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憧れの箱根・富士屋ホテル

急に箱根へ 憧れの富士屋ホテルに泊る

どうして急に娘と旅行することになったかの詳しいことは置いておき、ジャックの「どうせなら二人で箱根でも行けば」の言葉とお小遣いに飛び上がった私達。
そして3日後だというのに、ネット予約で富士屋ホテルがとれそう、と聞いてまた私は飛び上がって喜んだ。

サーヤがキョトンとしているので「箱根駅伝で必ず映るホテル」と説明。
「ヘレンケラーも、天皇陛下も、チャップリンも泊まったの」と続けてやっと納得。
私がこんなに喜んだのを見たことがなかったから…。
何とか予約を済ませてから、ゆっくりリサーチしたらしい。
今度は、じわじわとサーヤが喜び始めた。
「カレーライスが有名らしい。朝食がすごいらしい。建物がすごいらしい」そう、わかっているの、私には。
食いしん坊親子にとっては、最高のホテルなのだと。

私の興奮がすっかり伝染した娘。
朝食はワンランク上のものに。
ディナーは、食が細くなったので(単に歳のせい)、フルコースは頼まないことにした。
富士屋ホテルをテレビなどで見たことのある人にはお分かりでしょうが、急な山肌(坂道)に建てられている。
赤朱色が基調の昔の和洋折衷ホテル。

玄関も狭いし、階段も急で、お年寄りには大変そうなホテル。
私達の泊まる部屋は、奥に建て増しされた新館のホテル。
空いていたのが納得の、普通の部屋。
まあ、普通だからよかったとも言える。
外国の人も多く、若い人も沢山泊りに来ていて、にぎやか過ぎるほどにぎやか。

富士屋 ブライダル富士屋 談話室

少し早くついたので、ゆっくりとホテルと園内を散歩。
時期が紫陽花の頃なのに、少し早いみたい。
満開とは行かず、楽しみだった紫陽花電車もそこそこの眺めだったし。
ホテルの園内で「蛍鑑賞」が出来るというので喜んだのだが、高低差がひどくて暗くなったら足元が危険な雰囲気。
残念だけど、あきらめることに。
娘は九十九里の別荘でいつも蛍を沢山見ていたから、あまり見たいとは言わない。
それより夕食のほうが気になる様子。
ほんと食いしん坊な親子。

富士屋 庭

前菜に変わり映えのしないスモークサーモンのサラダ、カレーライスとビーフシチューのセットをとった。
セットに付いてきたスープが絶品。
3日がかりで仕込むコンソメスープは絶対にお薦め。
そして、評判のカレーも言うことなしの味。
ビーフシチューの肉の多いこと、美味しいこと、ボリュームのあること。感激しますよ!

ゆっくり眠って「ブランチ」のつもりの朝食に。
2階の一番良いレストランの窓際の席。
ホテルの外観が望める最高の席に案内されて、とてもハッピーな気分に。
9時近くという時間が良かったのかもしれない。
充分すぎるくらいの質と量の朝食に、またまた大満足。

流石に老舗の有名ホテル、満足度は95%で「ジャックと一緒に、また来ようね」と約束する。
早くしてね。足腰が丈夫な内に…。
ホテル内を歩くのが大変だから。
マイナス5%の訳がこれ。
この次は新館ホテルではなく、旧ホテルのクラッシックな部屋に泊りたいというので、エレベーターもないし「大変だろうな」と思っているユフィ。

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