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四国のみかんが大集合<その5>

夏は柑橘類がなくてジュースとゼリー

台風で西日本が大変な頃、お隣の奥様は四国に行かれたご様子。
雨女ではないけれど、今までの四国行きは毎回「雨」だったみたい。
「今回は激しい雨で」とのこと。

それなのに「おみやげ」は忘れずに買ってきて下さったのだ。
「もう、柑橘が殆ど無くて、何かそれに変わるものを、と探しました」
それが重たいガラス瓶入りのジュースと、ゼリーが2つ。
みかんジュース

ジュースは「愛媛県産・清見ジュース」で、果汁100%のストレート。
ご家族用にも求められたのだとしたら、荷物になって重かったでしょうね。
もっとも、今までの4回の『四国のみかん』も、我が家用とご自宅用と両方求められたようなので、ユフィだったら音を上げそうだ。

その心遣いには感謝以外に無いのだけれど、サーヤの言うように「お返しは?」なのだ。
デパートやそこらへんのものでは、「四国からのおみやげ」には太刀打ちが出来ない
かと言って、このまま頂きっぱなしも「なんだかなあ」だし…。

ジャックも休みの家族3人揃ったお茶の時間に、ジュースを出した。
香りがとても良く、ストレートなので軽くはない。
濃厚で甘味がたっぷり、大き目のグラス一杯で満足できる味わいだ。

「清見」は、温州みかんを母に、アメリカのトロピタオレンジを父に誕生した品種。
両親の良い所取りの品種だそうでで、オレンジの香りとみかんの甘さと酸味のバランスがとても良いのだとか。
人気の「デコポン・はるみ・せとか」の元にもなっていて、歴史的柑橘なのだそう。

要するに「とても贅沢なジュース」ということなのだろう。
ネットでリサーチすると、1000ml1本千円もするものだった。
みかんの農地は、宇和島に向かった南側で、豊富な太陽と潮風をたっぷり浴びた極上品らしい。

一般的な「みかんジュース」ではなく、『みかんジュースの貴婦人』と呼ばれているとか。
頂き物でなかったら、口には出来ない無添加ストレートジュースのようだ。
みかんとキウイのゼリー

ある日のおやつの時間に、「みかんぜりー」をいただいた。
純生づくり、愛媛県産と書いてある。
とても沢山のみかんの実がぎっしりの軟らかいゼリーで、みかんの風味がとても濃い。
なにしろみかんの実満載なのだから、冷たくてとても食べやすいし、大満足の一品だ。

「JAえひめ」製らしいから、添加物の入っていないストレートなのだろうか。
「ゴールドキウイゼリー」は、まだ食べていないのだか、独り占めはまずいだろうから、サーヤと半分ずつたべるつもり…。


 四国のみかんが大集合<その1>
 四国のみかんが大集合<その2>
 四国のみかんが大集合<その3>
 四国のみかんが大集合<その4>
 初秋の四国みかんはジュースとマーマレード
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