やましたさんちの玉手箱
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マサムネ君 只今15歳半/元気です

近所に同年齢の雌 仲良くできるかな?

真冬や真夏以外の温かな良い天気の日には、マサムネは紐付き猫として表に出たがる。
紐付きでないほうが良いには違いないのだが、たまに脱走してしまうと、帰ってくるまで家族が落ち着かないから常に紐付きだ。
紐つきマサムネ

なにしろ愛想が良いから、近寄ってきた人には誰でもお相手するので、すこぶる評判が良い。
配達の人や電気メーター検針のおばさんまで、「あ、今日は会えた」なんていっているくらいだ。
真夏の日盛りや、真冬の寒い風の日、雨風雪の日には出ていないし、最近は歳もとったので以前ほどには出ていないのだ。

秋日和が続いたある日、なんだか猫の叫び声が聞こえたような気がして、仕事途中で飛び出した。
まだマサムネが若かった頃には、野良猫の「クロ」や若い雄猫が近づいたりして、唸り声やら威嚇の声が聞こえる度に、飛び出していたが、最近は全くそんなこともなくなっていたから、すごく久しぶり。

野良「クロ」は多分何年か前にいなくなったようだし、若い雄はただ紛れこんだだけで2度とは来なかったから…。
お向かいの「タマ」は22歳を越えた雌猫で、若い頃から「シャー」と驚かされていたが、もうずいぶん以前にいなくなっているし…。

外に出てみると、お向かいの門の前に紐付きの首輪が落ちていて、姿が見えない。
「タマ」を追って庭に駆け込んだりすると、強く引っ張ると外れるようになっている首輪だけ残っていたから、全く同じ状況だ。

「マサムネ」と名を呼んでいると、数件先のお宅から奥さんが飛び出して来て、「うちの猫ですよね」と言う。
その子はとても気が強いらしく、「シャーッ」が得意だとか。
そう言えば「マサムネの威嚇の声」を聞いたことが無いから、その子の声だったかも…。
威嚇して逃げ出したので、一応追いかけた、というところか…。

少しするとマサムネが向かいの庭に戻ってきて、そのまま帰宅させた。
「うちの子はもう戻っているはず」だと言う。
聞けば犬2匹の他に、保護している猫が1匹いるらしい。
歳は同い年の15歳で、チラリと先日見た限りでは、小柄でとても可愛らしい猫だったが素早く逃げたっけ。

最近越してきたようで、後日猫を抱いている時に外で会い、立ち話を少しした。
雉色で胸と手足が真っ白な「ソックスちゃん」という名で、15歳には見えない可愛い子だ。
「威嚇が得意」では、とても仲良くはできないだろうが、近所にはペットが少ないからユフィ的には嬉しいかも…。

出たいときはソワソワとして玄関に居るから、首輪付きの長い紐を付けて出したあげる。
自分で入ってくる時もあるし、外して欲しい様子もするし、紐が途中で引っかかって鳴くこともあり、外れて首輪だけになっているときもあり、家の中で寝込んだりもしていて、状況は様々だ。
紐は常に玄関の下駄箱のそばに丸めて置いてある。
靴に絡んだ紐丸めた紐
○靴に引っかかってから外に          ○結構長いから自由に動ける

ジャックが休みの日は、殆ど一緒に外に出て、温かいお日様の照る道路で寝そべったりしている。
でも、老年になったせいか、長時間外は出ていないようだ。
気が済むと「やはり家が一番」とばかり、戻ってきて、その日の一番寝心地の良い場所で眠っているのだ。
布団の上

「ソックスのお母さん」が、1日の内20時間は寝ている、と言っていたから、人も猫も老いると寝ることが一番になるのだろうか。
今日のお昼寝は、ジャックの日当たりの良い温かな布団の上と、大好きな階段の上のマット。
階段のマット
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