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作務衣を着せよう 着よう

パジャマ < ジャージー <作務衣> スーツ

 何もしない休日は一日パジャマか、ジャージー、近くへ出かけるのは一ヶ月も洗ってないジーンズにジャンパー、たまにスラックスはいても、ジャケットに靴はスニーカー。“うちの親父、だっせーなー”って思ってる若い人いますよね。
 とにかく、パジャマ以上でジャージー以上で、スーツにネクタイほどじゃないけど、見た目はつらつ、着心地らくちん、気分一新間違いなし、作務衣を着せよう、着よう、春だから。

 ところでご同輩、これから夏になって、花火の季節になると、週末若い二人が浴衣姿って、よく見かけるようになります。しかし、女の子はそれなりにカワユイけれど、どうも、浴衣姿の男っていまいちピンときませんね。牛蒡が筵巻いたみたいで、いや、牛蒡に失礼だった。
 着慣れないこともあるのですが、要は体型が着物形になっていないのです。着物が似合ってくるのは、ある程度中年になって、お腹も首も、少しふっくらしてこないと着こなせないのです。

 そうかといって、いきなり普段着に着物というわけにいきません。
そこで、お勧め、作務衣です。
 作務衣は、もともと禅宗の僧侶が日頃の作業着として、用いていたものですが、最近はいわゆる、ゲイジュツカがユニフォームみたいに着ているようです。いわく、書道家、陶芸家、蕎麦打ち職人、などなど、でも、別にこれ着たからって突然何か始めることはないのです。
 とにかく、部屋着としても、庭仕事するにも、ちょっと近くにでかけるにしても。まあ、スーツにタイで食事にまで行かない程度の、万用さがあるのですね。

 ジャックの作務衣は、綿100パーセントもので、紬風。
 作務衣は、通販でも沢山扱っていますが、紺や黒が多いみたいです。出たがりジャックとしては、少しはおしゃれっぽくいきたいので、この色この柄を選びました。
 本来は襦袢を着るのですが、動きやすさと、作務衣の色に合わせて、グレーのTシャツを着るようにしています。庭仕事をするときは、足になにかぶつかってもいいように、足袋を履くようにしています。
作務衣で庭仕事するジャック
作務衣と手ぬぐいを頭に巻くジャック 手ぬぐい 足袋 草履と下駄
 当然、履物は草履、棕櫚の皮を張ったようなもので、普段は裸足のまま履いています。(ジャックがいつも履いているので汚れが見えてごめん)初めて草履や下駄を履く時は、鼻緒に当たる部分の皮膚が摺れて、痛めることがあるので、初めてのときは、あまり長時間履かない様に、足袋はその分便利です。草履と下駄、両方鼻緒が黒いので、足袋は柄物のほうがアクセントに。

ジャックが被っているのはいずれも日本手拭、手拭や浴衣生地などの専門店『かまわぬ代官山店』で購入。上は小紋風のベージュ地にブルーの柄、もう一枚のデザインされている模様は、鎌のかま、○の、ひらがなので、『かまわぬ』と読ませます。『どうぞおかまいなく』といった気持ちの意味で、和装のものでは、よくデザインされるものです。

 
帆布の手提げ、作務衣で出かけるのには、すぐそこでも、できれば布製の手提げなんか欲しいですね。これは、30センチほどの深さの手提げ、東北・復興支援でデザインされたもの、気仙沼、の文字が元気そうです。

 作務衣を着る、着ないはともかく、これからの季節草履、下駄は涼しげでおすすめ。草履をずるずる、引きずって歩くの、けっこう楽しいよ。
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