やましたさんちの玉手箱
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湯島のみつばち・あんみつが懐かしい

黒蜜が特徴で 寒天は小粒

ジャックが「合格祈願 絵馬 湯島天満宮 太宰府天満宮」の記事のために、ヘルニア手術の休暇中に、湯島に取材に行った。
無事に帰宅後、「湯島のみつばちが無くなった」と言う。
昔からずーっとあった場所に無かったらしい。

この湯島近辺は、ジャックとユフィの勤めていた会社が近く、「すき焼きの江知勝」などの名店もあるところ。
ジャックの親戚も住んでいた、懐かしい場所なのだ。
最近は親戚も越してしまって、あまり訪ねてはいないが、「みつばち」はとても懐かしい味
湯島の店

「残念ね」と応えたけれど、無くなったものは仕方がない。
と、諦めていたら、手術後の仕事再開日の帰宅時に、重そうなお土産付きだった。

仕事場が近いので、昼休みに「みつばち」に出かけて「あんみつ」を買ってきたらしい。
もちろん、スィーツ大好きユフィは大喜び。
今、サイトで確認したけれど、「年中無休」と出ている。
その日は、たまたま臨時休業していたらしい。

4個入っている「あんみつとみつまめ」は、写真を撮るために出したけれど、なんだか同じものが3つ。
ジャックは、「あんみつ3種類とみつまめ1つ」と注文したらしいが、何を間違えたか「あんみつ」は1種類が3個だった。

メニューを確認したところ、「小倉あんみつ」「栗あんみつ」「杏あんみつ」と確かに3種類出ている。
それが「杏あんみつ」3個になっていたという訳。
喫茶には、夏限定の「氷が各種」に、冬限定の「しるこやぜんざい、ぞうに、雑炊」等がある。
みつまめと杏あんみつ二段式のおみやげ

出かけていかないと味わえないけれど、お土産の「あんみつ」なら手軽にいただける。
サーヤと二人で土曜日のおやつにした。
サーヤはみつまめ、ユフィは杏あんみつを味わう。

「榮太楼」のあんみつも、長兄が好みでよく頂いたのだが、どうもおみやげ用の寒天に問題がありそう。
運ぶ道中に寒天が崩れないよう、硬めなのが口に合わないというか…。
味わいに「優しさ」が無くなり、懐かしい味に違和感が出るような気がするのは、ユフィだけ?

その点、みつばちのあんみつの寒天は、あまり硬くはないようだ。
その代わり、とても寒天が小さいのが特徴の様子。
大きいよりは、小さければ壊れる割合は少なくはなるのは道理だが、これはこれで物足りない感じに。
二段でみつまめ

店内で食べたのは、もう何十年も前のことで、寒天の大きさまでは覚えてはいないし、サイトの絵には寒天まで写っていない。。
現実に目の前にある現物が全てということ。
みつばちの特徴の黒蜜は美味しいし、あんこも甘くて合格、寒天の硬さも良いから、もう少し大きければ満点なのに…。
杏あんみつとみつ豆の完成

サーヤが、残りの「杏あんみつ」はパスする、と言い出した。
どうも好みの味わいではなかったようだ。
「あんみつ」も「みつまめ」も、もう古くなってしまったのだろうか?

ユフィも、『杏』ばかり3個は飽きてしまいそうなので、ジャックに次の休みのやおやつに食べるか聞いてみた。
「若い娘には、ケーキやチョコレートのほうがいいのかな」とジャック。
もちろん「食べる」と言うので、ユフィはもう1回「杏あんみつ」をおやつにした。

ユフィのあんみつの好みは、白玉とアイスクリームの乗った贅沢な味。
冬場の「みつばちのあんみつ」には、赤いイチゴが添えられていて、とても美味しそう。
甘いあんことさっぱりした寒天、こってりの黒蜜の味が、少し酸っぱいイチゴとは相性抜群だろうな、きっと。

昔の甘いもの屋と言ったら、「和菓子系」の店が多かったのに、渋谷にはすっかりなくなってしまっている。
ケーキやチョコレート全盛の時代なのだから、仕方ないけれど年寄りには寂しい。
そんな中でも、銀座の「鹿の子」はまだまだ健在の様子。

何種類も豆の入った「鹿の子あんみつ」が食べたくなってきたあ!
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