やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
連載
01 台風接近の中、覚悟のディズニーランド
02 足は棒状態 早くホテルに行きたい
03 ディズニーシーは大人向け?
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若くない母娘のディズニーリゾート小旅行

02 足は棒状態 早くホテルに行きたい

食いしんぼ母娘はしっかり夕食を食べ、メルヘンチックなホテルへ

広いディズニーランドをあっちこっち歩き廻り、途中で予定の無いアトラクションが「空いている」と飛び込み、そして日は暮れてきた。
ミッキーたちと一緒に写真を撮るところは、余り混んでは居ないが、私達が興味が無い。
カーニバルにもミッキーたちは出演していたし、何匹居るのかな?

「くまもん」も何匹存在しているのか疑問だけど、1匹じゃないよね、絶対に…。
疑問はもう一つ、背が低いのはそういう人がつとめているから?
ま、背の高いミッキーは愛らしくはないのは確かだけど…。

雨は午前中に霧雨だったが、午後には止んでいたので移動はスムーズにできた。
ユフィの年代の『ディズニー』は、昔ながらのイメージがそのまま残っているから、楽しいのは楽しい。
映画や絵本の世界が、実物で目の前に現れたり、作り物で動いているのだから…。

ハロウィーンのためのかぼちゃが沢山並んでいて明かりが点り、シンデレラ城は夜間照明でとても綺麗。
青く輝くシンデレラ城
かぼちゃの提灯

「間もなく夜のカーニバルが始まります」とのアナウンスがあり、光の競演で見ごたえはありそうだが、足がもう駄目。
立ったままの鑑賞はかなり辛いと思われるし、場所取りする気力もない。

01で『カーニバル』を書いたとき、家族全員で一番前に場所を確保し、お揃いのディズニーウェアを着用していたグループが居た。
かなり目立っていたので、次々に通るカーニバルの主人公も踊り子達も、いつもその前でパフォーマンスをして行く。
楽しいのだろうな、きっと。すごく良い思い出になるのだろう。

光のカーニバルには心動いたし、サーヤの友人のお勧めでもあったのだが…。
ともかく座りたい、何か食べたい、落ち着きたい、の心地でいっぱい。
60のおばさんのみではなく、流石にサーヤも思いは同じようで、「カーニバルは2つも見たし良いよね」とスルー。

一応午前中に予約できなかったレストランに行ってはみたももの、行列にうんざり。
並んでアトラクションを見て体験し、歩いて次の行列に並ぶ、この繰り返しに体が悲鳴を上げていた。
食事まで並ぶのは、勘弁して欲しい

「ホテルまで行き、レストランで夕食」のつもりで、駅まで何とか歩いたとき「東京ディズニーランドホテルで夕食もありかも」とサーヤ。
目の前に大きなホテルが…。
電車に乗って、ホテルまでバスに乗り、レストランを探すことを考えたら「目の前のホテルでいい」ことに。

この近辺のホテルでは、一番高級なホテルなのだそうで…。
ホテル内のいくつかを観察してみたが、最高級レストランは遠慮した。
価格も格式も、かなりなもんだったので…。

決めたのがまあまあなレストラン「シャーウッドガーデン・レストラン」で、ハロウィーンディナーとのこと。
案内されて気がついたのが、「バイキングコース」だということ。
気取って「ブッフェなの?」と聞いたら、そうなんだそうで、内心2人とも「やったね」と言う感じに。

どんなディナーコースが出てくるのか、少し心配だったのに「ブッフェ」なら、よりどみどりの料理内容。
「食べたいものを、好きなだけ食べられる」と思ったら、現金なもので疲れが1/3くらい軽くなった感じ。
飲み物は別料金なので、いつもなら軽いアルコールにするところだが、歩き疲れているし、泊まるホテルでもないし…。

ジンジャーエールを注文、サーヤが「ジンジャーエール(炭酸飲料)はストレスに効く」と言い出したので、2人共にバッチリの選択。
時間制限は無い様子なのを確かめて、ゆっくりと体と足を休め、お腹を満たし、元気を取り戻すことにした。
ユフィは自宅では「ファーストベジタブル」にしているので、前菜からサラダ系をチョイス。
ブッフェの前菜

ジャックと一緒でなくて「良かった」と思ったのは、小さな子供連れもいたから。
眠り姫らしいファッションの、長い付け髪と大きな花飾りの少女も一緒で、見ている分には微笑ましいけれど、なんとなく生意気そうなのが気にいらない。
口うるさいおばさんで、ごめんなさいねぇ。

サラダ系も2皿になるくらい充実していて、前菜に肉料理、パスタ、チーズも豊富、そしてデザートは食べきれないくらいの種類。
ローストビーフは、サーヤの言うほどの味ではなかったけれど、おおむね満足。
食後に奮発して紅茶を頼み、これで大満足する。
「終わりよければ全て良し」の心持で、少し回復した足で今夜一泊予定の『ヒルトン東京ベイホテル』へ向かう。

駅のすぐ目の前、歩いても10分も掛からないだろうところ、送迎のバスで到着。
部屋カードはもらってあるから、そのまま部屋へと直行。
部屋の扉に「ニワトリの絵」が描いてあり、中に入ると「ニワトリ」も入ってきた。
ホテルエントランス
ドアのニワトリ 中のドアのニワトリ

部屋全体がメルヘンチックな趣で、しかもすごく広いのが嬉しい。
この『ヒルトン東京ベイホテル』のオリジナル絵本「魔女ティアラ」が基調になっているらしい。
部屋の調度品や壁、シャワーカーテンまで絵本の世界。
室内
広い室内

60代のおばちゃんにも、遊び心があって楽しいのだから、子供達には大人気だそうな。
ユフィは廊下に出て、部屋のドアを確認してみたくらい。
となりは「ネコ」で、そのとなりは「ふくろう」、そして「ロバ」と絵本の絵が続いている。
オリジナルの絵本

この部屋は、海に面しているとチェックインの時にいっていたけれど、夜で暗くて遠くに光が見えるだけ。
朝になっても、雨模様なので、せっかくの海の色合いがグレイで残念だった。
明るい海だったら、気分はもっとメルヘンだったのだろうが…。

「早くシーに行って、大人気のアトラクションのファストパスを手に入れないと、帰りが遅くなる」とサーヤがうるさいので、早めにバイキングの朝食に行く。
『当たり前の朝食メニューだ』とサーヤがポツリ。
それはそうでしょ、5.000円近くもした『ブッフェ』と、1.000円の『バイキング』では…。

そこそこの朝食を、大勢の人たちと食べてから、荷物は預けてチェックアウトし、ディズニーシーへと駅に向かう。
最初に2日間フリー切符で乗車したから、1人800円で済んだけれど、一回乗車で250円だって。
すごく可愛い電車で、つり革の持ち手がミッキーマウスだったりする。
これもアトラクションみたいで楽しいのかも…。

今日はディズニーランドで、「ハロウィーン仮装」があるので、賑わいそうなのだが「若くない母娘」は興味がない。
他人の子供達の仮装・若い人たちの仮装を観て、楽しめる年代ではないのだから、その分空いているだろう『シー』を楽しむほうが得策、とサーヤが言う。

会社の同僚たちと、夜のディズニーシーに行ったことのあるサーヤは「ランドより狭くて、大人向き」と言うから、楽しめそう。
ともかくも、ザァザァと降る雨の中、「トイ・ストーリー・マニアのファストパス」を手に入れるための行列に、何十分も並んでやっと入手。
この日は、「コート着て傘さして並んでゾロゾロと歩いてずぶ濡れ」から始まった。

03に続く。
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