やましたさんちの玉手箱
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風だ 夜空だ モンゴルウオッカで トグトーイ(乾杯)

 ジャックが「モンゴルウォッカ」に出会ったのは、もう7~8年前のこと。
 当時、日本でパソコンの指導員をしていたマーラさん(当サイト「客間」のモンゴル通信でおなじみです)のお母さんが、ウランバートルで私立の小学校を経営していました。この小学校に、中古ですがパソコンをプレゼントしよう、という企画が持ち上がり、知人を頼って20台あまりのパソコンを持参することに。
 
 まだまだモンゴルに旅行するツアーも十分でない当時、マーラさんの友人を始め、出たがりジャックの姉達や、友人など15名ほどが参加することになって、各自一台のパソコンを持参して、学校に届けたのでした。
 この贈呈式は、地元のテレビ局も取材に来て、放映されたものです。

 さて、ウォッカの話でした。自慢じゃないけどジャックの姉二人、その知人のオバン三人
みんな呑むんだ。

 この夜、マーラさんのお母さん、お父さんの主催で会食。実はこの時、
当サイト「クローゼット」の『モンゴルのいい色って 何 それ 初夏の色』で紹介した、モンゴル・ドレスを全員にプレゼントしてくれたのです。
うおっか1

 そして、ウォッカ。話に聞いていた、酒に目が無いジャック、聞きました、“モンゴルウォッカはありますか” “オー、イエス(モンゴル語で、もちろん)”。で頂いたのですが、すでにビールで喉が潤っていたジャック、かるーく一杯、“これ、かるいなー”が印象で、この夜お開き。

 翌日の、オプショナル・ツアーで、ロシアとの国境にある「フブスグル湖」での星空の下の夕食とウオッカになるのです。前置き、長いなー。

馬頭琴の演奏や舞踊を野外のステージで見物したりして、当然夕食はモンゴルウォッカで(何を食べたのかは覚えていません)。食事終わってウォッカのボトル、テイクアウトで、星空です。
 フブスグル湖畔のゲルの回りは真っ暗、しかし明るい星明りなのです。
それも、空が真っ白、星だらけ。満天の星、という言い方をよくしますが、ここでは満天の空、星の間にちらほらと、空が見える、といってもいい。
そして、その間を赤いスジがゆっくり横断する、これ人工衛星なのです。双眼鏡で見ると、土井さんの顔も良く見える(うそうそ、ジャックは時々まじめな顔して冗談言って、驚かせることがあるから、これからも注意)。

 翌朝、朝食、星の話で盛り上がってモンゴルウォッカでトグトーイ、よっく呑むなあ、ウチの人たち、おかげで、少し酩酊気分での乗馬体験となりました。
うおっか

 モンゴルウォッカは麦で造ります。気候が乾燥気味なのでとてもドライな呑み心地。言うなれば、焼酎甲類を飲むよう、無臭でとても軽い。
 蒸留する回数と濾過フィルターの回数で価格が違ってきます。例えば
1 スーパープレミアアムウォッカ 29.000TG
(トゥグルグ)
約2.000円
(日本円)
2 プレミアム 21.500TG 約1.500円
3 スタンダードプレミアム  14.800TG 約1.100円
4 スタンダード 9.000TG 約650円

 ジャックのように晩酌で、あるいは夏の朝一人でチビチビといった飲み方はしないようで、やはり友達が集まったり、パーティーでトグトーイだそうです。また、何かで割ることはなく、ストレートがエチケット。

 さあ、夏が来る、星を見ながら、風に吹かれながら、トグトーイといきまっしょい。
ウオッカ
このモンゴルウオッカは、お正月、マーラさんが我が家にやって来た時、二人の子供を連れてなお、酒好きジャックに、わざわざ重いボトルを土産に持参してくれたもの。蓋が開かないので、底を缶切りで開けました。
アブソルート ウォッカ 750ml
ペルノ・リカール・ジャパン
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ウィルキンソン ウオツカ 40゜ペット 1920ml 1本
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