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二度目のバンペイユと極小のデコポン

寒い時期に嬉しい贈り物が2種類

「南の国からの贈り物・バンペイユ」は、ネット関係の調子が悪くて機器入れ替えに来てくれた松本氏からのお土産。
3年くらい前にもお歳暮で頂いているので、その大きさには慣れているが、「しかしおっきいよなあ」と改めて思った
大きなバンペイユと小さなデコポン

「とってもちっちゃなデコポン」は、お米と同封で届いた。
有機米をネットで買っている「ミヤサカファーム」からのプレゼントで、お花やお芋など時々お米と一緒に送ってくださる。

松山市にお住まいの伯母様の送ってくださったおすそ分けで、5キロのお米の袋の上に綺麗に並んで一緒に届いたもの。
規格外の小ささなのに、しっかりと種が入っていていじらしい感じで、サーヤと朝食時に有難く頂いている。

さて、このバンペイユ、「前と同じに砂糖菓子にするの?」とサーヤが聞くが、結構大変だったからどうしようか。

今回はオシャレな「説明書」が入っていて、『南の国から届いた素敵な香りの贈り物です』とある。
「黄金の名果八代にあり」「新時代の晩白柚は 黒潮に乗ってやってきた」「果実と果皮 二度おいしいスグレ物」と宣伝文句がびっしり。
チラシの表

そして、その下に簡単に「晩白柚漬けの作り方」が、皮のむき方と一緒に写真付きで載っていたのだ。
前回頂いたときの奮闘はリビングの「巨大な柚子 晩白柚 大仕事だった」と、キッチンの「晩白柚の砂糖漬けとジャム」に詳しいので省くことにする。
裏の説明

ともかくサーヤと二人でも大変だった「解体作業」を一人で痛い左肩を庇いながら剝く。
今年も『食べごろ』と言っていたから、香りは素晴らしい。
肉厚の白い内側の甘皮部分が、ともかく厚くて剝くのが大変なのだ。

今回は、いつも何かと頂きものが多い角の奥さんにおすそ分けしようと、綺麗に半分に分けようと頑張ったから、余計に時間も掛った。
お隣からは、「四国のみかん大集合」で、とってもたくさんの珍しいみかんを頂いていたから差し上げたかったが、自分達も食べたいし、でも「半分おすそ分け」では失礼だし…。

中身を取り出すのに手間も暇も掛り、しかも綺麗には分けられなかったが、一応は2枚あった説明のチラシと共にお届けしてホッとした。

前回の皮の「砂糖漬けとジャム」は、砂糖を全部グラニュー糖にしたので、綺麗な黄色に仕上がったが、今回は全くの失敗続きになってしまった。

砂糖をグラニュー糖でなく、我が家で調理に使用している「三温糖」を使ったことと、チラシの砂糖漬けの作り方に「皮の量の3倍の砂糖」とあったので、キチンと計って3倍にしたことが原因。
皮

「食べやすく皮を切り、2回水から湯でこぼし、3倍量の砂糖を煮溶かして2時間弱火で煮詰め、グラニュー糖をまぶす」
前回のネットでの調理法(3日間干してから煮こぼして煮る)とは違い、とても簡単そうだと感じたのが間違いの原因

3倍もの三温糖で煮た結果は飴状に固まってしまい、グラニュー糖をまぶすのもくっついて始末が悪い。
しかも2時間付きっ切りで居なかったから、砂糖がふきこぼれてガス台が大変な状態になってしまった。

最近の寒さで、マサムネ君がユフィの膝を独占することが原因の一端なのだが…。
しかも三温糖のせいで、黄色い皮は茶色の飴になってしまい、とっても甘く仕上がってしまったのだ。
爽やかな酸味も苦味もない、ただただ甘いだけの砂糖菓子。
茶色の飴菓子風
 飴みたいな仕上がりでも、少しの苦味と風味は残った

 全く違う晩白柚の砂糖菓子、食べやすくおいしかったあ

中身は爽やかな味わいで、家族全員のおやつや朝食のフルーツに美味しく頂いたし、ジャックが気に入ったようだったので、「まあいいか」と言う結末で終わった…。
ちなみに、飴状の砂糖菓子は緑爽やかな緑茶で家族で味わえたから、少しだけ満足。
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