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カーブスで転んで左腕が痛い

3日後 整形外科でレントゲン撮影を

2月の始めの日、寒い中頑張って行ったカーブスでは、3ヶ月に1回の「筋肉チェックの日」だった。
新しい会員さんがいっぱいで、ともかく教室内は大賑わい

スタッフは2年半の間に入れ替わりが激しく、現在は4名居るのだが、それでも「筋肉チェックの日」には手が回らないみたいだ。
マシーンも満杯で、ストレッチのコーナーにも数名、そして筋肉チェックには8名くらいが待っているし…。

上靴を脱いで血圧を計り、準備運動を軽くして待つのだが、この準備運動で「やってしまった」のだ。
軽く上下に10回飛び、その場でスクワットを3回、腰から曲げて両手を床につけるという運動の3種類。

マシーンを使用してのスクワットは慣れているが、何もつかまるものが無い状態では初めての経験。
3回目で体が後ろに行き過ぎて、左肩を下にして転がってしまう。

要するに、足の筋肉と体力不足の結果なのだ。
1月の寒さで風邪をしっかりとひき、熱こそ出なかったが「鼻水・咳・頭痛」が10日間近く続いていて、体力不足だったのだろうか。

なるべく買い物にも出ないようにし、カーブスだけはなんとか通っていたが、「筋肉チェック」は自分でも不安な状態ではあったのだ。
なんとなく足腰に力が入らない感じで、その不安が見事に転ぶことにつながり、その後何日も左腕に痛みが…。

その日は「筋肉チェック」は止め、マシーンとストレッチを軽くやって帰宅。
左手が上げ難く、痛みがあるので不安だったが、カーブスでスタッフがすぐに冷やしてくれたので、自宅に帰ってからも左腕を冷やしていた。

夕方心配したスタッフから電話があり、「転んだ状態と痛みがあることを顧問に報告し、1週間は冷やしてその後は温めるとよいとのことです」と伝えてくれた。

サーヤが湿布を持ってきてくれたので、夕方腕に貼ったがスースーして冷たいこと…。
「寝るときに貼ると風邪をひく位に冷たい」とジャック

冷やしたり湿布したり、でも痛みはなかなか治まらない。
水曜日もカーブスに行き、マシーンで出来ない腕上げなどは右手だけでこなして、軽めの運動にする。

夜、帰宅したサーヤに「痛みがまだ続いている」と告げると、「整形外科でレントゲン検査してくること」と厳命された。
「腕を上げると痛むのは、腕の打ち身ではなく肩の部分ではないのか?」と言うのだ。

ものを持つ時にも下げる持ち方では痛みが無く、持ち上げると痛みが走るので、なんとなく納得の状態。
4日目の木曜日、手を上げるのが辛いのでおかしいと思い、一番近い総合病院へ行く

幸いにも、整形外科は空いていてすぐに診てもらえたし、レントゲンも服の上から撮ってもらった(最近は簡単みたいで嬉しい)。
結果は、骨にはヒビなどの傷は無いと言う。

表面からは見えない『腱板(けんばん)』と言う内部にキズがあるのではないか、と先生は説明してくれた。
痛みが出る腕には、腫れも無く皮膚の色も変化が無いのだから、表面から見えない内部の故障の可能性が高いのだとか。
先生のメモ

「2週間分の湿布薬を出すので、様子を見てください」とのことで帰宅。
医療明細

ネットで『腱板』を検索する、全く初めて聞く名称なので…。
「腱板損傷」と真っ先に出たが、 肩関節の疾患で多く見られるのだとか。

「腱板と呼ばれる筋肉の束は、腕を上げたり、腕をねじったりするときに働きます。転倒などによって肩を強く打ったり、手をついたりすることで、切れてしまうこともあります」

「腱板は腕の一番深い部分にあり、肩関節を裏打ちするような位置関係にあります。4つの筋が上腕骨に幅広くくっついていて、腕をあらゆる方向に動かすことができます」

「腱板のうち、一部分が断裂したとしても、他の腱板を構成する筋肉がその代わりとして働くので、腕は多少上げにくいですが、全く上がらなくなるということがない」とのこと。

『五十肩の原因』にもなりかねない損傷のひとつらしい。
超音波検査は、リアルタイムで患部がどのようになっているかを調べることができるようなので、2週間様子見と言うこと。

「腱板損傷はよほどのことがない限り、リハビリ療法で治ります」とのことなので、ともかく湿布薬を続けることにする。
湿布薬

最初はサーヤに貼ってもらったのだが、「少し紫色になっているから」と、腱板部分ではなく鎖骨付近に張ってくれた。
鎖骨に近い部分に貼った

その日はジムに行ってスタッフに報告したが、「筋肉チェックの出来るテストだけやりましょう」と準備運動から始めさせられた。

スクワットは、前に体重をかけて気をつけて行う。
結果は散々で、全く力が入らないので当然実年齢より低くなってしまう
3つの全てが0表示、意気は全く上がらないが、マシーンの使用法では肩に力が入らない方法を教えてもらい、水曜日には全く上がらなかった左腕がなんとか動くようにはなった。

この『外用薬・ロキソニンテープ』は、「筋肉痛や関節痛を抑える薬・痛みや炎症を抑える薬」らしい。
7㎝×10㎝の小ささで、先生に確認したときは肩の前部分に縦に貼るように教えてもらっていたので、自分で鏡を前に置いて貼ってみた
小さいけど効果は強い?

貼る順番が提示されているので、自分だけでもなんとか貼れそうだし、いちいち人頼みにするのも…。
貼った後が赤くなっていて、効果が強そうなのだが少し心配。

「抗炎症薬を含む外用薬で、有効成分が皮膚から患部に浸透し、抗炎症作用を発揮する。炎症が鎮まり、腫れや痛みが和らぐ」らしいのだが、副作用に「発赤、刺激感」とあるから仕方ないかな。

「この薬は、飲み薬として汎用されているロキソプロフェン(ロキソニン錠)を、新たに経皮吸収型製剤として開発したものです」との説明に、ぴったりの投薬なのだと納得はする。

そして、インフルエンザの後遺症で苦しんで寝たり起きたりの何週間か、一週間後の検診が受けられなかった3月始め、胃の具合が悪いのでついでに寄った整形外科は混んでいて待つこと1時間以上。
その結果は「あ、動きますね、大丈夫でしょう」でお終いになる。

はあ、本当にもう大丈夫なのか、ユフィの表情に医師が「痛くて眠れない状態も無い様だし、このまま様子を見ましょう」って、拍子抜けしちゃった…
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