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春は桜 ソメイヨシノが満開

サクラは花の代名詞/ソメイヨシノが全盛

昨年の3月に、「日本画風の桜」を載せたから、今回で桜は2回目の登場になる。
日本画風の元絵の水彩画が、この絵なのだが「少しスッキリしすぎて寂しい」くらい。
一応は先生の薦めで、白い画用紙では「淡いピンクの花が映えない」ので、グレイを薄く塗ってからの作画だったのだ。

真っ白い画用紙に一本の桜の枝では、確かに殺風景になっていただろう。
近年の「桜」は、江戸時代の交配種「染井吉野」が全盛で、明治以降全国的に広まったらしい。
花が房のように集まって華やかに咲くのが特徴のようだが、この絵の桜はソメイヨシノの華やかさは少ないように感じる。
昨年も書いたように、この桜の枝はお向かいにあった古木の桜のもの。

今回の記事のために、近所の桜の写真を撮って回っていて、ソメイヨシノではないのではないか?と思ったのだ。
「桜の花」はみな同じに見えるのだが、サクラ属は400種もあるだそうだ。

さすがにユフィにも、山桜や枝垂れ桜・八重桜は違う種だとわかるけるれど、それ以外は大木で咲き乱れていると、判別は難しい。
友人たちと「吉野の桜見物」に行った時、ソメイヨシノの華やかな桜色に慣れていた一行は、白くて寂しげな山桜の咲き方にキョトンとしてしまった。
思い込みとは怖いものだ。
桜の花とは、「ソメイヨシノの華やかさ」と刷り込まれているのだから…。

ソメイヨシノも桜に親しんだ江戸の時代に、園芸品種として改良されたものなのだが、現代で は公園や校庭などでよく見かけるため、桜=ソメイヨシノと思い込んでいるのだろう。

今年の桜は、3月下旬から咲き始め、4月上旬に一気に満開になった。
これからは、東北・北海道と北に向かって、日本列島を駆け上がっていくから、4月の花としては間違いではない。

この桜の絵は、枝がまっすぐで花が多すぎないのが特徴だろう。
それと、今じっくりと見て気づいたのだが、花の中心部分に濃い色が入っていない。
桜探しのとき、女学園の庭の桜の花の中心には、紅色の濃い色が見られたし、房のようにかたまって咲いていたから、ソメイヨシノだろう。


我が家のすぐ近くの古木2本は、花の中心に紅色がなかった。
しぺが紅色の桜もあったのだが、まったく同じ桜の花に出会えて嬉しかった。
とても近い場所の桜なので、たぶん同じ種類ではないかと思うのだが、古いお宅の玄関先なので、建て替えなどで切られてしまう危険性は高い。
 

我流の判断は禁物と思い、『桜の種類』で検索。
「一重咲きで薄いピンク」で探したら、「ソメイヨシノ」と出たのだ。
しべの部分が紅色の「ソメイヨシノ」もあるようなので、間違いないようだ。


水彩画でも、蕾のときには薄紅で、開ききると淡いピンクになる様子は、きちんと描かれている。
植物にある色合いの、赤みを帯びた茶系の表し方で、実に重宝したと記憶にある色の名は『 アンバー』なのだが、絵の具の色を検索してみても見つけることができなかった。

この「桜の絵」でも、まだ硬い蕾の濃い色のガク、開き始め若緑のガクに残る「濃い赤茶」にも使用しているし、細い枝にも重ね塗りしている。
しべの小さな黄色い点々も几帳面に、たぶん見たままの状態で写しているだろうから、性格も出ていて今は見ているだけで面白いけれど、描いているときはとても疲れたっけ。

お向かいの今は無き桜の花、毎年我が家でひっそりと咲き続けている…
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