やましたさんちの玉手箱
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巻き爪の悩み

痛くて歩けない… 靴もいろいろ試した… 

いつの間に、爪の異常に気づき、あの手この手を試すことに…。
生協のチラシや冊子で「巻き爪」関係の様々な処理法を試す。
曰く、「巻き爪食い込みガード」食い込む巻き爪を挟んでガードする装着簡単テープ、様々な形式があり、大小もあって間に合わせには良いみたい。


爪が伸びても切り難いから、どんどん伸びて固くなる。
で「巻き爪パチパチニッパー」なる専用の爪切りを購入。
刃先が薄く爪に沿いやすいカーブ形状、ただ何だか切れ過ぎそうで怖い。


そして、床に腰を下ろすのが嫌で、ヘッドに乗って切ろうと試みて大失敗。
そのままバランスを崩して転げ落ち、右の鎖骨を骨折した。
右手首に続いての骨折、またまた外科に通うはめに…。

爪は切れない…、ガードも張りにくい、仕方なく痛みに合わせて使い分けられるゴムの筒状「巻爪直子」なるものを購入。
しかし、これはまだ使用していない。


自分では爪切りは難しいと判断、風呂上がりに娘に「ニッパー」で爪切りを頼む。
意外に快く引き受けてくれたが、固くて切り難いし怖いし「専門の人に頼め」と言われた。
もはや致し方ない、ジャックに頼むのは論外、絶対に嫌がるに違いない。


ネット検索の結果

調べたら沢山見つかった…。
費用はみんな大体同くらい、一か所五千円程度。
両足の親指だから「一万円くらいかな」と考えて、行きやすい所を探す。

なるべくなら近くが望ましいのだが、豊洲には無いみたい。
門前仲町に専門店があるみたい…。
あれこれ悩んで「巻き爪補正店」を選択する。

完全予約制で下北沢を始め、銀座・溝の口・新宿と5店舗の展開。
下北沢なら様子は分かるが、最近の開発で様変わりしているし、豊洲からの行程が…。
渋谷なら桜が丘は開発外なので、大丈夫かなと思って予約…。

これが想定外のめちゃめちゃな有様に…。
それと、一か所5000円は、正に一つだけの価格だと、調査中に気づいた…。
爪の両脇で2か所、他の爪も合わせたら大変な額になる…。

コロナ過の前に企画していた「台湾旅行」の為の準備金が、ゼロになる危機。
でも、今の時世では旅行は夢のまた夢、かなり足弱になっているから旅行は無理…。
それよりも歩くことが先決、お金をかけても治せるなら治すべき。


渋谷が変わり過ぎていた…

しかし、渋谷はあまりにも変化が激しかった。
木場までバス、そして東西線から次々に乗り継いで渋谷に着く。
も、渋谷は新駅になったから、桜が丘に出る出口が分からない。

大体の見当で、ともかく出口に向かったが…。
これがまずかった…。
ユフィが考えたよりも、新渋谷駅は複雑で全く分かりにくい。

看板に極彩色で地図が出ているが、桜が丘の近くなのは確かだが方向しか分からず、そういう時はタクシーが一番。
近くで客待ちしているタクシーに乗ったが、番地もうろ覚えでしどろもどろ。

桜が丘公園の近くなのだが、その桜が丘公園が通じないのだ。
ともかく桜が丘に行くのだが、これが車だと遠回りで心細い…。
予約時間は迫るし…。ともかく降ろしてもらった。

周りの人に聞いても分からない。
コンビニで聞いたらとアドバイスされ、コンビニに飛び込む。
迷惑な客でもないおばあさんに、とても親切だった若い女性の店員さん。

自前の「スマホ」で親切に調べてくれて、地図も見せてくれて案内をしてくれた。
もう感謝感激、ともかく指示された通りに道を辿り、見つけた桜が丘公園。
とっても小さな公園で、近くの人も知らない訳だ。

辛うじて桜の樹はあったし、そこを曲がってたどり着いた「渋谷巻き爪補正店」
予約時間に10分遅れ、小さなビルの横のコンクリートむき出しの階段。
なんだか怖い、段差も違うし支えの手すりも心配な…。

ともかく急いで登り、呼び出しのボタンを押してドアを開けて…。
小さな入り口は入りづらいし危ないが、到着して安心したのでヤレヤレ。
若い男性が迎えてくれた…。

まずは謝って椅子に落ち着き、住所その他を診断書に書き込むのだが、
これが「アイパッド」だから書きにくいし焦っているし…。
ともかく事情を説明して、「爪切り」をお願いする。

曰く「年金生活でお金がない」「現在は痛くない」「手っ取り早い治療法」以上。
で、さっそく寝台に座り、足先を丹念に診てもらう。
爪切りで大丈夫とのことで、あのごっつい巻き爪用の爪切りで手早く切ってくれた。

奇麗で無いけどごめんなさい 親指だけでなく薬指・中指も曲がって伸びている…

で、ともかく渋谷は遠すぎるので、次の予約は「銀座店」に4月初めに決めてもらう。
伸びていたごっつい爪がきれいに切られて「物凄く安心」した。
あぶっなっかしい階段を襲る襲る降りて、ランチの店は横目に見送られて駅へ。

