やましたさんちの玉手箱
サーヤの記事
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やっぱりコーヒーは本格派が美味しい

サーヤはかつて、ミルクティー派でした。
ビールが飲めない(もともと酒は得意ではないが)くらい、苦いものが苦手なサーヤはコーヒーもあまり好きではなかったのです。
それが、好みでも変わってきたのか、最近インスタントコーヒーを飲むようになってきました。

そのコーヒーも、最初はインスタント系。
このインスタント系でも、わりとメーカによって味がかなり違うんですね。色々なインスタントを試してみた結果、「ネスフェ ゴールドブレンド」が一番好みで美味しく飲んでいました。

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と言っても、サーヤはあまり味覚が鋭くないというか、女性のわりに男性的というか…微妙な味の違いは判らない方です。ユフィ母が料理でヨーグルト味とクリーム味の小サラダを出したとき、違いがわからずに食べていたのを「もー作んない!」とジャック父(同類)と一緒に怒られちゃったくらいで…。

コーヒーって「ブラジル」とか「モカ」とか種類ありますよのね、あれも黙って出されたらどれか当てる自信は100%ありません…。
ま、そんな自分なのでインスタント系も「苦いな」「なんか好みじゃない」くらいしか判らない程度で、上に紹介したのも単に一番飲みやすかったからという理由です。

それが、何を血迷ったか、ちょっと本格的にコーヒーを入れて飲んでみたいな…と思ったのです。きっかけは、親しい知人が有名なコーヒー店の粉末を贈ってくれたからです。
「うわ、嬉しい!…が…粉末コーヒーを入れる道具がない!」
というわけで、紅茶や煎茶に使う金属製フィルターのドリップを買ってきて飲んでいました。
同じものではないが、↓こんな感じ。

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おや、インスタントより味わいがあって香りもして、美味しいかも…と、しばらくこのフィルタードリップと粉末コーヒーにハマっていました。
が、しばらくしてユフィ母に「あのフィルタードリップって、捨てるのが面倒だし、洗うのも面倒!」と不満がきて、それもそうだな…やはり紙フィルターの方がいいかな…と思い始める。

コーヒーって、「広がるタイプと深まるタイプがいる」って聞いたことあります?広がるタイプはコーヒーを家族やお客様にも…と振舞うようになるタイプ。深まるタイプは種類とかメーカとか道具とかにこだわり、自分だけの味を極めるタイプ。
サーヤ、深まるタイプでした…。

まずは、コーヒー専門店で粉末ではなく豆を買う!
のれん街としぶちかが新しくなり、コーヒー専門店が二つできていたので、両方に通い始めました。以下はしぶちかの「KEY COFFEE(キーコーヒー)」。


次はやかんだ!
自宅には1000円で買ったやかんがあったが、大きいし注ぎ口が大きくてコーヒーを入れるには使いづらい…ということで、買っちゃった。

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これ、すごくいいです。小さくて持ちやすく扱いやすいわりに、1.2リットルも入る大容量。
底が広いからすぐに沸くし、直火でもITでもガスコンロでもヒータでも全ての熱源に対応しているのがすばらしいー。取っ手も熱くないし(前のやかんは真上にあったので熱くて困っていた)。
注ぎ口もスマートで加減しやすく、ユフィ母も「これいいわ~」と喜んでくれました。
…前のやかん、すぐにお払い箱になり、ゴミ直行しました…。

さてさて、次は豆を挽く道具ですよ!
なんでかサーヤは電動ミルのことが頭になかったんですな…手で挽く手動タイプに憧れでもあったんでしょうか?これを買いました。

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これを選んだポイントは、何かというと…。

まず、上の蓋を取り、コーヒー豆を入れます。取り外し可能の取っ手をとりつけて、ゴリゴリゴリと回します。
ここで注目。上の蓋が透明になっているから、中が見えます。残り具合が見えるし、適量を挽き終わってもまだ豆が残っているか確認できるし、そのまま保管もできるからです。
あと、これは刃部分をノズル調整できるので、粗挽き・細挽きなどの加減ができます。サーヤは中挽きくらいが好み(といっても、一般的な中挽きがわからないので自己判断ですが…)。


