一年前にマサムネの膀胱にポリープが見つかったことで、頻繁な動物病院への通院が必要になってしまった。それまでは手提げ型のキャリーバッグだったが、通院には使いづらいので買い替えをすることにした。
このペット用キャリーバッグがじつに種類豊富でどれにしてよいのか迷ってしまう。
ここは利用目的を絞り、「肩や背中にかつげる」「自転車の前カゴに積みやすい」「機能性がある」ものを優先的に検索してみた。
これだ！と見つけて購入したものがこちら。
リュック型になっており、かなり丈夫な作りで災害対策にもなれそう。
肩下げ型のベルトも付属されていて、取り付ければ肩下げバッグにも変身可能。
また車に積み込む場合のベルトもついており、座席に固定できるのもいいね。うちは車持ってないけど。
現時点では、カラーは紺、茶、赤、オレンジがあり「紺」を選択。
実物を見るところ、すごくしっかりした作りで耐久性ありそう。特に底部分が厚く頑丈なので予想以上の出来だなと感じた。
 
奥行もけっこうあり、狭い印象はしない。背中にあたる部分はメッシュで、ポケット状態になっているので肩ひもを外してしまいこむこともできる。またはタオルなどを入れて夏の汗対策にもなれそう。
細かいところで配慮されているなぁと思った。
 
担いでみたところ。肩ベルト部分が厚く柔らかいので肩への負担はほとんどない。意外と底部分が水平に保たれているので、普通に立って歩いている限りは傾くことはない。
一見ではペットが中にいるとは思われないね。
 
前にも側面にもポケットがあり、多機能。交換用のペットシートとかが入れるね。
 
上には開閉できる部分が二か所ある。まず小さな窓があり、これを一枚めくるとメッシュ部分が出てくる。マジックテープ固定になっている。季節や気温に合わせて通気性が調整できるわけだ。
このメッシュ部分はチャック開閉になっており、これを開けることでちょっとした小窓になり中のペットの様子をうかがったり触れたりすることができる。個人的にはこの部分が一番便利で、タクシーの中でマサムネの様子をうかがったり、動物病院の待合室で手を突っ込んで撫でて落ち着かせたり、活用頻度高い。
さてフタ部分を開けると、中に伸縮性のあるベルトとフックがある。これをペットの首輪につけることで飛び出し防止になるわけだ。ただ、残念ながらこのベルトが短くてマサムネが中で寝転がると首輪が引っ張られて苦しそう。（ペットが座っている状態ならちょうど良い長さだが、底に寝転がると届かない）延長ベルトを別途買っておくといいかも。
でも飛び出し・逃走防止のベルトは便利なので活用してみよう。
底には取り外しできるシートがあり、これにトイレ用シートを巻きつけると良い。災害時は数枚のトイレシートやドライフードなどを下に詰め込み、その上にシートを乗せて、ペットを乗せていく手もあるね。このリュックはわりと高さがあるので多少は下に物を詰めてもペットは十分に入る。
リュック型だと、狭くて密閉するイメージがあるが、このリュックは両側面にメッシュ部分があり、中から外界をある程度把握することができる。外側からは見えないが、中から見てみるとけっこう視界が開けて見える。
通気性が確保されているので、息苦しさの心配はなさそう。
実際にマサムネを入れてみた。４キロ強のサイズだがすっぽり入ってちょうどいい感じ。猫は狭い箱にくるまって寝る習性があるからわりと落ち着く空間だと思う。病院の待合室で待機している時、丸くなって寝ていたがすっぽりおさまって気持ちよさそうだった。
うちはこのリュックが届いてから、すぐに通院に使っていたのでマサムネにとっては「イヤな所へ連れて行かれる入れ物」と認識して嫌われてしまったが、置きっぱなしにして猫の寝床に定着するようにすれば、後々便利に使えると思う。
自転車の前カゴにはリュックの下部がすっぽりおさまり、真ん中からは入りきらない感じ。これがなかなかの絶妙なサイズ。全部おさまってしまうと取り出すのが大変なので、下部だけ入るくらいがちょうど良いのである。
総合的に、手提げタイプよりはスペースをとらないし、使わない間は中に防災リュックを入れて保管してみる。いざというときは防災リュックを取り出してペットを詰めて、前に防災リュック、背中にペットキャリーとして素早く避難できそう。
リュック型だから避難する時の持ち運びも楽だし、丈夫な造りなので多少物がぶつかっても耐えられそうだし、かなり使い勝手がよさそう。
これはオススメです！
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