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京都・二条城近くの居酒屋「にのまる」

「夜噺 にのまる」 安くて美味しい

2月11~12日までの一泊二日、京都へ珍しく家族旅行。
八坂大社の初午に参拝するための旅行で、二年前から知人に「ご利益抜群」と聞いていて、母娘は講員にさせて頂いている。

マサムネ君が逝ったので、気分転換も兼ね「厄落とし」の意味もあっての一泊旅行。
早くから動いたので、安くて手ごろなホテルが二条城の近くに取れた。

近くで検索して見つけ、予約したのが居酒屋「夜噺 にのまる」だ。
コース3000円は安いし、食べて飲んで多分1万円前後とみた。
ホテルで少し落ち着いてから、徒歩3分くらいの店に向かう。


チラホラ粉雪の舞う中、半地下風の店に入ったが、暗い足元は石組み風の茶屋の細道の趣、若い人には良いが年寄りには危なっかしい。
落ち着いた雰囲気の堀こたつ風のテーブル席が、ほぼ満席の様子。

席に着いてコースを二人分注文すると、「コースは混んでいるのでお出しする順序がばらばらになりますから、あまりお勧めしません」とのこと。
では、コースは一人分にして、お好みで一品料理を注文することに…。

コースメニューを見せてもらったので、書いてない料理を注文する。
まずは、お通し・突き出しは3人分きた。
毎日変る「お勧め」らしい。


続いて「旬のお造り」は、コースと一品で二皿にした。
人参の蝶が皿の端に止まって、いかにも愛らしいし日本料理らしい。
京に居ながら、全国の旬の味わいが楽しめるらしいのも嬉しい。



「豆腐と20種の野菜のサラダ」は、とてもさっぱり。
「牛の焼き物・九条ねぎディップ」「レンコンのから揚げ」「蓮根の道明寺蒸」「湯葉のピザ風?」次々に京らしい味が続く。





サーヤがここでふっと気づいたのが、壁の金魚の絵。
冬だから季節感はないのだが、様々な金魚がたくさん泳いでいる。
面白い趣向だ。


続いて「出汁巻き卵」「揚げだし豆腐」とジャックも大好きな品が続く。
そして大きな魚が登場、「トロ鯵の一夜干し」で、これが食べ応え充分だった様子だ。




もちろんそれぞれが好みのアルコールで良い気分なのだが、食も充分に堪能して更に良い気分になって来た。
そして、サーヤが食べたかった「公魚の天ぷら・抹茶塩」「○の天ぷら・天つゆ」と続いて、締めが「卵雑炊」だった。




この雑炊が量がたっぷりで、『コース3人前だったら、とても大変』とサーヤが言ったほどの量。
写真は取り分けた一椀分。

そして当然のデザートの時間。
「きなこアイスと抹茶わらび餅」「クレームブリュレ フルーツ添え」を選択して、大満足の女性達。




なにしろ予定通りにリーズナブルで珍しい料理がたくさん食べられたので、今度の京都もこの店でよいかもの気分。
外まで担当のお姉さんが送ってくれて、気分も上々。
粉雪の降る京の二条を、サラサラとコートフードで雪を受けながら、ホテルまで上機嫌で帰った。
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