やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 大変 マサムネ君が吐いた/下痢った
02 マサムネ君今度は血尿
03 血尿の結果は膀胱炎
04 血液検査の結果は腎臓に異常なし
05 エサの変化 高いものはやはり美味しい
06 カリカリフード発売元の変更 否応なく変えた
07 またまた血尿 膀胱に腫瘍ができた!
08 マサムネ君 只今闘病中で 家族は大騒ぎ
09 血液検査の結果は投薬続行中
10 膀胱炎の再発でてんやわんや
11 新居に落ち着くまで元気で居て
12 仮住まいから新居に落ち着く
13(完結) マサムネ君はまつばら病院に転院して安心
TOP > リビング > ペット

マサムネの老人食生活

09 血液検査の結果は投薬続行中

2回の血液検査までの間「アレッ 太った?」

今度の土曜日に、血液検査の結果を聞きにマサムネと動物病院へ行く予定だった水曜日に、副院長先生から電話をもらった。
「血液検査の結果をお伝えして、今後の治療についてご相談したい」とのこと。
「マサムネ君は連れてこないで良い」とのことで、次の日に胸ドキドキでユフィだけバスで出かける。

そして、その結果は「やはり腎臓に負担がかかっています」とのこと。
特別な異常は見られないのだが、「尿素窒素」が非常に高くなっていて赤丸。
「クレアチン」も少し上昇とのこと。
血液検査結果

1日置きに服薬している「消炎剤・痛み止め」は、腎臓に負担をかけている可能性が高いのだそうだ。
年齢的な腎機能症も考えられるそうだが、赤丸になるくらい腎臓に負担が掛っているのは、投薬としか考えられないらしい。
先生のメモ1

腎臓病の治療には、①食事療法 ② 脱水しないようにする ③内服とサプリメントの併用、更に皮下点滴 等が考えられるとのこと。
現在の内服薬の効果は、『痛み止め・抗炎症剤+α』で、一部の腫瘍の抑制らしい。

ただ、副作用として腎機能への負担の可能性があるとのこと。
腎臓を大切に考えると「薬は止める」ことになり、デメリットとして腫瘍のコントロールが効かなくなる。


対策としては「免疫力増加のサプリメントを追加する方法」と「内服薬を2日に1回から3日に1回に減量して様子を診る」の二つ。
ただし、効果が不十分になるデメリットもあると言われた。

ともかく「たくさん水を摂って、たくさん尿を出させること」が大事らしい。
その点は大丈夫、実によく水を飲むし、当然しっかり尿も出ている。
血尿だったり普通だったり、何日か置きに変化はするのだが…。
薬10日分

相談の結果、2日置きの投薬を3日置きに変更し、10日分の薬をもらった。
無くなった頃「再血液検査」となったが、絶食についての相談をする。
夜間絶食だと、ジャックが大変なのでと伝えると「お父さんは優しいんですね」と先生、「お母さんが一番怖いんです」とユフィ。

そこで「朝から絶食して、夕方に血液を採りましょう」という結論になった。
日中はお母さんと一緒だから、駄目と強く叱れば我慢するかも…。
ユフィにも自信は無いが、マサムネの為だから我慢できるかも…。

さてお薬をもらって帰宅し、サーヤの帰宅を待って報告し、ともかく1ヶ月と少し様子をみることになる。
お薬代だけだから、今回の支払いは少なく、その上貯まったポイントでマイナスにもなって安く済んでヤレヤレ。
薬代のみ

さて、1日置きが3日置きになったら、投薬を忘れがちになってしまった。
カレンダーに印をつけるだけでは足りないので、薬袋に日付を記すことに。
亡くなったおばあちゃんと、同じ方法になってしまう。

朝忘れてしまって昼にあげたり、1日ずれてしまったり、面倒臭いこと。
朝の美味しいおやつに味をしめて、朝食の席にも必ずくっついているから、薬以外のおやつも必要。

そして、1ヵ月後のある日「マサムネ君太ったんじゃない?」とサーヤ。
腫瘍が発見された9月と10月には、4.25㎏だったから、お腹の辺りがげっそり削げて、お腹の白い腹の部分が垂れ下がって、なんとも情けない姿だった。
痩せていた時
↑痩せてしまった頃
太った?
↑太ってきた?

