やましたさんちの玉手箱
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冬の帽子を洗う

ダニのダメージはトラウマになりそう

考えてみたら、帽子の洗濯は「まめにはしていない」ことに気づいた。
一つだけならともかく、服装に合わせて被るのだから、年間にしたら頻度は少ない。
しかも、ユフィが被るのは「寒い・ヘアスタイルを隠す・ちょっと買い物」くらいしかないのだから、一つの帽子を年間何回も使用していないはずなのだ。

しかし、この晩秋に「帽子の洗濯しなくっちゃ」と思い立ったのには、大きな理由があった。
10月から続いていた「ダニ騒動」の余波だ。
この冬帽子は、玄関の靴箱の中、ビニール袋に包んで置いてあった。

ダニアースは玄関というより、2階の階段の踊り場付近で焚いたらしいので、効き目が心配。
被ったらダニが生きていて、額や頭、襟足を刺されたらどうしよう。
なにしろ、古い枕の使用で、襟足から肩、背中が腫れあがった恐怖がよみがえってくる。

サーヤも同様の「ダニのトラウマ状態」らしく、1、2度くらいしか、しかも数時間しか着ていないものまでセッセと洗濯に出してくる。
「モコモコの生地だから、ダニが好みそうでイヤだ」とのこと。
下着類も気になって仕方ないから、洗い立てのものしか身に着けたくないので、同じものばかり着ることに…。

やっと落ち着いた状態の今、帽子を他の洗濯物と一緒には洗えないし、サーヤのお洒落着洗いと同じで洗面台での押し洗いにする。

夏場は毎日、着変えていくから、洗面台の押し洗いは毎回だったが、秋冬は週に1~2回位には減る。
サーヤがパンツ専用の洗濯袋を買ってきたのだが、これを使用しての洗濯機の漬け置き洗いは、パンツにどうしてもシワが入る。

洗面所で手洗いして、脱水を1~2分かけるくらいが、シワの出来方には良いみたいなのだ。
もちろん、ブラウスやサマーセーターなども洗面台で洗う。
脱水が微妙で、パンツ類は短くして、時間差脱水になるけれど、クリーニングに出すほどでもないものは、この方法が良い。

で、この冬用帽子は、多分購入してから洗濯をしたことがなかったと思うから、長いものは10年以上かも…。
なぜなら汚れがすごくて、水は茶色に変わってしまった。
何回も使用しなくても、洗濯はまめにしておくべきなのだろう。
洗面台で洗う

フェルト製のベージュは、少し小さめでまとめたヘアスタイルには向かない。
ツバが狭いし、紫外線避けにもならないから、専ら寒さ避けというところ。
濃い緑の細いコーデュロイは、裏は黒の同じ生地で被りやすいが、リバーシブルにはならない。

もう一つのモスグリーンと紅赤のリバーシブルは、同色のフリースの組み合わせで着たりして、大好きな帽子。
流石に紅赤の方は、表にして被った事は無いのだが…。

もう少し歳が行ったら、「試してみようか」と思ってはいるのだが、果たして似合うかどうかは、うーん。
外国の色白・銀髪のご夫人なら、似合いそうに思うけれど、日本人の初老のおばさんにはどうだろうか。

何回もすすぎ洗いをし、適当に短めの脱水をして、陽と風がたくさんの2階のベランダに干す。
洗濯機の脱水後
裏返して干す裏地をピンチに吊るす

裏返して目立たないようにピンチで止め、「1日で乾くかな」と少し不安。
リバーシブルは両方が表だから、新聞紙を丸めて詰め、日のあたる場所に置き、時間を見て表裏返した。
新聞紙を詰める

毛糸の帽子はながーく伸びてしまったので、裏のギャザー部分をピンチではさむみ、1回裏返して更に干した。
この帽子、折り返してしっかり被るととても温かい。
なにしろ二重になっていて、額部分は更に折り返すので、四重になるから。
ワタミのパートの寒い冬の間は、とても重宝した帽子だ。
伸びた毛糸の帽子

夕方までには、全てが乾いたのでホッとしたし、次の日からは安心して被って買い物へ。
ダニの心配は取り越し苦労だったようなのだが、お陰で綺麗になった帽子は気分が良い。
ダニ騒動が無かったら、「冬帽子の洗濯」もしたかどうか、確信は無いのだから…。
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