下半分が透明になっていて、1カップ分・2カップ分の目盛りがついているので、適量が一目でわかります。
下半分を取り外し、フィルターにポイッと入れるお手軽さがいいです。

あと、片付けるときに取っ手をこのように立てかけることができるので、スペースをとらないのもポイント。

次はドリップです。金属製フィルタードリップはユフィ母に不評だったので、陶磁器ドリップと紙フィルターを買いました。
これもリサーチして評判のよいものを厳選。微妙なコーヒーの味がわかるわけでもないのに…(←これを分不相応という)。

ハリオ V60透過ドリッパー02 セラミックW 1-4杯用
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なぜ円錐形のドリップにしたかというと、これの方がコーヒー粉末の層が厚くなって、香りを保ちつつ味をしっかりと抽出できるからだそうです。
またドリップに渦のような溝があることで適度な空気層を保ち、美味しく仕上げる秘訣の一つだそうです。
なので、紙フィルターも同じハリオメーカの専用フィルターを使用。
これをやるだけで、すっごく美味しいコーヒーが出来る気がする。サーヤの味覚ではそこまで判らなくとも、過程や道具は大事です。気分を盛り上げる、な意味で。

コミカランド フタ付マグ ネコ 6722-194
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どこまでこだわるのか、カップまで新調する(笑)。
やはりネコでしょう!あと蓋付きが欲しい…サーヤは自室で飲むので真冬だと運ぶだけで冷めちゃうんですよね。保温が欲しい…ということで、このフタ付きマグカップを買いました。
(実はサーヤは可愛いマグカップやグラスを手に入れると、誰かに破壊されるジンクスがあるのでビクビクしていましたが、今のところ無事、あとどのくらい持つか…)

さて、無駄に頑張っていれてみましたが、お味の方は…きっとインスタントと少し違うな~くらいしか判らないだろうと思って飲んでみました。

…お、おおお!?違う!明らかに違う!
香りがすごくするし、インスタントよりサラッとした口ざわりがする。味もまったく違う、何というか…何というか…ボキャが乏しいので説明できないが、
すごくコーヒーって感じがする!(ほんとにボキャ乏しい…)

完全にハマりました。
紅茶は正直、インスタントと本格派の区別があまりつけてませんが…コーヒーだけは違うとわかります。
そうして、しばらくこの手法でコーヒーを楽しみましたが、一つだけ問題が。
手挽きが…ちょっと…いや、かなり…面倒くさい…(汗)
いや休日なら楽しんで挽けますが、サーヤは毎日夜に飲むので、平日の仕事が終わって夕食を済ませた後にやるには、さすがに面倒…。

てなわけで、買っちゃいました、電動ミル。

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なるべく邪魔にならない、コンパクトなもので、手挽きコーヒーミルみたいに上から挽き加減が確認できる透明な蓋が欲しいということで選びました。


豆を入れて、蓋をして、ボタン押して一気に粉砕。
あっという間に出来上がり。…楽だ…。
家族3人分を挽くには一番いいですね、3人分を手挽きでやるのは…しんどすぎる…。

難点といえば、電動だけに挽き具合の手加減が難しいことくらいですね。好みの中挽きくらいにしようと思いつつ、粗かったり細かすぎたり。
でも、サーヤにはここまでの違いは飲んでみても判らないので構いません。こだわる人は不満を持つかもしれないね、電動ミル。
あと音が大きくて、寝ているマサムネが飛び起きてしまう(笑)
静電気でも起きるのか、粉末がこびりついてスルッとフィルターに移せず、付属ブラシで掻き出すのも欠点。

手挽きミルも、電動ミルも、長所短所はそれぞれ。
自分のライフスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。もっとも、サーヤはユフィ母譲りのズボラなので面倒くさがって電動ミル中心になってます。

インスタント中心のあなたも、試しに本格コーヒーを入れてみては?
美味しくてハマっちゃうかもしれませんよ。

「深まるタイプ」になってしまったサーヤは、アイスコーヒーの淹れ方にもこだわっちゃいました。
そんなアイスコーヒーの記事はこちら。
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