自宅で体重を量るのは難しいので、検査の日に量ってもらうことにするが、冬毛にも生え変わったし、心なしが顔もふっくらしているし、抱くと重いし、多分かなり太ったと思う。

なにしろすごい食欲だから、太らなかった2ヶ月が不思議ではあったのだが、先生に聞いたら「悪性の腫瘍だと栄養が全部とられてしまう」のだとか。
なんだか怖い話だが、癌患者さんの様子の説明までしてくれて納得。
血液検査のもう一つの赤丸が、「中性脂肪が少な過ぎる」というのも何だか…。

そして、朝からの絶食対策に悩んでいるユフィにサーヤが究極の提案。
「午前中にシャンプーを予約、夕方までそのまま預かってもらう方法」名案だ。

すぐさま予約を入れて事情を説明、しっかり預かってもらえることになる。
今までも「誕生月検診」の際には、無料検診は申し訳ないとシャンプーは毎年頼んでいたので、好きではないだろうが慣れてはいるだろう。

そしていよいよ11月21日の土曜日、10時半の予約にリュックに入れられて病院へと、サーヤが連れて行った。
そのままお別れもせずにペットサロンの担当者に渡したらしく、「顔も見なかった」と帰宅後ちょっとブツブツ。

そして絶食8時間後の午後4時前、電話連絡を受けてサーヤが迎えに行く。
先生から簡単な病院での検査の報告があり、体重は200g増加とのこと。
200しか増えていないのに、ずっしりと重く感じるのは何故かなあ
200グラム増加

簡易血液検査では、大体正常値の範囲内だが、老年の為か数値は全てが多めだ。
特に白血球は4000くらい高くなっていて、この原因は左耳の炎症の結果
キチンとした血液生化学検査が届くまでは、2日置きの炎症止めの薬が3袋と、点耳薬が1本出た。
簡易検査
点耳薬

請求書は、シャンプーが6.100円と半分を占めている。
このアマノ動物病院では、昨年から炭酸泉温浴という特別なコースになった。
10分間の温浴とドライイングのコースで、ニオイも解消され、毛がサラサラ・フワフワになり、何よりも「炭酸ガスに接触することで、毛細血管が広がり血流量がアップし、皮膚の抵抗力が上がる」らしい。
請求書

帰宅後すぐに、おやつ・カリカリマンマに突進したマサムネ君。
少し落ち着いたところで、じっくり眺めてみたら、「うわあ、毛が艶々で滑らかになっているし、白い部分が真っ白」とまずはその変身振りに驚く

以前のペットのマルチーズは白かったから、サロンから帰るとすぐに綺麗になったことは確認できたが、アメリカンショートヘアの黒とグレイと白の混じったマサムネ君は、お腹とお尻を見ないと真っ白なのがよく分からない。
正式名は「クラッシックタビィ・シルバータビィ」というらしいのだが…。
綺麗になった

しっとりと毛が落ち着いていて、艶々としていて、上等の猫になっている
ジャック曰く「凄いもんだなあ」、だって値上がりして6.000円だよ。
爪もきれいに切ってヤスリをかけてもらって、男ップリは格段に上がったね。

そして1週間後、先生からお待ち兼ねの電話を受ける。
「マサムネ君無しで、検査結果と今後の治療法の相談」とのことで、サーヤが一人で出向いた。

前回の検査には無かったAST・ALP・尿素窒素に赤丸2つで、増えている。
薬の副作用なのだろうか? 
今までの薬を4日に1回投薬、3日置きに服用に変更した。
10袋だから、次の通院は正月に入ってすぐと言うことで落ち着いた。


この1週間、水もよく飲み尿もよく出ていて、血尿は病院に行く日の1回のみ。
ポリープは落ち着いてきた、と言うことか。
検査結果は、やはり腎臓機能に影響が出ていて、AST・ALP・尿素窒素が赤丸で高く出ている。
年零表

中性脂肪は低く出ての赤丸だが、他は特別異常はない様子。
ともかく元気で食欲もあり、しかも太っているのだから、差し迫っての危険はなさそうだ
ホッとした、これで年越しが無事にできそう…。

最近急に色々な食べものに興味が増していて、何でも食べてみたがるが、なるべく腎臓をケアするカリカリフード・ヒルズの「プリスクリプション・ダイエット」を食べさせたほうが、ベストらしいのだが…。

猫を人間の年齢に当てはめた表ももらってきたが、17歳で84歳だって…。
その先が無い表が気になるのだが、来年の3月で17歳になるマサムネ君は無事に誕生日を迎えられるのか、84歳ならまだまだ大丈夫、頑張ろうね!

ただ、薬を2日置きでも混乱したユフィの方が心配、3日置きの投薬大丈夫かな?
▲ページTOP