やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
連載
01 防御戦 ドラックストア商品でダニから身を守る
02 攻撃戦 ドラックストア商品でダニを攻撃する
03 兵法の時間 戦に勝つにはダニを知れ
休戦 ダ二騒動で犬猫病院へ避難
04 攻撃戦 スチームと布団乾燥機でダニを死滅せよ
05 攻撃戦 布団専用ダニクリーナー「レイコップ」で撲滅せよ
06 防御戦 古い布団はダニごと処分し「ミクロガード」でブロック
07 攻撃戦 最終化学兵器「ダニアースレッド」でとどめ
08 終戦 ダニ刺されの薬 そしてダニのトラウマ

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ダニ撲滅大作戦

06 防御戦 古い布団はダニごと処分し「ミクロガード」でブロック

これまでの対策で、ジャック父のダニ問題は万事解決しました。
…が、ユフィ母とサーヤがまだ少し刺されてしまうのはなぜなのか?

簡単なことです。
2人が使っている寝具がブ厚くて古すぎたからです。

ジャック父は敷き布団を今年に買い換えたばかりであり、数年使っている毛布と羊毛布団は薄いタイプだったため、布団乾燥機(十分に熱がいきわたる)や洗濯でダニを撲滅できていました。

首から肩まわりが一番酷いユフィ母の枕はなんと20年以上経っているものであり、セミダブル用の細長いタイプで超ブ厚いのです。
全身をまんべんなく刺されているサーヤのシルク布団は10年以上経っているものであり、なんとクリーニング不可なうえに、あちこち破れています。

ジャック父のダニが解決しているうえに、ユフィ母とサーヤの特徴ある被害状況からして「もしや…」と思ったのでした。
それで、ユフィ母には「枕が一番の原因かもしれない捨てよう!丸洗いできる新しい枕に買い換えよう!」と説得し、サーヤの布団も思い切って買い換えることにしました。

知っていましたか?
布団には寿命があることを。布団業界には以下のような買い替え目安があるのです。
敷き布団 : 5年
掛け布団 : 10年

これを過ぎると、衛生的な意味でもよくないらしいのです。
なぜ敷き布団の方が寿命が短いかというと、人間の体重に長時間圧され、人間の汗や脂などを大量に吸い込むので痛みやすいのです。(湿度と人間の有機物ゴミを好むダニには最も好む環境)
敷き布団って洗えないパターンも多いし、掛け布団ほどには干せないですよね…。
これがベッドのマットとなると、なおさらですよね(汗)
そりゃダニも増えまくって除去しきれないですよね!!(汗)

だから、ダニに悩まされたら敵が侵入してきた城に火をつけて撤退するべく、潔く布団をダニごと捨てたほうがよいのです。

そんなわけで、ユフィ母にはスパッと枕を捨ててもらい、丸洗いできる枕を買いました。
ユフィ母の新しい枕
これが、やはり効果抜群!
枕を買い換えただけで、ユフィ母の問題はほとんど解決できました。時々体のどこかを1箇所ほど刺される…程度に激減!
ちなみに枕の使い心地はどうかと聞いたところ、なかなか心地良いよーです。


さて、次はサーヤの番ですよ!
実は10万円もしたシルク布団ですがすでに寿命である10年は過ぎていますし、スパッと捨てて、人生初の羽毛布団を購入しました。
サーヤの新しい羽毛布団
やはり質の良いものが欲しい…と思って、日本製でありエクセルゴールド(羽毛布団のランクで4つ星)でAmazonレビューが良いものを選びました。
これが予想外にフカフカしててすっごく温かい…というか、10~11月に使用するには暑くて汗をかいてしまうくらいに保温力がすごく高い!
これは高齢者や冷え性の人には絶対オススメだわ~。

でも、ここで注意です。
ダニ対策としての布団選びは重要です。ダニが好む布団は以下の順位となります。
羽毛・羊毛・絹 > 綿 > 化学繊維
なぜ羽毛・羊毛・絹がダニの一番好みかというと、動物性のものだからです。チリダニは生物の有機物ゴミを好むので、動物性のものに惹かれるのです。
綿は植物性ですが、水分や油分などの浸透率が高いので人間の有機物ゴミが深部まで浸み込み、そこにダニが入り込んでしまいます。
なので、化学繊維のものが防ダニとしては良いのですが、肌触りが良くなく、布ズレの音が気になるという欠点も多々あります。

