やましたさんちの玉手箱
ユフィの記事
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夏の血圧は低くなる・冬ほど危険性は少ない/本当?

夏の暑さで血管が開き血圧は下がるらしい

高血圧での「冬の血管収縮」が危険とされている。
前の血圧物語でも書いているように、冬の寒さが高血圧にはよくないとしたら、夏は全く安全なのかどうか。
ユフィは常々、暑くて汗だらだらの状態でイライラが募っているのに、血圧値が低いというのが不思議だった。

「夏と高血圧」でリサーチをした結果、夏でも「脳卒中」「心筋梗塞」の発症率は高いと出ていた。
高血圧が大きな原因・危険因子であることも…。
問題は塩分の取りすぎにあるという。
「熱中症」などで体の水分が失われることへの危険性から、水分の補給が大切と「スポーツドリンク」などの摂取が勧められている。

しかし、若い人ならともかく、血圧の高い60代以上の老人には、塩分やミネラルが多く含まれていて、塩分取りすぎになる場合もあるのだそう。
スポーツドリンクなどは、水分で半分に薄めるくらいで充分とのこと、普通の状態では「麦茶や水」の補給だけで大丈夫だとか。

ただ、今年のような猛暑では、適宜にクーラーや扇風機を使用しないと、汗によって水分が失われる。
脱水症状になってしまうことで、血液は粘り、流れにくくもなる為、血栓などができてしまうことにもなるらしい。
健康な血管であれば夏の水分蒸発も問題は無いのかもしれないが、動脈硬化の進んだ細い血管が詰まったりすると、脳梗塞や心筋梗塞が起きる原因にもなる訳。
血管を広げる薬や、適当な水分補給は欠かせないもののようだ。

夏場は気温が高く血管が開く為、いつもより低めの血圧値が出るようなのだが、それでも直接扇風機に当たったり、クーラーの効きすぎた部屋に急に入ることで、血管が収縮して心筋梗塞の原因になることもあるらしい。
猛暑の炎天下としっかりとクーラーで冷えた屋内を往復していると、自律神経のバランスが乱れることも…・

室内温度は28度から27度くらいの適度な温度を心がけること、とある。
降圧剤を服用している人は、薬で血管が開いているところに暑さやストレス・脱水が加わって「立ちくらみ」を起こすこともあるとか。
「起立性低血圧」といわれるもので、失神や転倒の危険もあるとのこと、すぐしゃがんだり水を飲むことで解決する一過性の症状のようだ。

そう言えば昨年の今頃、「ストレスによる血圧上昇」の経験をした。
ネットでのリサーチでは、「ストレスタイプの高血圧」として載っているが、このタイプの血圧は、普通のタイプの「夜血圧が低めで、朝に上昇」ではなく、逆になってしまうらしい。
ユフィはストレス性ではないと思うのだが、あるストレスを感じたときすぐに出るのではなく、時間を置いた4~5日後に血圧が上昇した経験がある。

親族間での、「お盆休み中のいざこざ」だったのだが、今年ほどではなくとも猛暑続きだった昨夏の厭な思い出だ。
義姉からの夕方の長電話から始まったこの事件は、ちょうどサーヤの「お盆休み中」に進行した為、サーヤは「とんでもない夏休みだ」と言っていたっけ。

事の起こりは、サーヤの友人の嫁ぎ先が主人の甥ということから始まっている。
実質的にもジャックとユフィが仲人になったのだが、そのときからジャックには不安があったのだろうか?
「友人でも親戚になったのだし、どういうことになるか分からないから、覚悟するように」とサーヤに言っていた。

ということで2人の仲の決裂から、『家族会議・実家に帰す』という流れになりそうになり、甥と義姉・我が家の家族会議に発展。
いったんは落ち着いたものの、嫁の実家が大騒ぎにしてしまい、離婚騒動にもなりそうだった。
甥夫婦はいろいろ問題はあっても離婚の意思は無かったから、一応落ち着いたのだが、ユフィは大変だった。

サーヤと友人の関係、甥と嫁の家庭問題、義姉への気遣い、ジャックへの取り成しとなだめ、嫁の実家への対処、一辺に押し寄せた山積みの問題に、今年に似た猛暑での睡眠不足が重なって、ダウン寸前だったのだ。
これだけストレスが溜まっていては、血圧にさぞ影響が出るだろうと思っていたのに、毎朝の血圧は平常値の120~130/70~80で推移していた。

甥と嫁が夕食に来宅、サーヤとも一応形の上での和解が出来て、表面上は穏やかに纏まったと思えた次の朝、血圧が突然に上昇してしまう。
145/84だから、高すぎるということも無いのだが、実はこの8月の4日から、ネットの仕事で「高血圧改善プログラム・ツボマッサージ」の体験談を書き始めていた。
3日目くらいから下がり始めていて、問題の騒動の間は心配した割には上がることなく、問題が落ち着いてホッとした途端の血圧上昇に驚くばかり。

体験が仕事なので非常に細かく書いてあり、昨年の仕事を読み返している内に、いろいろと思い出してきた。
140~150/80~90の血圧値が、再び下がり始めるのが5日目。
6日目からは『ツボマッサージの効果』か、120台/80台に戻ってきた。

で、ここでの感想が「マッサージによる効果が出るまでに5~6日掛かっていたから、精神的なストレスでの血圧上昇も日にちが掛かったのか?」ということ。
要するに「ツボマッサージ」は即効性がない、ということだ。
で、1年経った今現在も、仕事としてではなく続けてはいる。

もう一つ、「ストレスによる血圧上昇」では、友人の例が上げられる。
こちらも身近なことからで、親族の従兄が突然死して駆けつけて帰宅後、ソファに倒れこんでいたところ、急に大量の鼻血が噴出して、膝に抱いていた猫も自分の服もソファも血だらけになってしまったらしい。

後片付けも大変だったろうが、それまでは低血圧症だったのに、高血圧症に変化してしまったらしい。
よくよく考えてみると、この友人は身内の不幸には慣れていたはずなのだ。
母親と長兄は事故による突然死、次兄と父親は長い間の病による病死で、彼女は自分の家族は居るが1人残されている。

「不幸に慣れる」ということは無いのだろうか?
まあ、歳を重ねていけば幸せも不幸も順ぐりに訪れるのは避けられないとしても、体質まで変わるほどのショック・ストレスは、そう多くはないと思う。

昨年の体験記事では、熱帯夜による寝不足でかなりイライラしているようだ。
今年は『クーラーマットとアイスノン枕』で、なんとか安眠は出来ている。
昨年のような「大騒ぎ」もなく、静かなお盆休みで、今週からサーヤは出勤。
夏負けしないように、家族で頑張らないと…。
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