やましたさんちの玉手箱
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春爛漫なリース

今年は春が早かったし長かった

3月の23日頃に桜は開花し、それから寒さが戻って花も長持ちして4月中旬まで…。
我がマンションの目の前の公園には、様々な桜の樹があって、白に近い桜から染井吉野の淡いピンクや、枝垂れ桜の濃いピンクまで次々に咲いてくれるから楽しかった。

リースは春の初めは立春

立春の前日が節分・いわゆる「豆まき」の日。
世田谷に居た時は、ある建物の柊の生垣から一枝頂いて、玄関の棚の上に袱紗を敷き、塗りの升に豆を盛って、柊を添えた『室礼』をしていた。

豊洲に移ってからは、玄関には飾る台がない。
ドアリースを始めた理由なのだが、昨年スーパーで「柊と豆柄」の束を見つけてからでるまで、待つようになった。
結構ギリギリの期間に出てくるので、少し慌てたが…。


これに鰯の頭を付ければ「言うこと無し」なのだが、流石に鰯は…。
平安時代には、『季節の変わり目には邪気が生じる』と考えられていて、邪気をはらうために『豆まき』『柊鰯』『仮装』等々の縁起担ぎが行われたようだ。

「ハロウィン」も新しい年が始まる前日、「この世とあの世の境界が薄れて魔物がやって来る」とされていたとか。
エーッ、こんなところで繋がっていた!
だったら節分の行事も、もっと盛り上がってもいいんじゃない?

ともかく、鬼が嫌う棘棘しい柊と焼いた鰯の頭を門に飾って、魔を寄せ付けないようにした風習が西日本にはあった様子。
でもマンションのドア飾りに『鰯の頭』はちょっと…。
だからおとなしく購入したそのまま飾った、体調も悪いから細かな作業は止め!


桜の前に梅と水仙

節分が終わったら、何時までも柊ではまずい。
桜の前には梅でしょ。
昨年の梅の飾り、ちゃんと仕舞ってあったので簡単に「水仙」の造花に組み合わせて完了。

体調が悪いから…。
なるべく簡単に見栄えはまずまずで、我慢・我慢。
赤と黄の配色で明るいし…。


桜も簡単に誤魔化す  

前年使用の緑のリースに、新しく購入しておいた桜の造花を崩して飾る。
百均に行く度に季節の造花はチェックして、良いものを見つけたら購入しておいたもの。
花数が少ないのは、一つしか気に入った桜がなかったから…。

一口に桜の造花と言っても、色や形は様々。
これでも「良いもの」だけを選んでいるつもり。
根気が何時まで続くかは分からないが…。


玄関の内側の壁には、少し色の濃い桜の枝と梅と飾った水仙を合わせて下げた。
4月に入ると水仙は遅いのだが…。


外玄関の花は長持ちする

北西向きの玄関は、寒いので花持ちがとても良い。
写真を撮りそこなったが、白い百合の太い枝の一本は1ヶ月近く次々と咲いてくれた。
伊達に高価なわけではなかった…。

これは前年の百合、白い百合は高価なので見栄えが違う…

その次に買って来た「アルストロメリア」も長く咲いている。
花色は赤、ピンク、白、紫、黄、オレンジ、青、緑と様々。
花言葉に「持続」が入っているから、長持ちする花なんだ、きっと。

それこそ様々な花色があるのだが、赤い大束をチョイス。
どんと活けたら存在感もあって、青い入れ物にも映える。
緑の枝ものも添えたが、これは長持ちしなかった。


正月用の柳の枝、芽が出る様子は無いのだが、枝振りが面白いのでそのまま活用…。
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