じゃあ、どれを選んだらいいの?
あえてどれにするかというと、じつは羽毛・羊毛・絹がオススメです。
え!?と思うでしょうが、要するに表面の布カバーが重要なのです。羽毛などは中身が細かいものなので、はみ出ることがないように表面の布はビニールのように緻密に織られているので物理的にダニが入り込めません。
要するにダニの一番の好みではあるが、最も物理的に防げる布団…ということです。
綿や化学繊維の方は繊維の隙間が粗いので、人間の有機物ゴミはどんどん入っていくし、ダニもどんどん入っていく。防ぐ手段がないわけです。

ただし!
羽毛・羊毛・絹の布団は質の高い高級品を選ぶようにしましょう。
中国製だったり安価なものだと、表面の布カバー繊維が粗くて、ダニが入り込んでしまいます。そうなると、綿や化学繊維よりダニが大量に入り込んでしまいます。
安物を買うのはやめましょう!(すべてにおいて言えることかもしれませんが…)

でも
「すでに買っている布団を買い換えることはできない」
「それでも不安で落ち着かない」
…という場合は、ミクロガードをオススメします!
ミクロガードの枕カバー商品

サーヤだって不安だったんですよ。
いくら高級品の羽毛布団でも、表面布カバーが緻密な織物になっていてダニが入り込むことはないと知っていても、ここまで散々やられちゃったんだから軽くトラウマになっちゃってるんですよ。

だから、羽毛布団と一緒に、ミクロガードも買ったのです。
この商品の説明を見て、これならイケる!と思いました。(以下、購入した商品のラベルを撮影)
ミクロガードのパッケージ・説明
ダニが通れず通気や汗は通れるという説明

…うん、やっぱり、ここまでの性能となると、さすがに高額ですね(笑)
一万円以上するんだよなぁ…ふう…でもケチってられる状況じゃありません。平穏な生活を手に入れるためなら、金に糸目はつけません!
それに、ミクロガードなら布団の種類問わずに防ダニ効果が等しく作用するので、布団でお悩みの方はまずご検討あれ!

というわけで、枕カバー、ボックスシーツ、布団カバーの三点を買いました。
枕カバーのアップ枕カバーの全体図 ツルツルしてる
こちらは枕カバー。画像を見てのとおり、ビニールみたいな感じでツルツルピカピカしているのがわかる。手触りからしても「あーこれはダニは通れないわ」と実感できました。
これって化学繊維なわけだから、やはり手触りはヒンヤリしていてカサカサする感じ。でもいいのです、直に肌に使うのならともかく、この上に普通のカバーを被せるので気になりません。
色は枕のみミントグリーン。なぜかっつーと、枕ってヨダレとかで汚れるから白いのはちょっと抵抗がね…(笑)

白くてツルツルなボックスシーツボックスシーツはふちにゴムがついてる
こっちはボックスシーツ。低反発マットに被せます。
ふちがゴムになっていて、スポッと被せるタイプなので、すっごく楽です。
こちらはベッド用ボックスシーツタイプですが、敷き布団用のもあります。

羽毛布団にミクロガードを被せるさらに普通のカバーをかけて出来上がり
こっちは布団カバー。購入した羽毛布団に被せて、さらに普通のカバーを被せて出来上がり。ミクロガードがツルツルした手触りだから、普通のカバーがつるっと被せやすくて楽だった。枕もミクロガードで包んでいるから、その上に被せるカバー交換もツルンツルンと楽々でした。こりゃ意外と便利かも。

さて、これらをやった結果…。

サーヤのダニ問題は完全に解決できました!
これ以来、まったく刺されなくなりました!
やったぞー!ばんざーい!!(涙)


やはり、古くなった枕と布団が一番の原因だったんだね…。
布団乾燥機やレイコップなどの対策をしてもなお解決できない場合は、布団の買い替えとミクロガードで解決できるみたいです。

ユフィ母もほとんど解決できたが、時々どこかが1箇所ほど刺される…とのことなので、まだちょっと居るんだね。
これを放置すると、また繁殖しそうだよなぁ…これは奥の手といきますか。

というわけで、次は最終化学兵器「ダニアース」を使用しました。
そして、これを使用して、家のダニはほぼ全滅できました。
次回、これを記事に書きます。


おまけ。
羽毛布団の上で寝るマサムネ
サーヤの羽毛布団が心地よいのか、最近よく潜り込んでる…。
あぁ~羽毛がつぶれちゃうよ~。でもこの幸せそうな寝姿に追い出せない…。
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