やましたさんちの玉手箱
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初めての接骨院は母の介護での腰痛

母の介護中のこと。
よく腰を痛めるという話は耳にしていたが、母の場合は肺炎にかかるまでは、元気にしていたので、世話はなかった。
自分で起きてトイレも済ませていたし、食事もよく食べてくれていた。

風邪を引いたのだと思った三日間で、すべては暗転する。
起き上がるのが自分ではできなくなり、介護用のベッドを入れてもらい、移動トイレもベッド脇に。
そして、まったく起き上がれない母を抱えて、トイレへの移動で腰をやられてしまった。
オムツまではまだ考えられない状態だったので、今から思えば、早く入院を考えるべきだったと思う。
楽して介護の「ツケ」は、大きいということ?

週に四回、ヘルパーさんが来てくれていたので、ヘルパーさんは慣れていて、見ているととても簡単そう。
ところが、私には大変な作業になってしまう。
で、初めての接骨院通院にということに。
この頃は、まさかながーいお付き合いになるとは、思ってもいなかった。

一応、整形外科にも通院はしたのだが、レントゲンを撮って説明はあるけれど、ガードルの使用と張り薬をくれただけ。
しかも混んでいて、待ち時間がすごい。
と、いうことで、出来立てのすぐ近くの接骨院へ行ってみた。
どのような状態なのかの検診があり、レントゲン撮影の結果も伝え、電気での治療とマッサージとの組み合わせで開始。

その頃には、母かかりつけの近くの病院に入院することができていた。
毎日の母の病院の見舞いと共に、私の腰痛の接骨院通いが始まった。
別に仕事もなく、家庭にどっぷり状態だったので、苦はなかったが。

またまた、楽なズボラ介護ということに。
よく考えたら、親不孝なのかなぁ。
母は「子孝行」だと、友人たちに言われてしまったけれど…。

ここの先生は非常に話題が豊富。
まだ、新しいため、それほどには忙しくなかったので、マッサージ中もいろいろおしゃべり。
母の見舞いに毎日通い、2~3日おきに接骨院にも通院する毎日。
母の介護はすべて病院任せなので、腰痛はみるみるうちに改善されていった。
自宅介護が続いていたら、腰痛はもっと長引いただろうと思う。
だいぶ経ってから、テレビで介護で腰痛にならない方法をやっていたが、後の祭り。

電気治療に20分、その後マッサージをしてくれるのだが、だんだん「じわぁー」と腰から背中にかけて温かくなってくる。
自分流の解釈だが、治ってきた感じがしてきた。
このときはこの辺で終了してもらった。

現在では、もう、あっちこっち治療中なので、自分流の解釈はしてできない。
触っただけで、どういう状態なのかがわかってしまう、ということを納得できているから…。

一人で忙しそうだったが、今では助手の女先生も独り立ちして治療にあたっているので、「よかった」と一安心。
初めの頃は、「手伝おうか」と考えた時期もあったくらいに忙しかったのだが、順調なようで何より。

老若男女、様々な患者さんで、いつもにぎやかな接骨院。
私はこの後、「左手首のヒビ」「パートでの腰痛」「パートでの膝痛」と、続けて通院することになってしまう。
稼いでは通院して支払う、という循環は、良いのか、どうなのか、よくは分からない。
ただし、そのうちの半分は「傷害保険」での支払いだったのが救い。

どんどん加齢は進行、体中調子は悪くなるばかりなのだから、末永くよろしくお願いします。先生!


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