンの鍵を管理室から借りてきて一々開けなければならない。
電気屋さんや引越し業者は慣れているだろうが、車生活をしたことの無い我が家では面倒。

9階の部屋から時間を見計らって管理室に走り、鍵を借りて入り口のチェーンで待つ。
車が入ったら奥の棟まで進んでもらって、邪魔にならない場所へ移動し、
全ての作業が終わったら管理室に鍵を戻すのだが、時間が掛かる場合は管理室のポストに返却でも良かった。

なにしろ広くて巨大なUR、表通りのコンビニに出向くのも10分はかかる。
バス停にも同じくらいかかるから、駅近の一軒家住まいだった我が家、常に時間を気にして動く習慣がついた。

新マンションでは、近くのバス停までが5分なので「エレベーターを上で呼んで乗って降りて歩いて」の数分の計算が、このURでしっかり慣れたのは確か。
カーブスも、始めはバスで2停留所の所だったが、両方ともに引越ししたので、新マンションでは倍以上になった。
現在は、豊洲で乗り継いでいる…。

なにしろ中古マンションの探し方が、「価格」「ペット飼育」「動物病院の有無」「カーブス」と言う順序だったのだから、その全てを適える物件を見つけられて大満足なのだ。

豊洲方面を見渡す夜景
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