やましたさんちの玉手箱
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早春の花は 気づかない内に咲いている

まだ寒い2月半ば ふと気づいた寒桜から始まる

2月中旬にサーヤからうつった「インフルエンザA型」で、とても苦しい冬の終りになってしまった。
救急車騒ぎになったサーヤの高熱に怯え、掛り付けの医院に行き事情を説明する。

「まず間違いなくインフルエンザでしょう」と、検査では陰性だったが風邪っぽいユフィに「タミフル」を処方してくれたから、その日から服用して5日間、熱は出たがなんとか乗り越えたのに後遺症が大変

胃の調子が悪くて食事が出来ない、胃腸の薬をもらって胃を落ち着かせ、さらに視力が弱って疲れ目がひどくなり、白内障手術の耳鼻科に駆け込み、1週間目薬で治療。
パソコンに向かえないから、全く書けない状態になってしまう。

インフルエンザにかかった頃、すぐ近所のお宅の庭に咲く「寒桜」の華やかな姿に気づいていたので、写真は撮っていた。
それと医院からカーブスに行く途中の家の「ミモザ」が満開に近づいているのは知っていたから、これも足を伸ばして撮影。

書く材料はあったのだが、何しろパソコンに向かってこの写真の調整をしていて、物凄く目が疲れたので大騒ぎになってしまい、そのまま放置が5日間。

サーヤがうるさいので、なんとかパソコンに向かっている状態だから、言い訳からスタートの詰まんない話になってしまう。
すみません、グチになってしまって…。

さてこの寒桜には、20代から住んでいたのに「全く気づかなかった」と言うおまけ付。
我が家から公道に出てすぐ前がお蕎麦やさんで、おかみさんがお花大好きだから、鉢植えを季節毎に咲かせているのだ。

車が通る道なのに「メジロ」に蜜柑を上げたりしているから、我が家と同じ趣味のようで、毎月楽しみにしていた。

そのお隣も鉢植えの花が綺麗で、その隣の車置き場兼庭には見るべきものは無いとずっと思っていたのに、なんと奥にピンクの綺麗な花を見つけた時の驚きは、凄かったのだ。

何十年間も、1日に何回も前を往復していて、気づいたのが住み替え計画の最中だなんて…。
それだけ空を見上げることがなかったことになる訳で、不注意と言うかなんというか…。

その気づいた時に庭先のシャッターが丁度開いていたので、失礼して木の下まで行ってしっかりと確認、桜の花に間違いないと確信した。
真ん中の色が非常に濃く、冬に咲く桜に違いないと思ったのだ。

後でネットで調べたら、葉と同時に咲くタイプらしく、見つけた『寒桜』は花の上に葉が目立っていたから、寒緋桜と山桜の雑種と推定されているもののようだ。
寒桜

一般的に「寒桜」と呼ばれているものは多く、10種類以上もあるようなのだが、あまり身近な存在ではなかったので、今まで気づかなかったのが非常に残念な気がする。
でも、最後に気づいたので「よかった」のかも知れない。

他にも、2月から3月に満開になる花に「ミモザ」がある
小さな黄色い丸い小花の塊が、色濃い緑の葉が茂った枝先に群がって咲く様は見事と言うしかない。

近所に何箇所か大きな木があるのは知っているが、自転車に乗らなくなってからは見ていないのが残念。
この2月の始めに、血圧の薬を処方してもらっている医院とカーブスへの行く道の途中に、蕾が膨らんだミモザを見つけていたので楽しみにしていた。
青い家と調和したミモザ

2月の半ば、インフルエンザの処方を受けに行く前に、見頃だろうかとカメラを持参して行き、ぴったり満開に間に合った。
以前には気づかなかったが、こんな見事な花も見逃していたのかな?
ミモザ全景

寒い時期の花の代表は「梅」だが、これは今までにも書いた以前のお向かいの庭に数本あって、蕾の枝や実をもらったいた。
梅林だったと言う名残が、道1本隔てた屋敷の塀から覗いていて、ちょうど満開。
白梅

3月の始めだとまだ3分咲きくらいだが、やはり古いお宅の玄関脇にある桃の大木の写真を昨年撮っている。
3月の終り頃で、桜より少しだけ早い満開で見事。
桃の大木

このお宅の庭には、同じ位の大木が反対側にもう1本あり、門脇には若い木も1本花をつけている。


その実を晩夏に撮ったのが、小さな1個だけのもの。
「花桃」の実なので、大きくならず熟すことはないようだ。
小さな桃の実
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