表通りでに出てやっと地理状態が分かった。
何のことはない、いつも目にし通っていた「井の頭線」の下の街並みだ。
漸く安心して東急の店に入り、パンなどを購入して帰路に着く。

でも地下鉄渋谷駅は遠かった、そう、井の頭線の改札から延々と歩くのだ。
登ったり降りたり階段も多いし、迷わず歩いてたどり着いた時はホッとした。
もう絶対に渋谷には来たくない、と決心したほど疲れた…。


銀座まではバス1本

そう、何が嬉しいって近いのだ、銀座は…。
サーヤ曰く「バスで銀座まで出れば地下鉄でどこへでも行ける」。
その通り、乗り継ぎも複雑な方法も無く、バスが便利…。

しかも今度の「銀座巻き爪補正店」は、我がマンションの最寄りの駅から乗って一本。
乗り換えなしで行ける便利な所にある。
曰く「エレベーターで上がれる」と治療した彼が言っていたから安心安全。

なにしろ前回は迷って迷って大変だったから、しっかりとリサーチしておく。
地図で辿り、歌舞伎座の前の大通りを入ったところと分かったから安心。
バスの降車駅が「銀座4丁目」か「築地」か迷うところ。

4月4日の月曜日はあいにくの雨になった。
しかも寒い、しっかりと着込んで出かける。
リサーチ済みなので落ち着いていられたが、渋谷騒動の二の舞はしたくない。

東京スカイツリー駅と新橋を結ぶバス便、定刻りに遅れて来た。
予約時間にしっかり間に合うから安心。
築地には30分くらいで着いたので、余裕を持って店を探す。

氷雨の中、歌舞伎座の前まで歩き、地下鉄の入口の近くにある路地を入る。
以前にネットの広告で見ていたから、地下鉄の出口を出てすぐ曲がるのは分かっていた。
渋谷で迷って困ったから、今度は十分にリサーチ済み。

路地を入ってすぐのビル、案内看板に「銀座巻き爪補正店」の文字を確かめホッ。
渋谷の彼が「エレベーターがある」と言っていたし、間違いはない。
但しマンションの一室らしく、エレベーターは中のようだ。

左脇のインターホンを見ながら402を押し、答えを待って名を告げる。
自分で扉を押して開ける、我が家がマンションなので要領は同じでよかった。
初めての訪問だし、マンションの構造も知らない以前なら迷ったね、きっと。


丁寧で優しい大満足 しかし痛かった、「大丈夫か?」

エレベーターで4階に上がり、目の前の部屋へ。
小っちゃな玄関、小さな部屋、なにしろ銀座、高いんだろうな~。
高い寝台に導かれ、ヨッコラショと座り、足先を靴下を脱いで前方に揃えて出す。

この寝台風椅子は渋谷と同じ。
そして治療開始、とっても丁寧且つ優しい。
「爪が縦に大きいですね」「あ、そう。偏平足だから…」

いろいろ話しながら、爪を切っていく。
2ミリくらいは伸びたかな?
「夏になると伸びが早まるので」「えぇそうなんだ」

優しく丁寧「この部分が痛むでしょう」って、分かっていて切っているのなら治療法の一つ?
指先を滑らかにする薬品をすりこみ、爪ににやすりをかけてとっても丁寧。
渋谷では「爪切り」だけだったよ。

大満足で銀座に出、美味しいハンバーグ食べたくて探したけど見つからない。
仕方なく交番と桜を2階から観つつ、石焼ビビンバを食べ、木村屋でパンを土産に買い、4丁目からバスで直帰する。

疲れたのか、珍しく朝までぐっすり寝た。
うん? 左足親指の爪の生え際が痛む…。
起きて確認するも、視覚ではわからないが「昨日爪切りの際に痛かった左端の部分」だ。

真っすぐ平らに切るのが巻き爪の切り方、両親指共に端まで鋏を入れていたみたい。
痛かったからよく覚えている。
「あれっ」と思ったんだけど、帰りの銀ブラでは平気だったし…。

ともかく痛くて歩けない、は大袈裟だが、歩くのは無理そう。
予定していたマッサージをキャンセルし、カーブスも休んだ。
左だけなら我慢するつもり、右も痛くならないよう祈る。

幸い1日で痛みは落ち着き、翌日は違和感はあるものの痛みは減った。
「爪切り」だけでこの騒ぎ、治療する場合はなにやら器具を装着するようから嫌だよね。
毎月通所するので、帰りの銀ブラを楽しみにしていよう。

次回は痛くないようお願いして…。
と、思っていたら、一週間後右足親指の右端が痛みだし…。
お風呂に出入りする際、浴槽の縁をまたぐとき親指をひっかけてしまう癖があるのだ。

最初に巻き爪に気づいたのもそれが最初、同じ轍は踏まないよう注意していたのに…。
わずかにまたぎ損ねて、指先をひっかけてしまった。
もう、戦々恐々、痛みに気を付けてそっと歩く。

で、落ち着いた一週間後、つま先の手入れ法として「ブラシで洗う方法」を実施する。
痛みが再開したら不安だから、恐る恐る試した…。
案の定、右の親指先の端の部分が痛む。

う~ん、微妙だよね。
次の予約はゴールデンウィークの始め、5月の2日だからともかく大事にしよう。
 
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