やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
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紅茶とコーヒーはブルックス

始めは新聞折込広告から

我が家の朝食は、ジャックはコーヒー、女性は紅茶でのパン食から始まる。
良くは覚えていないのだが、新婚時代から朝食はパンだったと思うから、ずいぶん長い習慣だ。
なぜパンだったかと言うと、ユフィが「ズボラ」でご飯食が面倒だったからに過ぎない。

ご飯なら納豆・焼き鮭・生卵・香の物・佃煮・味噌汁などが定番で、ご飯は炊飯器をセットしておけばよいが、おかずを1種類と言う訳にはいかない。
手間隙の掛かる料理ともいえないご飯用のおかずの数々が、面倒くさいと感じたのだ。

その代わり、夕食はテーブルいっぱいに料理を並べているから、許してもらうとして…。
ジャックは早朝出かけるから、一人でパン食になる。
トーストしたり、バターやジャムを塗ったりは厭なようで、小さなパン1つと秋冬ならインスタントスープ・夏はトマトジュース、バナナが1本とインスタントコーヒーが1杯が決まり。

サーヤとユフィの朝食は、サーヤの出勤前の7時頃になる。
パンはその季節でいろいろ変わるし、秋冬はパンケーキ・ホットケーキなどが増える。
コーヒーは「ホッとできる午後のもの」と考えているから、紅茶を飲むことになる。

4、5年前から「ブルックス」の紅茶を取り寄せにしたので、すごく楽になった。
それまでは味に決まったものがなく、スーパーの売り出しで安い紅茶だったのだから…。
美味しい紅茶が朝食から飲めたら最高だろうが、高級品のパン食でもないのだから、程々の味わいで妥協していたというところ。

「ブルックス」のきっかけは、新聞の折り込み広告だった。
まずは『紅茶のお試しセツト』から入ったのだが、ティーパックがキチンと1つずつ個包装されているのが安心だった。
安売りの紅茶などは、紙パックでテーパックがそのまま入っていたりして、何かの缶などに詰め替える手間が必要だったりするから、ズボラユフィには面倒くさい。
4種類の紅茶

出来れば、少しでも美味しい紅茶なら嬉しいのは確かなので、それまでは満足する味わいには程遠かった訳。
頂き物の紅茶は、高級品が多いから美味しいのだが、ポットで淹れなければならず、紅茶葉の始末が…。
その点、ティーパックの個包装は贅沢な話になるのではないだろうか。

アッサム・ダージリン・セイロンが各20袋、アールグレイが3袋付いてきたから、全部で63袋で嬉しい限り。
「ダージリン」は、フルーティな香りで快い渋みと柔らかな甘みが良いらしい。
「セイロン」は、花に似た甘い香りで、爽快で切れのある渋みと強いコクが特徴とか。
「アッサム」は、甘みのあるしっかりとした渋みで、飲み応えのある味わい。
「アールグレイ」は、ベルガモットの爽やかな香りと深みのある味わいが高級感を漂わせる。

で、アールグレイはあの香りが駄目で、「アッサム」が気に入った。
あまりと特徴が強くないことと、3分以上淹れても渋みが出ないことが決め手。
他の一般的とされている「ダージリン・セイロン」は、3分以上淹れると渋みが苦味にまでなることもある。
要するに、ここでもズボラユフィの本領発揮の理由になった訳。
とは言っても、片付けと出し入れの利便性は考えて、お菓子の缶に詰め替えるくらいはした。
お菓子の缶に移す

夏場などのアイスティー用には、ビタミンCの粉末使用で便利な「アッサム」だったが、気分転換としては爽やかな「セイロン」は美味しいと感じた。
心に余裕がある場合は、渋みを出さないように上手に入れることも可能。
味わう舌もない訳ではないのだ、と自分で納得している。

と言う訳で、「アッサムの大袋」を注文し、簡易包装で格安な価格でポストに届いた。
いつものダンボール宅配ではないのが、なんだか得した気分で嬉しい。
アッサム大袋

サーヤが、大事な知人にお送りする紅茶は「ルピシア」だが、自宅用には取り寄せてはいない。
お得意様用の月刊誌で届くプレゼントのお茶の数々は、何かしらの花や果実が入っていて、朝食向きとはいえない。
かといって、午後のお茶の時間にお菓子やチョコレートと共に飲むのも、選択が難しい味だ。

ここ何ヶ月かは、サーヤの「コーヒー好み」が高じていて、午後のお茶はコーヒーが多くなっている。
そこで、「ブルックス」のコーヒーセットのお取り寄せをしてみた。
本来はコーヒーのドリップパックが「ブルックス」の売り物なのだからと、7種類のドリップパックを注文。

コーヒーの味は少し苦手のユフィだが、美味しいか否かは辛うじて分るみたい。
インスタントコーヒーも「ネスカフェゴールドブレンド」が良いと思っているから…。
多分、味音痴とは違うのだと思う。
7種類のコーヒー

「モカ・ヨーロピアン・ロイヤル・バリ・ブラジル・グアテマラ・コロンビア」の計180袋。
ジャックは苦味のあるモカが好みで、ユフィは柔らかな飲みやすいヨーロピアンブレンド、サーヤはなんでも美味しいという三人三様。
ジャックとサーヤの休みが重なる日の午後のお茶は、このドリップコーヒーが定番になってきている。

ジャックのいない午後のお茶は、サーヤと2人で飲んでいるが、まだ大分残っているのに、2ヶ月に1回くらいは「ブルックス」から売り出しの葉書が届く。
ご丁寧にサーヤとユフィに、内容の違うものが1通ずつ。
紅茶の注文がユフィで、コーヒーがサーヤの名前だったのかな?

と言う訳で、11月現在、ジャックの朝食はインスタントコーヒー、女性達は紅茶、午後のお茶はドリップパック、夜のサーヤは電動ミルで挽いた本格コーヒーというラインアップに…。

やましたさんちのお茶事情、なんだか目茶目茶なような、美味しくて面倒くさくないのが良いというか、こんな状態です。
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