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岩合光昭写真展「ねこ」渋谷ヒカリエ

夏の空、ネコが飛んでいた ヒカリエへと

岩合光明の世界ネコ歩き」やま玉サイトへアップした日、所用ができて東横線利用のために渋谷駅の連絡通路へ。
目の前いっぱいに「青空を飛ぶしま猫」が…。
ヒカリエの大きなポスター
「岩合光昭写真展」が今日8月1日から25日まで、ヒカリエ9階ヒカリエホールAで開催とのこと。
すっごい偶然、明るい連絡通路に何枚ものポスター「青空を飛ぶネコ」が、早く来いと呼んでいる。
時間早めに出てきたので、サッサとランチを済ませてホールへ急ぐべく、並んでいない店で手早くランチ。
ヒカリエができて何ヶ月?
未だに、ランチには並ばないと入れないなんて、とブツブツ言いながらランチ済ませて、エレベーターで9階へ。

目の前に「青空に飛ぶネコ」のポスター。
青空を飛ぶねこのポスター
そして、右に行く壁には点々とネコの足跡が続いている。
足跡を追って入ったのは、写真展会場外の記念品売り場。
壁のねこの足跡

DVDコーナーでは「世界ネコ歩き」の映像が映っていて、アマゾンでは売り切れの新着DVDが山積み。
イスタンブール、エーゲ海の島々、ソレントとカプリ島。
ブルーレイも売っていた。
更にネコシャツ、ネコバッグ、カレンダー、食器etc…。
ともかく、広い売り場いっぱいにネコネコネコの波。
それは可愛いけれど、ユフィは早く「岩合光昭さんのねこ」に会いたい。

入った所とは別の入り口を出て、チケット売り場へ。
ねこの顔を切り取った可愛いチケットをやっと手に入れた。
半券を持って行くと、食事代がサービス価格になるらしいが、もう済ませてしまったし、サーヤにあげるかな?
切符半券

外には大きな看板、ユフィの「ネコ歩き」の記事の最初に載っていた「茶トラとパグ」が並んだ写真。
ちゃんとカメラ目線なのが、なんとも可愛くてユーモラス。
会場の説明文に「飼い主同士が仲が良い」と書いてあったっけ。
飼い主同士が仲良しだと、ペット同士も仲良しになるのか?
写真展入り口の写真

所用先の時間があって、ゆっくりは鑑賞できなかったけれど、初日とあって割りとゆっくり見て回ることが出来た。
何処の国のねこも可愛いし、とてもチャーミングだ。
座る所も用意されているので、ゆっくりと写真の中のねことお話も可能。

「奇跡のリンゴ」で映画化された農園のねこも、飼い主と共に雪の中を歩いていたし、心に残る写真はいっぱい。
そして、若き写真家岩合光昭氏と暮らした「モデルねこ・海ちゃん」の写真に涙ぐむ。
子猫の海ちゃんから始まり、ドンドンモデルらしくなっていく姿を追う内に、胸の中に膨らんでくる「別れの予感」。

それでも16歳まで生きて、毎年赤ちゃんを産んでいたという海ちゃんは、実家のご両親の元で幸せだったのだろう。
世界を飛び回っていた岩合氏には、一緒に暮らしたい気持ちが有っても、無理だったのだから…。

そして、気がつく、『写真のねこ』の愛らしい輝き。
生きている今を切り取る写真には、「一期一会の会う喜び」が込められていることに…。
会場外のエントランスの柱にねこの写真

今会ったその瞬間を写真に残すことで、「その出会い」は永遠になる
1枚の写真の中で、精一杯生きるねこの瞬間の表情と姿。
人々を魅了する「ねこに対する愛情」が、溢れんばかりに感じられるその理由。
柱のねこの写真、すごく大きい 柱のねこの写真

映像で動いている姿とは違ったその魅力に、心打たれたひと時だった。
海ちゃんとは別の意味で惹きつけられた写真は、奇跡に近いと思われる1枚。
トルコの青い湖を泳ぐ白いねこの写真。
まっすぐ前を向いて泳ぐねこの目は「オッドアイ」。左右の瞳の色が違っている。
何処から撮ったら、このアングルになるのか?
しっかりとカメラ目線で、見る人の目を見つめてくる。
外の柱の泳ぐねこ
そして、再び出会ったのは、会場外の丸い柱に。
大きな写真が、しっかりとこちらを凝視していた。

海ちゃんと並んで1つのコーナーになっていた「猫島・田代島」のねこ達。
「ネコ歩き」の瀬戸内海の島ネコと同様に、群れている。
世界の島のネコも、群れているのだろうか。
海で本土と離れた島では、人だけではなくネコも身を寄せ合って暮らすのだろうか。

この田代島と、瀬戸内海の島のネコの違いを発見。
田代島のネコ達は、白、黒、白黒のブチ、黒トラが多いのだ。
瀬戸内海では、三毛、茶トラ、トラ三毛が多かったから、島外からは入らない遺伝子の結果か。
最近問題になった「朱鷺のきょうだい婚」の話ではないが、血統の濃さが群れる原因でもありそう。

なにはともあれ、心を残しながら写真展を後にして、地下5階から東横線に乗った。

 サーヤのコメント
8/16にサーヤも見に行きました。
まず、びっくりしたのが会場がとても広いこと。ヒカリエの大半のスペースを使っているかと思うほど。そのぶん、大量の写真が大きなパネルで表示されているので、とても見やすく見ごたえのあったこと!
パネル一枚一枚に岩合さんの一言が書かれていて、クスリとしたり感情移入したりして愛を感じますね。ユフィ母も不思議がっていましたが、よくオスとメスの区分けがつくなぁ…と。写真ではわからないが、きっと岩合さんは実際に見て仕草か何かで見分けられているのでしょうね。

特に飼い猫だったという海ちゃんのコーナーは、まさに「私の子」です、という親のような視線を感じました。海ちゃんの色んな表情があって、見ているうちに自分もこの子を飼っていたみたいな気がしちゃいます。
仕事のため離れている時間が多く、最期も海ちゃんの傍にいられなかったことを悔やまれているようですが、パネルを見ていればわかります、海ちゃんも愛されていたと理解しているはず!

さて、ヒカリエでの写真展は1ヶ月間もないですが、2013/8/10~10/20まで山手線「恵比寿駅」(渋谷の隣駅)で「ネコライオン」の写真展があります。

これがなかなか面白そう!猫とライオンの比較写真を使ったりして共通点などを見出したり、「見ごたえ」ありそうです。

※猫とライオンが加えているのは子供です(お引越し?)。
こちらはそのうちユフィ母が鑑賞に行く予定なので、記事をお楽しみに。
ヒカリエの写真展には時間がない方や見逃した方はこちらをどうぞ!


当サイトの「娯楽室」にテレビ番組の記事を書いています。
こちら→「岩合光明の世界ネコ歩き
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