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冬空に高く咲く皇帝ダリア

よそのお宅の花だから写真に撮るのは失礼?

下北沢に買い物に行くとき、通る住宅街の一軒に、とても珍しい花が冬になると咲いている。
今年で4年目かな、古いお宅を現代的に改築した年から植えられていたと思う。

始めは庭の左右に1本ずつ、とても高くなって目立っていたから、通る度に気になってはいた。
何の花かは最初は分からなかったのだが、新聞に「珍しいダリア」と写真つきで紹介されていたので、初めて「皇帝ダリア」と言う名前を確認。

最初の年はジャックにも見せようと、散歩に二人で行ったりしたっけ。
3年目に「やま玉用」に写真を撮ろうと思い、いつもなら誰も居ないのに40代くらいの男性が居たので、お声を掛けたが「人の家の花を写真に撮るのはどうなのかな」と不機嫌そうに言われて止めた。

老夫婦しか見かけていなかったのに、その頃から白い自動車が庭さきに止まるようになっていたから、同居の息子かもしれない。
老夫婦なら自慢のダリアだろうから、快く承諾してくれたろうに…。

だって毎年1本ずつ増えて、現在では4本になっているのだから、お気に入りの花の筈。
添え木などをして大切に育てているのが、外から見ても分かるくらいだ。

最初の年はとても高くなり、花も多かったと記憶しているのだが、本数が増えた分、なんだか背丈が低くなっている気がする。
もしかしたなら、高すぎて花が良く見えないから、低くしているのかな?

なにしろ話しかけて「けんもほろろ」の応対をされるのは厭だから、ありがたく見せてもらっているだけ…。
昨日(12月始め)の買い物がてらに寄り道をして、写真に収めた。
庭の端っこの道に近い1本、背も一番低くて花数は少ないが、写真には撮り易い
青空にくっきり

抜けるような青空に、しっかりと高く花をつけている様子は、なかなかの迫力。
ダリアと言うには珍しい薄紫の花で、花の形はダリアに近いけれど、リサーチした結果は「木立ダリア・ツリーダリア」という品種なのだとか。

成長すると3~4メートルにもなるので、皇帝という名になったらしい。
八重咲きのものもあるとか、蕾はまん丸でとても愛らしい。

キク科のダリア属で、メキシコから中南米が原産国。
寒さに弱く、霜に当たると枯れてしまうらしいから、12月に入ってからの寒さで、昨日あたりが最後のシャッターチャンスだったのかも…。

風に弱いため添え木が必要で、夜は暗く日中は日当たりの良いところが良いらしい。
長くしたくない場合の方法は剪定すること、とあるから今年は夏に剪定をしたのかも…。

カラーはピンクとあり、確かにサイトの写真はピンクだけど、見た目は紫っぽいと感じた。
なぜ紫を感じたのかは、花の真ん中の花芯近くが濃く見えるせいかも知れない。
この写真ではよく分からないのだが、他の花は上向きの花もあってよく花芯まで見えているから…。
庭の真ん中のダリア

地植えが基本らしいから、植え木鉢ばかりの我が家は無理だね。
でも、花後に鋸などで切って藁や落ち葉で覆って越冬させることが可能で、輪切りの茎は挿し木として使用もできるらしい。

そんなに難しくはないようだから、今後もあのお宅で見ることはできそう。
晩秋から冬の楽しみ「皇帝ダリア」の花は、遠くから眺めるを良しとしようっと
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