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2014年の冬のディナーもル・プティ・ブドン

今年のディナーは大雨の中を行く

毎年の夏冬のボーナス月は、サーヤがご馳走してくれる習慣で、もうかなり長く続いている。
今年の夏は「焼肉の叙々苑」へ初めて出掛けたが、大満足だった。
その代官山・叙々苑の前を通り過ぎて数分、左手に「ラ・プティ・ブドン」はある。

雪にはならなかったがかなりの大雨、三人共に大きな傘を指してひたすら神泉の駅から歩く。
雨になったのははじめての経験だったが、夏の叙々苑も雨模様だったっけ。
サーヤが言うには「お母さんと出かけると雨、お父さんと行くときは晴れる」のだそうだが、今夜はそのジンクスは破れてしまった…

帰りはいつもタクシーなので、空車が気になったが急な雨ではないから大丈夫そう。
大雨の中、空車待ちで道端に佇むのは勘弁して欲しい。

雨に濡れた地下への階段は、傘を指したままで降りるのは少し怖かった。
直ぐにフランス人のチーフが迎えてくれて、奥の席に案内してくれる。
昨年と同じ席、予約の順番で決まるのだろうか。

まずは食前酒から、サーヤは「ラ・プティ」の名の付いたカシス+シャンパン。
ユフィはシャンパン、ジャックはウォッカのソーダ割りのライム添え。
そしてアミューズは、小さなグラスに入った温かな味わいで、聞かなかったからなんだか分からない。
席が殆ど埋まってしまったため、皆が慌しくなってきているから聞きにくかった…。
アミューズ
そして食事のコースは、「オードブル・スープ・メイン・デザートワゴン・コーヒー」と昨年と同じ。
ジャックは「チーズワゴン」を足した。
この「ラ・プティ・ブドン」を家族全員がお気に入りなのは、デザートとチーズのワゴンサービスがあるからなのだ。
女性に人気なのはデザートワゴン、男性にはチーズワゴンが人気らしい。

ドリンクをサーヤとユフィは「梅酒+シャンパン」に代え、ジャックはそのまま。
オードブルをサーヤはお気に入りの「オマール海老の薄切りトリュフソース」、昨年と同じ味名のだが、盛り付けが少し違っていることに、昨年の写真を見て気付いた。
オマール海老

ユフィは「鮮魚のカルパッチョ 根菜のマリネ」。
カルパッチョ

ジャックは今日のオードブルの「エゾシカのテリーヌ」。
「エゾシカは冬の味です」とはチーフの言葉
エゾシカ
「エゾシカ」は色彩には乏しいけれど「とてもしっかりした味」だそうで、テーブルワイン赤5本の中から、2番目に重い味わいにしたようだ。
確か去年は3本だったけれど、今夜は2本多くて、とても軽い味から重い味まで揃っていたみたい。
赤ワイン

ユフィのカルパッチョは爽やかな味で、透き通った魚の新鮮さと根菜の歯ごたえがあいまってとても美味しかった。
昨年はオードブルととメインが似た味になってしまって失敗したから、今夜は気をつけたつもり。
オードブルが「フォアグラのポワレ」、メインが『鶉のフォアグラ詰め』、二つとも同じ味わいになってしまって後悔しきりだったっけ。

スープは本日のスープ「クリのポタージュ」で、これは全員同じ。
昨年は「きのこのポタージュ」で、ジャックは苦手のきのこだったが「美味しかった」かな?
クリはほんのりと栗本来の甘味で、もう少し多くてもよかったのにという感じ。
栗のポタージュ

メインは、サーヤが「和牛のグリエ 赤ワインソース」でポテトのグラタン添え。
牛のグリエ

ユフィは、本日の肉料理「子牛のヒレのトリュフソース」、ジャックが長崎より入荷の「ウスバハギのポワレ」。
ヒレ肉はとても小さくて軟らかく、「今夜はベストチョイス」と大満足。
子牛のヒレ
ウスバハギ
ここでサーヤが「魚料理には白ワインでしょ」とジャックに勧めた。
いつもなら、魚でも肉でも「赤ワインが好み」のジャックなのだが、娘の勧めに機嫌よく白ワインを注文。
白身のハギにはぴったりと合っていたはずで、ご機嫌はとても良い。

混んできたので「ケーキワゴン」がなかなか来ないのは、昨年と同じ。
やっと来てくれたが、「レアチーズケーキ」はホールの最後の2切れになっていた。
結構しっかりした味わいのものを選んだので、ケーキ用の皿が満杯状態に…。
ケーキワゴン

レアチーズ・スフレチーズ・シュー皮のコーヒー風味・チョコレート等々、なんだか似たようなものが並んでしまった。
ケーキ4種類
ケーキ盛り合わせ

ここでジャックは「チーズワゴン」から4種類選んでしまう。
確か3種類のはずだが、ケーキワゴンと錯覚したのか?
チーズワゴン
4種のチーズ
サーヤが気にしたが、割り増しを払えばよいのだから、と黙っているように合図する。
折角気分良く食べて飲んでいるのだから…
ヤギの丸いチーズ・ブルーチーズ・そしてプレーンな味わいが2切れ。

お腹いっぱいのジャックも、シャーベットなどケーキワゴンも少し頼んで、コーヒーもケーキに間に合っての大満足。
しっかり3時間近くのディナーは、最後のケーキで満腹になってしまった。

去年は若いスタッフに色々と聞いたのだが、この夜はフランス人のチーフと少しおしゃべりした。
「日本語がお上手になられましたね」
「いえいえ、まだまだです。読むことはできますが、書くことが難しくて…。横文字とは全然違いますから…」

そう、最初の頃は日本語での説明が小声で聞きにくく、問い直しは気の毒で適当に聞き流していたのだが、近年はなんとも流暢な日本語で話すし、しかも大きな声ではっきりとしていて自信が感じられるのだ。

昨年も送ってくれたのだが、今年も外まで見送りをしてくれたから、我が家族をやっと認識したようだ。
では、年1回の客ですが、来年もよろしくお願いします

帰りは雨が上がっていて、タクシーも直ぐに拾えて寒くもなかったし、お腹も心も満腹でとっても幸せな気分。
サーヤ、ご馳走様でした
「後何年続くかな、1998年開店のこのお店、どれくらい持つかな」とはサーヤの心配。
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