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紫陽花の 咲き比べてや 去年今年(こぞことし)

 紫陽花の季節になりました。私達が利用する井の頭線沿線も紫陽花がいっぱいで、このところ電車に乗ると、窓外を眺めるのが楽しみです。

紫陽花 二鉢が並ぶ
 我が家でも二鉢が咲き揃いました。写真の奥にあるのは、ユフィの母の一周忌に、京都に住む高校・大学を通しての友人D夫妻が送ってくださったもの、とても珍しい花模様で梅雨時の庭の楽しみでもあり、仏前に供えるのも恒例になっていました。
 ところが昨年は「裏咲き」とでも言うのでしょうか、一輪も花がつきませんでした。そうした時、サーヤが珍しい花芽の紫陽花見つけたので買ってきた、と我が家に来たのが、手前にある、少し小ぶりの花です。二つとも小さな花が固まって丸い鞠のような形になります。

 今年は二つ共に、新芽が吹き出す頃、粟粒のような花芽がいくつも見られて、今年は楽しめる、と思っていました。花芽が大きくなって、少し色がつき始めたころユフィが“あら、この紫陽花二つとも同じじゃないかしら”といいます。珍しいと思って買ってきたものですが、同じ花とは。
 ところが、すっかり色ずいて、形も大きくなった頃に覗いてみたら、全く違う花模様だったことが分かりました。ああ、安心、というのもおかしな話ですが、早速二輪切り取って仏前に。
D夫妻から頂いた紫陽花
去年ユフィが買ってきた紫陽花
上はD夫妻から頂いた紫陽花、下がサーヤが去年買ってきたもの、ちよっと違う

 去年は10数年前から我が家にある額紫陽花も、花をあまり付けませんでした。土も変えずに、毎年花が終わった後で適当に剪定するだけのもの。そこで去年、思い切って、我が家の一番大きな鉢に植わっている土を取り替えることに。茎も思い切って短くしました。どうも私は花の茎を切るのが嫌で、どの鉢も伸び放題になりがち。ユフィはどんどん切りなさいと言うのだけれど。私がやらないものだから、酔芙蓉の茎は“毎年どんどん新しい芽が出てくるんだから”とユフィにバサバサ切られてしまいました。まあ、言うとおり、確かに新しい茎が現われて、花を着けてくれています。

 という訳で、今年期待していた額紫陽花ですが、尺年の恨みがあったのか、花一輪、という有様です。来年は三鉢とも咲いてくれるだろうか、と庭見物の毎日です。
額紫陽花


 上記のあじさいの名前、ユフィが調べてきました。
1時間もリサーチの結果、やっと見つけたDさんからの紫陽花の名。
「ホンアジサイ」の変異バージョンで、『ウズアジサイ』または『オタフクアジサイ』と言うらしい。『お多福』の命名にはニンマリ。いかにも相応しい花の名で、楽しい。


サーヤが買ってきた小さな八重咲きのもうひとつ、なかなか出て来なくて鉢植えのネットショップを梯子。
似たものがあったが、色がブルーなので?ではある。
「西洋アジサイ」の『てまりてまり』という名前だが、新種らしい。
両方共に「ピンク」もある様子。
アーッ、疲れたぁ!


 サーヤからの補足コメント。
あ、私が買ってきたのは「てまりてまり」だよ、思い出した!ブルーとピンクの二種類があって、小さい花びらで可愛いのです。
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